2008年07月08日

『 「日本は先進国」のウソ 』

ちょうど洞爺湖サミットが開かれていますが、
今は「主要国首脳会議」と呼んでいるようですが、
開催され始めた当初は、「先進国首脳会議」と呼んでいたのですね。
当初から日本は参加してましたが、
日本は本当に「本当に」先進国なのか... という本。

ちょっとサミットネタが続いてしまったか...


「日本は先進国」のウソ
著者名:杉田聡(著)
出版社:平凡社
出版年:2008.06
ISBN :9784582854244


で、内容はちょっと左よりかな... と。
与党の批判が目立つぐらいならともかく、
ちょっと書いてあること、主張が、
「社民党」の主張と似ているような気がする。

書いてあることには
同意できることもあるのだけれど、
なんだか、先進国なのかどうかということよりも、
単に今の与党(主に自民党ですね)の政策批判本にも見えてくる...


それはともかくとして ...
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2008年04月27日

『 橋下徹のトライ!トライ!人生 』


橋下徹のトライ!トライ!人生
著者名:服部翔太(著)
出版社:コスミック出版
出版年:2008.03
ISBN :9784774790008


新大阪府知事はまだ30代(後半だけれど)。
その新知事が、弁護士になるまでの生い立ちと、
そして大阪府知事選挙での戦い方、と知事になったこれからについて。

ただ、その前にこの本の著者って、どうなんだろう?

どうでもいいけれど、数日の家出を
「プチホームレス」というのはちょっとどうか?
ホームレスって、本当に帰る家がないことでは... と思うけれど。
ちょっと流行の言葉に媚びすぎ?
(ささいなことかもしれないけれど)

2 橋本徹はどんな弁護士だったのか?
は、なんていうか、どんな弁護士だったのかという記述よりも、
この人の紹介にかこつけて、弁護士に関すること、
死刑論にに関すること、などの自論の展開のほうが目立つような気がする。

それならそれで独立した別の本を書けば、とも思ってしまうのだけれど...

で、肝心の...
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2008年03月18日

『 行政不況 』

行政不況ね...
一度法律を決めたら柔軟に改正、運用のなさそうな
(いや、改正はあるのだけれども... やはり柔軟にとは言いがたい?)
日本らしいことかもしれないけれども...


行政不況
著者名:中森貴和(著)
出版社:宝島社
出版年:2008.03
ISBN :9784796662734


法律改正、一部で規制強化が行われたことで
規制に対応しきれない中小企業が多くつぶれていく、
そのような規制強化の負の面が書き連ねてある...。

でも、読んでいてなんとなく疑問...。
規制に対応しきれない中小企業、を救う救済策なしに
規制強化だけ行った、というのは
行政、官僚に問題があるのかもしれない。
でも、... 本来、規制強化は悪徳業者を締め出す、減らすために
行われているものだから、
規制強化そのものに問題があるのではなくて、
(これは文中に書いてあるとおり)
真っ当な中小企業は救う策なしに施行した、ということに
問題がある、ということのようだし...。

ここには書いてない ...
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2008年03月03日

『 国会デスマッチ。 − 裏ネタ暴露100連発! 』

最近多い
(前から多いのか)
二世、三世議員の人たちには
わかってもらえない話なのかもしれない...


国会デスマッチ。
著者名:大仁田厚(著)
出版社:双葉社
出版年:2008.01
ISBN :9784575300130


帯には「これが政治の正体だ!」とあるけれど、
政治の建前と本音と、
どこにでもあるようなちょっとした裏話と、
新参者をなかなか受け入れようとしない日本によくある風景。

まぁ、「国会」の中のことゆえに、
議員になったものしか知り得ないこともあるだろうし、
それはそれで貴重な記録でしょうか!?

まぁ、これを読んでいると、
結局は「金」、資金力がモノをいうんですね。
政治(議員)の世界では。

実際には今の(議員の)給料などでは足らない、とも書かれてますが...

