2008年07月19日

『 戦国武将の通知表 − 八幡和郎が現代政治の視点から史実を徹底検証! 』

戦国大名の... という割にはいわゆる参謀クラスの人物も出てくる...
と思ってタイトル見なおしたら「戦国武将の 」ですか。
勝手にタイトル勘違い...。


戦国武将の通知表
著者名:
出版社:宝島社
出版年:2008.07
ISBN :9784796664998


実際紹介されている武将は、
応仁の乱のときの人物から、江戸時代初期まで。
戦国時代の始まりと終わりをそっくり含める範囲ですね。

結果として、
まぁ、有名な武将が上位にくる、
無難な路線ですか。
判断項目に「知名度」もあるので、
これはしょうがないですかね。

トップ3にきたのは、
まぁ、あまりにも有名な3名ですね。
(あえて書かないことにします)

まぁ、中には悲劇の武将などもいるようだし、
歴史では評価されていても、
結果的にそういう武将は点数低くなってしまうのですが...

ちなみに、
これ、各項目の星の数と総合評価の点数って
合っているはずなんでしょうか?
なんとなくあれ、という感じもしたので... ちょっと疑問。
といってもいちいち数字を足して... なんて
検証をしたわけでもなく、なんとなくなのですが...
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2008年06月19日

『 古代史悪党列伝 − 「正史」に封印された謎と真実 』

同じような本がいくつかありますね。
だいたい著者も同じ。
言い換えたら、一人の著者が同じ時代のことについて、
いくつか視点を変えて書いた本を出している、
ということで... あってるかな...。


古代史悪党列伝
著者名:関裕二(著)
出版社:主婦と生活社
出版年:2008.06
ISBN :9784391135756


範囲は日本史の始まりの部分、
いわば古事記や日本書紀に書かれている「神話」から
奈良時代までの終わりぐらいまで。

まぁ、その中で
うーん、最初は特定の人物を指してなさそうにも見えるけれど、
途中からは人物がはっきりとでてきます。

そこに紹介されている全てが「悪党」=「ワル」とは限らない。
むしろ、たとえばいぜんなら歴史の教科書で
(まぁ、元をただせば日本書紀の内容、だけど)、「悪い人物」と
されていた人ほど、「実はどちらかというと善人」で
教科書のなかで大きく持ち上げられている人物ほど、
「悪党」だったりする...


ここで書かれてある ...
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2008年06月01日

『 誰も知らない世界と日本のまちがい − 自由と国家と資本主義 』

長〜い。
やっと読み終わった...。


誰も知らない世界と日本のまちがい
著者名:松岡正剛(著)
出版社:春秋社
出版年:2007.12
ISBN :9784393332719


後半は明治以降から現在まで。
それと今の社会...? 情勢(とした方がいいか)について。

今世界中でいろいろ起きている問題も、
植民地政策、帝国主義、東西冷戦を見てみると、
それらのどとかが問題の発端になっていることも多いようですね。
いわゆる欧米列強の負の遺産、みたいなものでしょうか。
日本もその仲間入りをしようとして、結局失敗した。

内容全般にたいして、
ずっと話し言葉で書かれてあるので、
(それゆえ読みやすいのかな、とも思えたのですが...)
なにかの講演か講義の内容かと思っていたら、
聞き手がいたらしいけれど、じっさいの講義などとは
違うようですね。


途中頻繁に ...
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2008年05月29日

まだ途中 『 誰も知らない世界と日本のまちがい − 自由と国家と資本主義 』

まだ半分ほど。
(ちょっと内容が多くて... 言い訳)


誰も知らない世界と日本のまちがい
著者名:松岡正剛(著)
出版社:春秋社
出版年:2007.12
ISBN :9784393332719


本当は純粋な歴史書じゃないんだけれど(と思う)、
今の世界がなぜこうなっているか、を
歴史を追っていくことによって説明しようとする、
という本、でしょうか。

読んだところまでで言うと、今のところ、
日本で言う戦国時代から、明治の日清戦争、日露戦争の
ところまで。
まぁ、大航海時代から植民地、そして帝国主義にいたる
ところまで、ですか。

でも、こういう
日本史とか世界史とか分けずに
並行で説明する方が、本当はわかりやすい。
日本も海外も、それぞれが関わりあって
変わって言ったのだから... という気がする。

ということで、残りは読み終わってから。


読了 ...
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2008年05月26日

『 捏造の世界史 − 人はなぜ騙されるのか 』

タイトルで期待していたのとは
ちょっと違った...。


捏造の世界史
著者名:奥菜秀次(著)
出版社:祥伝社
出版年:2008.04
ISBN :9784396314552


帯の「歴史を騒がせた5大偽造事件」、
うーん、そうなのか?
5大事件じゃなくて5大偽造事件ですからね。
ただし、そのつづきの
「その全貌が明らかに」って、
事件のどれも真相が明らかになってないのに...
と思ったけれど、
これは「偽造の全貌が明らかに」ということなのでしょうか。
真相は闇の中だけれど、偽造の手口はわかったよ、と。

でもこの5つで ...
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2008年05月24日

『 日本人が知ってはならない歴史 続 』

最後まで読むと、
結構根が深いですね。


日本人が知ってはならない歴史 続
著者名:若狭和朋(著)
出版社:朱鳥社
出版年:2007.12
ISBN :9784434113581


やはりちょっと読みにくい。
もうちょっと整理して簡潔に書いてあるほうが.. と思えるのだけれど。
ただ、著者も自覚しているようで、
文中に書いているようですね。

日露戦争後から終戦後まで、ぐらいの期間。
その間の日本(政府)には実質戦略なんてなかった、と。
その間、間接的にでも日本を動かしていたのは、
ある思想の人たち。
それに気づけなかった政府が、日本が、
戦争に引きずり込まれて、
挙句の果てに敗戦になってしまったと。


「東京裁判」には ...
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2008年05月23日

読み始め 『 日本人が知ってはならない歴史 続 』

まだ1/3ぐらいまでなんだけれど...