政治家が資金集めに必死になるわけだ。

これに懲りずにまた立候補してください...。
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2008年01月24日

読了 『 国家は、いらない 』

やっぱり何か違うかな。
今の日本の政府のやり方、というか
日本の仕組み、政策はおかしいのかもしれないけれども...

いや、やはり後から考えてもどうも納得いかない、というか腑に落ちない...


国家は、いらない
著者名:蔵研也(著)
出版社:洋泉社
出版年:2007.11
ISBN :9784862482082


結局最後まで読んだけれども、
この本の内容に全て賛同できるわけじゃない、と思った...

政府を小さくして、
民間にできることは民間にやらせて
自由競争に任せる。
今の日本もその流れ、にあるけれど、
やり方とか特に批判あり。
アメリカでも著者の理想まではいってないですよね。

でも、やはりですね ...
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2008年01月18日

半分ほど 『 国家は、いらない 』

半分ぐらい、いや半分までちょっといっていないぐらいか。

国家は、いらない
著者名:蔵研也(著)
出版社:洋泉社
出版年:2007.11
ISBN :9784862482082


ここまでは読んだけれども、
「著者の主張」は簡単に最初に書いてあったけれども、
本当に著者がいいたいこと、理想としていること、は
まだでてこないような気がする。

ここまででも、
賛同できる部分、
いやこれはちょっと、と思える部分、
まぁ、著者のようにしっかりした裏づけがあるわけでもないけれども、
賛同は出来ない部分も。
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2007年10月20日

『 戦略を持たない日本 − 子どもや孫に誇れる国づくりへ 』

日本が「アメリカの属国」と化していること。
片方、中国に迎合し頭が上がらない。
中国だけでなく、韓国にも一方的に言いがかりをつけられる。
こうなった原因は...? ということを問う本。


戦略を持たない日本
著者名:澁谷司(著)
出版社:経済界
出版年:2007.08
ISBN :9784766710359


ちょうど今、前防衛事務次官のゴルフ、飲食の接待問題が
報道されていますが、まぁ、この手の話、後を絶たないですね。

役人(官僚)は自分の利益ばかり追求し、自己保身にはしる、
政治家は、というと、自分の利益ばかり追求し、自己保身にはしる...
ん? 同じか...。
まぁ、国家の戦略を立てろ、といわれたところで
戦略を立てるべき人がこれじゃぁ、どうしようもないですね。

日本が戦略を持てなくなった ...
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2007年08月30日

『 昭和天皇ご自身による「天皇論」 』

貴重な記録なのかもしれない。
昭和天皇の発言記録の原文は別のところにあるとしても...


昭和天皇ご自身による「天皇論」
著者名:半藤一利(著)
出版社:講談社
出版年:2007.08
ISBN :9784062758529


主題は間違いなく、
昭和天皇に戦争責任はあるか」
だと思われる。
それについての著者の考えも書いてあるし、
また、外国(戦勝国)側の見方も書かれてあるし、
それなりに余り極端に感情的でなく、
比較的冷静に書かれてあるものと思えるかな...。

主題はともかくとして、
2.26事件当時の昭和天皇と側近、大臣とのやり取りは
結構生々しいものがあった。
ここに書かれてある記録が、一字一句正確に記録されたものがどうかは
不明。(内容にもそう書かれてある部分もある)
が、正直、
年ととられて落ち着いた姿しか(それもテレビが新聞で)
知らない自分にとって、
昭和天皇がこれほど激しいやり取りを行うことがあったのか、
という点は少し意外だったかもしれない...。
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2007年08月27日

『 改革ってそういうことじゃないんじゃないか会議 』

何だか本のタイトルと中身が
一致してないような気もするけれど、
「政治の解説書」です。


改革ってそういうことじゃないんじゃないか会議
著者名:荒井広幸(著)
出版社:情報センター出版局
出版年:2007.07
ISBN :9784795847521


タイトルだけ見ると、
本のなかで会議、もしくは対談が展開されているのか、とも
思えるけれど、そういうわけではない。
(そう見えたのは自分だけ?)

参議院選挙で自民党が大敗をし、
今日、安倍改造内閣が今日決まりました。
ここ1ヶ月ぐらいで大きく動きがありましたが
この本は参議院選挙の前に書かれた本。
一応その部分は注意した方がいいかもしれないですが、
書いてあることの殆どの部分は、
それだけで陳腐化するわけではなさそう。

今の政治が抱え持っているあらゆることへの
問題点をついているのではないでしょうか。
政治家だけでなく、マスコミへの意見とかも。

書いてあること、著者本人の主義主張については
賛否両論あると思います。
が、ここ数年ずっと誰かが言い続けてきた
「改革」とか「民営化」とか
本当のところ何がどうだったのか、
どこに問題を含んでいるのか、など
詳しく解説してると思います。
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2007年08月26日

『 民主主義という不思議な仕組み 』

帯に「若い人のための政治入門」と書いてあるけれど、
入門、というにはちょっと難しすぎる。


民主主義という不思議な仕組み
著者名:佐々木毅(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2007.08
ISBN :9784480687654


書いている側から見れば、
「これぐらい解ってくれないと」
ということなのかもしれないけれど、
正直なところ、この内容だと
入門のつもりで読むと、最初の方で挫折するんじゃないかな...と思える。

ある程度は政治とか民主主義とか、
入門編は卒業した、と言える人向け?
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2007年08月21日

『 少子化対策が日本をダメにする 』

「産めよ、増やせよ」で国は救えない!
は解る気がする。
ただ人口を増やすだけでどうする?
そもそも日本の人口は今でも多すぎるようにも思えるし、
本当は少しぐらい減った方がいいのでは?


少子化対策が日本をダメにする
著者名:和田秀樹(著)
出版社:グラフ社
出版年:2007.07
ISBN :9784766210798


「日本の人口は今でも多すぎる」
これは別にこの本には書いてない。
あくまで、私が勝手に考えたこと。

で、この本としては、
「産めよ、増やせよ」よりも、
少子化でもいいから「ゆとり教育」を見直して
教育水準の高い大人になるように育てろ。
高齢化社会は問題ではない、60歳以上、70歳以上でも
就業できる人は就業を促せば年金対策にもなる。
というようなもの。
この本では、理想のモデルとして北欧を挙げているようで、
税金が高くても、医療、福祉の整った社会を目指せ、ということらしい。
どっちかというとアメリカとは正反対の社会か。
(共産主義、という意味ではないので誤解なく)

まぁ、難しい部分は理解できないことと、
なんか賛同できなさそうなこともありそうだけれど、
今の「少子化対策」に問題があるのは事実のようですね。

なんとなく、以前に読んだこの人の本と
内容というか書いていることが同じようにも思えるけれど、
(それは当たり前か)
でも、読んでいて
タイトルが違うだけで同じ本にも思えた。
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2007年07月26日

『 東アジアの終戦記念日 − 敗北と勝利のあいだ 』


東アジアの終戦記念日
著者名:佐藤卓己(編集)
     孫安石(編集)
出版社:筑摩書房
出版年:2007.07
ISBN :9784480063731


8/15。
毎年この日が近づいてくると、
戦争がとか、靖国神社がとかいろいろとニュースでも流れる。
が、8/15 を「終戦記念日」としているのは日本だけ。
ちなみに南北朝鮮も 8/15 が記念日だけれど解放とか独立の記念日。

そもそも 8/15 って何があった日なのか?
何故日本では 8/15 が「終戦記念日」になっているのか?
日本周辺の国やアメリカではいつが「終戦の日」とされているのか。

ポツダム宣言受諾を連合国に回答したのは 8/14。
大本営が停戦命令を出したのは 8/16。
降伏文書に調印したのは 9/2。

じゃ、8/15 は.....?

そういうことを詳しく検証しなおした本。

少なくとも、日本と日本以外とでは、
「終戦」(「敗戦」? どっちでもいいや)
の日、についての認識が違う、ということ。
実際に戦闘が終わった日は、それこそ地域でばらばらだったこと。
千島列島やサハリンでは8月後半になって戦闘があったこと。

その辺の認識を新たにしてくれるかもしれません。
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2007年07月12日

『 2008年日本沈没 − 誰も語りたがらないシナリオ 』

最悪の事態をあらかじめ想定しておくことは必要なのだろうけれど...

2008年日本沈没
著者名:藤井厳喜(著)
出版社:ビジネス社
出版年:2007.06
ISBN :9784828413600


・目次
序章 日本を待ち受ける「二〇〇八年・悪夢のシナリオ」
第1章 二〇〇八年末、危険水域に入る日本経済
第2章 財政再建が日本経済を潰す
第3章 日本は中国の属国か?
第4章 格差が拡大し、無秩序化する世界
第5章 美しく、強い日本へ
付節 核武装国家の選択

目次を見ると、中国に対する反発、というのを感じさせる。
で、実際に中国は危険な国だから(そんな簡単な書き方じゃないけれど)
日本は中国に接近してはいけない、というのが大筋か。
でも大国はアメリカか中国、どちらをとるか、
アメリカを選択したとしても安心は出来ないという。
いろいろとアメリカの今後についても、
日本に対する不安材料が並べられている。
これでも本当にアメリカと強調をとる?

なんか危険とか最悪の事態を予測して、
それに備えろ、というのはいいとしても、
備え方というか対処法が現実的なのか?
実際に行えるのか? という疑問もありそう。
少なくとも今の政府では無理だと思えるけれど、違うのかな?

将来、世界は複数の文明圏に分裂していくと。
でも、日本は元々日本1国だけの文明圏だったというし、
日本だけどうすればいいの?
日本だけはアメリカと強調?
そこだけは他の流れとは違う、ということ?
よくわからない...

ここまで書くならば、いっそのこと、
著者に首相になってもらえば? という気もしてくる...。
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2007年07月08日

『 永田町取材日記 阿比留のブログ − 国を憂い、われとわが身を甘やかすの記 』


永田町取材日記 阿比留のブログ
著者名:阿比留瑠比(著)
出版社:産経新聞出版
出版年:2007.02
ISBN :9784902970982


産経新聞の記者が書いたブログから、
昨年の記事のうち89本が収録されている。

産経新聞って、右寄りといわれるけれど、
この本も、それに沿ったような内容か。そんな感じもする。

すくなくとも、著者個人の主張、と思える部分
(これが結構多い)は
あまり中立な立場では書かれてない、と思える。

野党の裏側、が暴露されている。
この本だけを読むと、民主党をはじめ社民党など
ろくな政党じゃない、と思えるけれど、
じゃ、自民党はどうなのか?
その疑問の答えはこの本からは見えない...。

そういう偏りはあるにしても、
普段報道されないことがいくらでもある、
ということ自体を知ることは出来ると思います。
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2007年05月12日

『 失言から見た政治家の品格 』


失言から見た政治家の品格
著者名:牧野武文(著)
出版社:インフォレスト
出版年:2007.03
ISBN :9784898147214


ひとくちに「失言」といっても、
いろいろなケースが収録されている。
なかには意図して言ってるのではないか、というようなものも、
意図して言ってるのは「失言」じゃないか...。

戦後、50年代からの「失言」が並べられているけれど、
載っている量は90年代以降とか、2001年以降のほうが多いような。
これは失言が増えている、というより、
昔のは主なのだけ採りあげている(その解説は多い)、
というようにも思えるけれど、
どうなのだろう?
その辺はよく分からない...。

で、この本で政治家の品格、が分かるのかというと
うーん、よく分からない...
(分かるのかどうかがよく分からない)
分かるのは、政治家も普通の人だっていうこと?

「永田町」という場所でだけ通じている言葉があって、
普段はそういう言葉が報道されているから
政治家の話すことはよく理解できない。
で、普通に話し言葉が出てしまうと、
それが「失言」として扱われているのかな...と。

政治家の発言は「それがどんな立場での発言であっても」
周りに伝わり、報道されたりすると、
国として、または自治体としての公的な発言と
みなされたりする可能性があるのだから、
「失言」には気をつけてもらわないといけないのは
当たり前だろうけれど、
「失言」のあった後の対応の方が、
お粗末だったりするような。
言った、言ってないの応酬とか
撤回しないと審議に応じないとか、
国会は揚げ足取りの場所じゃないぞ...
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2007年01月26日

片手落ち?『 「日の丸・君が代」を強制してはならない − 都教委通達違憲判決の意義 』


「日の丸・君が代」を強制してはならない
著者名:澤藤統一郎(著)
出版社:岩波書店
出版年:2006.12
ISBN :9784000093910


ブックレットなので、すぐ読めてしまうのですが、
読んでいてちょっと疑問が...

(推進派について)
そのそも何故に「国旗(日の丸)」「国歌(君が代)」)を
教育の現場で強制する?
そこまでしないといけない理由は?
アメリカの学校では、毎日国歌を歌うようなことを聞いたことがあるけれど、
日本とアメリカでは国の成り立ちも違うし、民族構成も異なる。
(日本に帰化した人も増えているかもしれませんが...)
単にアメリカの真似をしているのであれば、ちょっと違うような...

(反対派について)
国旗、国歌に反対しているのか、日の丸、君が代に反対しているのか?
つまり、国旗、国歌が「日の丸」「君が代」でなかったとしたらどうなのか?
「日の丸・君が代」を強制反対、といっているけれど、
単に反対だけで、ではどうしたいのか、がない。
(以前の国会での某野党みたい)

日本国憲法 第19条に、
「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」
という条文がある。
これを考えれば、「日の丸・君が代」を強制は違憲と解釈できそうだけれど、
日本も「国家」である以上は、何か一つにまとまるものは必要とは思わないのか?
それとも「国家」なんてなくていい、日本という国はなくてもいい、ということ?

なにか釈然としません...
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2006年12月19日

『 安倍晋三の本性 』 お国のために死ねる愛国者を ??

「美しい国」の正体を暴く。
しかし、だからといって...


安倍晋三の本性
著者名:俵義文(著)
出版社:金曜日
出版年:2006.11
ISBN :4906605206


現首相「安倍晋三」氏に対する批判書。
安倍晋三氏の主張が、「美しい国へ」 からの
引用なのはまぁ妥当なところとして、著者側の主張に「しんぶん赤旗」が
目立つ(かな?)のは、左翼系から見た「安倍晋三」像、ということだろうか。
まぁ、他の大手新聞に載った記事からの引用も結構あるけれど。

今の政策が全ていいとは思わないけれど、
ここまで批判しているにもかかわらず、著者の思い描く理想像は見えてこない。
単に批判にとどまっているような感じ。

「極右」のような書き方がされているけれど、
だからといって、戦前の日本のような軍国主義の体制に
戻ることは本当にあるのだろうか?

批判するだけで対案を示さない、一昔前の共産党、社会党が
そのまま現れたように思えた内容だった。

あんまりいいたい放題、というほどではなかったかな。
書く内容があまりなかった...。
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2006年12月01日

『 増税も改革も必要ない! − 誰がウソをついているのか 』

さらば、
小泉前首相、ホリエモン、村上ファンド、福井日銀総裁
この人たちがいなくなったら景気は回復する!!
(本の帯から)

批判のターゲットははっきりと明記してあるのだけど...


誰がウソをついているのか
著者名:森永卓郎(著)
出版社:ビジネス社
出版年:2006.09
ISBN :4828412859


読んでも、どうもしっくりこない。
はじめに、で 「小泉改革は何を残したのか」とある通り、
小泉政権に対しての批判を書こうとした、と思われるのだが、
具体的なことになっていくと何か矛盾点が見えてくる、と思える。

年収300万から500万ぐらいが望ましい、とか書いてあるのに
増税の計算の前提が年収700万とはどういうこと?
しかも標準的な家庭モデル、専業主婦と子供二人という想定がしてある。
この想定だと夫一人で年収700万。
今、そんな家庭は日本にどれぐらいあるのだろうか?

日銀の政策で、地価の下落が悪のようにも書いてあるけれども、
もともとバブル期に異常に上がり過ぎた地価。
下がって当たり前なのではないのだろうか?
地価下落で損するのは、「バブルに浮かれた者のツケ」だと思う。
いずれ元の正常な価格に戻さなければならないわけだし...

就業構造基本調査の期間が1997年から2002年だとか、
貧困率(OECD ※ の調査)の比較が1980年代半ばと2000年とか、
所得格差は1980年代から拡大を始め、とか、
会社の仕組みがこの10年で悪化したとか、
なにか、少なくとも小泉政権とは外れてるのでは?
と思えるようなことが見えてくる。

※ OECD
(参考)経済協力開発機構 - Wikipedia

個々の数字は正しい、という前提で考えても
これを全て小泉政権に結びつけるのはちょっと強引?
まぁ、こういう悪化した状況に対して、
「小泉政権が正しい政策を行わなかった」と言うのであれば、
まだ分かるような気もするのだけれど...

書いてあることを1つ1つ見ていけば、
正論なのかな、と思えることもあるのだけれど、
何か全体としてしっくりこない。
おそらく、書いていることの原因を
ごく僅かの人達に求めているところに問題があるのかな、と。

小泉前首相、ホリエモン、村上ファンド、福井日銀総裁
この人たちがいなくなったら景気は回復する!!

本当にそうか?
「この人たちがいなくなったら景気は回復する」
そんな簡単なものだろうか?

「このようなタイプの人たちがいなくなったら景気は回復する」
だったら分かるような気もする。
多分該当する人ははるかに多いはず。
それこそ、政界とか官僚なんか殆ど入れ替え、ぐらいの
事を行わない限り構造なんて変わらないと思う。

根はもっと深いのではないだろうか...。

デタラメが書いてある本だとは思えないのだけれども、
少なくとも内容とタイトル、帯のコピーが一致してない。
そういう違和感はありました。

なんだか脈絡のない文章になってしまったかも...。
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2006年11月02日

『 「小さな政府」を問いなおす 』 (2)

続き。
前回書ききれなかったこと。


「小さな政府」を問いなおす
著者名:岩田規久男(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2006.09
ISBN :448006320X


読んで気になったことはいろいろあるのだけれど、
(なにか偏見を持って読んでいたからか?)
残りいくつか。

私は社会主義そのものには賛成できません。
が、社会主義国が崩壊していった原因は、
社会主義が資本主義に負けた、というだけではないと思っています。
そもそも(当時の)ソ連をはじめ東欧諸国は、社会主義というよりも
独裁主義だったように思える。
社会主義を唱えたマルクスは、
「社会主義が成立すると国家そのものがなくなる」という思想を持っていたらしい。
が、現実はそうはいかなかった。
人はいったん権力を手にすると、手放せなくなる欲に駆られてしまうのでしょうか。

では資本主義は正義なのか、というとそうも思えない。
市場が監視機関の「介入」を必要とするのは、
資本主義の思想にも無理がある、ということではないでしょうか。
「小さな政府」を目指して市場を競争原理に任せる。
でも競争原理は必ずしも正常にははたらかない。
過剰な競争になってサービスの質が低下する、安全性が低下する。

今ちょうどソフトバンクが携帯でトラブルを起こしているが、
ADSL 参入の時もそうだった。
価格を思い切り切り下げる、というのは消費者に魅力として映るかもしれないが、
そのために、サポート体制が犠牲になったりシステムが貧弱なまま、というのでは
単なる「安かろう、悪かろう」の世界。
NTT で起きた IP電話の件も同じようなものかな。

それと、資本主義、というのは
「市場が常に成長する」ことを前提としているようにも思える。
以前にも書いたような気もするけれど、
永遠に成長する市場なんてない、と思える。
そういう意味では、資本主義もどこかで壁にぶつかるのではないだろうか?

「小さな政府」というのが本当に理想なのか、
あらためて問い直した方がいい、
本の内容とは違ってくるが、
そういう意味で「小さな政府を問い直す」必要があるのでは、
と読んで感じました。
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2006年10月30日

『 「小さな政府」を問いなおす 』

「小さな政府」の光と影を歴史的に捉えなおすことで、
現在生じている問題への理解が深まる政治・経済入門。
(本の帯から)
ということだけれども...


「小さな政府」を問いなおす
著者名:岩田規久男(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2006.09
ISBN :448006320X


「小さな政府」。
政府の市場への介入を最小限にする。
民間に出来ることは民間にさせる。
この方向を取った小泉改革の功罪、そして
小泉政権以後の政権(今の安倍政権ですね)は何をすべきか、
を解説している。

また、日本の例と比較するために、
イギリス、スウェーデンでの改革の例も紹介してある。

内容は少々難しいけれど、
資本主義での経済の仕組み、
問題が起こったときの政策と、
その政策を実行したときにどういうことが起こりうるか、
など書かれてあるので、
経済の仕組みを(とりあえず?)理解しようとするには
いいかもしれない。

が、読んでみて何かしっくり来ない...。
書いてあることと現実がどうも一致していないようにも思う。
そういう点で気になったこと。

非正規社員やフリーターなどの増加。
知識や技術を学ぶ機会を与え、再挑戦できる機会を増やすだけで解決するのか?
非正規社員やフリーターは、知識や技術がないから正社員になれないのか?
企業が「正社員を削減する」という方針を変えない限りは
どうにも解決しそうにもない。

全く考慮されていないこととして、
「生産性の向上」の名のもとに「サービス残業」が行われていること。
今、企業の業績が回復しているといっても、
正社員を削減したこと、過度なサービス残業を課している上での
結果、であることは考慮しなければいけないのでは?
サービス残業は立派な?違法行為。
これを監視、規制できる有効なシステムが存在しない。
これは日本だけの問題なのだろうか?

あと、まだあるのだけれど、
まとめるのに時間がかかりそうなので
とりあえず「続く」にしておこう... 63916


(追記 11/2)
『 「小さな政府」を問いなおす 』 (2)

posted by Silent Bells at 07:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治もの

2006年09月27日

『 憲法九条を世界遺産に 』

憲法九条、ある意味理想だとは思うけれど...

憲法九条を世界遺産に
著者名:太田光(著)
     中沢新一(著)
出版社:集英社
出版年:2006.08
ISBN :4087203530


大半が著者二人の対談形式。
宮沢賢治の話から入ってくるのは結構意外だと感じた。
単に自分が宮沢賢治について詳しく知らないからか、
その辺は単に自分の知識不足。

で、ここからいろいろ言いたいこと。
posted by Silent Bells at 01:32| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治もの

2006年09月24日

『 歴代総理の通信簿 − 間違いだらけの首相選び 』  (2)

最後まで読んで何となくわかったような ...

歴代総理の通信簿
著者名:八幡和郎(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2006.08
ISBN :4569654614


> ここまでの感想だけれど、
> やはり純粋に客観的な判断を出すことは無理なのかも。
> おそらく、著者の理想とする首相像、というのがあって
> それを元に判断しているのでは? というようにも思える。

途中まで読んでいて、どうしても解からなかったこと。

「首相としての評価の基準」

「著者の理想とする首相像、というのがって」というのも
読んでいくうちに、ちょっと違う、という気もしてきた。
どうも判断に一貫性がないような気がしてきて...
同じようなことをした首相で、何故これだけ評価がちがうのか、とか。

で、最後に近い部分まで読んで
(歴代順に紹介されているので、つまり最近の首相の紹介のところまできて)
やっと判断の基準が解かったような気がする。

判断の基準そのものは実は最終章に書いてあったのだけれど、
自分では、
「国内外のそのときの情勢に柔軟に対処し、適切な政策を実行できたか」
ということのようだと解釈した。

国内外の情勢は常に動いている。
だから同じ政策でも、行った時期が違えば結果は違ってくる。
それゆえ、「そのときの情勢に合った政策」を実行しなければ、情勢は悪化する。
それが判断基準だったのかな、と。

ただ、これをもって客観的な判断なのか、といわれると、
やっぱり疑問。
というのは評価をするときには、やっぱりその人の主義主張が
繁栄されているはず、と思うから。
評価する人の主義主張が違えば、当然評価も変わってくる。

著者の場合、気になる点は例えば、
「経済成長のために努力することを拒否する国民に繁栄はない」とか。

「常に成長しつづける経済」はありえない、と思う。
国内外にどんなに市場を求めても、
地球の大きさが変わらない以上、
必ずどこかに限界があるはず(というのが自分の意見)。
限界を意識した政策があってもいいのでは、という気もする。

人口減少、の問題に対しては、
そもそも「日本の国力でどれだけの人口が適当なのか」が
先にあるべきだと思う。
それがなくて「人口が減少に転じたから何か対策を」で
本当に大丈夫なのだろうか...?

歴代総理の経歴を知りたい、というのであれば
読んでみてもいいかと思います。
いずれにしても、内容の鵜呑みは問題かも。
posted by Silent Bells at 02:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治もの

2006年06月02日

『 道路の権力 − 道路公団民営化の攻防一〇〇〇日 』 (1)

まだ読み始め。
1章まで。


道路の権力
著者名:猪瀬直樹
出版社:文藝春秋
出版年:2006.03
ISBN :4167431122


道路公団民営化まで1000日の攻防の記録。

ここまで読むだけでも、
この先の展開が波乱になることが予想できる。

しかし、当時の民営化反対勢力、というのが
大抵既得権益を守ろうとしていること。
そのための反対。
そう考えると政治家も役人も「自分の身の保身」しか
頭にないのだろうか...。

しかしページ数は多い。
読み終えるには時間がかかりそう... 63739
posted by Silent Bells at 02:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治もの

2006年05月13日

『 「市町村合併」の次は「道州制」か (地方自治土曜講座ブックレット) 』

地方自治体の合併ラッシュ。
いわゆる「平成の大合併」は本当に良いことだったのか?


「市町村合併」の次は「道州制」か
著者名:森啓
出版社:公人の友社
出版年:2006.05
ISBN :4875553986


ページ数の少ないブックレットなので、
そんなに詳細が書かれているわけではないです。
ただ、国が特に「財政的なこと」を理由に
市町村の合併を推し進めた、
推し進めた、というより半分強制させたというところもあるかもしれません。

あとは数例ですが、
合併に関わった(結果として合併しなかったところも)町の
町長の話もあるので、
市町村の実態はどんなものか、をある程度知ることはできます。

市町村の合併の次に控えているのは...

「道州制」ということらしいが、
今のままでは「単なる都道府県の合併」になる。
それでは「道州制」の意味がない、
本来の「道州制」は、たとえばアメリカの連邦制のように、
地方にもっと権限を持たせるものでないといけない、
ということのよう。
ただ、それについてはあまり詳しくは書かれていない。
警告を発しているだけ、か。
ページ数の都合もあるのかもしれないけれど...
posted by Silent Bells at 12:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治もの

2005年11月03日

『新円切替 - 国家破産で円が紙くずとなる日』(2)

とりあえず読んだけれど...

新円切替
著者名:藤井厳喜
出版社:光文社
出版年:2004.05
ISBN :433493336X


書いてあることを理解するには、ある程度の経済の知識は必要かも。
私にはよくわからないことが多かったので、読み飛ばした部分も多いです。

内容は、日本政府が膨大な借金をかかえていて
どうにもならない状態にある、ということ。
それを解決するためのシナリオとして、最悪の選択肢を
選ぶ可能性もある63651、ということ。(ちょっと簡単にまとめすぎ?)

この本によると、国家破産した場合、よほどの大金持ちでないかぎり、
自分の資産を失ってしまうようです。63897
銀行に預けていても、預金封鎖されてしまえばお金を引き出せなくなる。
かといって自宅に持っていても、新札切り替えでなおかつ旧札の使用停止に
なれば、持っていた旧札は紙くずとなる.....

じゃあお金よりも現物の資産を持っていたほうがいいんでしょうか。
土地? 土地は今更.... という気も。

それじゃ他の物となると....
posted by Silent Bells at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治もの