日本人が知ってはならない歴史 続
著者名:若狭和朋(著)
出版社:朱鳥社
出版年:2007.12
ISBN :9784434113581


ここまででの感想だけれど、
まぁ、著者の言いたいことは(何となく)分かるような気がする。
気がするだけかもしれないけれど...

(特に)中国、韓国に対して
弱腰の日本人、
弱腰の日本政府(こちらの方が協調されてる?)、
そういうところに「物申す」という感じなんだけれど、
うーん、
そういう感じが強く出すぎているかな...

読む側にとっては
話がまとまってなくてちょっと読みにくい。
紹介されている時代も前後したり、
なんていうか、
「物申す」という感情のままに書いた文章、
そんな感じ... かな?

簡潔にわかり易く、
という本ではなさそうです。

読了 ...
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2008年04月02日

『 5万年前 − このとき人類の壮大な旅が始まった 』

これは歴史の本か?
でも動物の本、としてしまうのはなんだか...


5万年前
著者名:ニコラス・ウェイド(著)
     沼尻由起子(訳)
出版社:イースト・プレス
出版年:2007.09
ISBN :9784872578287


考古学とかでは
証拠が残っていなくて突き止めようもない、
というようなことを、遺伝子をもとに
解明していく、という内容です。

内容は結構難しい。
で、よく理解できないようなことも。
こういう今までとは違う方向からの研究のアプローチって、
今までわからなかったことが解明できたりと、
そういう点では面白そうなのかもしれないけれど、
難しくて、本当なのかどうかなんて、
自分には判断できない...。

5万年前にアフリカ大陸から離れて
世界各地に移動していった人類の祖全は
アフリカ大陸から離れた時には150人だったという。

150人ねぇ...
本当に? というのが正直言って疑問だけれども、
そういう計算になるんだそうで。

でもなんだか ...
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2008年02月28日

『 足利義満 消された日本国王 』


足利義満 消された日本国王
著者名:小島毅(著)
出版社:光文社
出版年:2008.02
ISBN :9784334034405


出だしが「金閣の炎上」で始まる...
余りにも有名な建造物だけれど、
現在のものは再建されたもの。
そう、1950年に放火で焼け落ちてしまったのですね。
京都にあったため戦災にも遭うことなく残っていたのですが...

その金閣を造営した人物の話。

歴史上有名な人物のはず、だけれど、
あまり人気がないのか関心をもたれないのか、
この人物に対しての話って余り出てこないですね...。

その「人気がない」というのが
意図的に仕向けられたものだとすれば...?

しかしまぁ、 ...
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2008年02月26日

『 歴史Web − 日本史の重大事件がホームページになった! 』

最後まで読んだ(いや、見た)けれども、
やはり現実離れしていて面白いのは最初の方か。
(歴史でいうと古い方)
そうでないところでも面白いところもあるけれども...


歴史Web − 日本史の重大事件がホームページになった!
著者名:藤井青銅(著)
出版社:日本文芸社
出版年:2008.01
ISBN :9784537254921


で、幕末でこの本は終わり。
「え、ここで終わり?」

うーん、
どうせなら、明治維新とか、
日清、日露戦争から、朝鮮半島の併合、
そして日中戦争、太平洋戦争へ... と続くところを
(途中の米騒動とか)
どういうサイトにしてくれるのか、
それも見てみたかったような...

当時の新聞と同じで
言論統制で「大本営発表」ばかりになっていくのでしょうか?

それを考えると、
江戸時代に限らず、幕府だって統制社会、
仮にネットが当時あったとして(絶対ないけれども!!)、
幕府、政府の公式ページはあっても、
一般市民の自由なページは... 規制されて作ることも出来なかったのでは...?
今の中国、北朝鮮を見ればそれが想像できる...

あら、ちょっと現実をみて冷めてしまったのでしょうか...。

何も考えずに読むほうがいいのかもしれないですね。

でも、歴史の流れを一通り知っておいてから読んだ方がいいかも。
じゃないと、書いてあることの意図がわからない可能性あり...

全体を通して ...
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2008年02月18日

読み始め 『 歴史Web − 日本史の重大事件がホームページになった! 』


歴史Web − 日本史の重大事件がホームページになった!
著者名:藤井青銅(著)
出版社:日本文芸社
出版年:2008.01
ISBN :9784537254921


まだ本当に読みはじめだけれど、
これ、結構面白いです。
「読む」、というか「見る」というほうが
適切かな、とも思えるけれども。

その時代時代の人物、もしくは団体(?)が
当時のホームページを作る。

時代がだんだんと現在に近づいてくるにつれて、
現代と似通ってくる(だろう)から、
遠い古代の方が面白いのかな、
となると、最初の方が面白い?

「古墳」に耐震構造資格なんてあるのかっ!
とつっこみたくなるけれども。
現代と遠くはなれた時代を
無理やり現代風に表現しているところはなかなか...

(2/26 追記)
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2008年02月08日

『 江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた − サムライと庶民365日の真実 』

江戸の歴史、真実、なんですね。
江戸時代の真実、じゃなくて。
だからですか、場所がほぼ「江戸」限定なのは...


江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた
著者名:古川愛哲(著)
出版社:講談社
出版年:2008.01
ISBN :9784062724791


帯に
「時代劇で見る江戸の町は嘘ばっかり!」
とあります。
時代考証の人はいるのでしょうけれども、
そもそも、「時代劇」を当時の正確な再現、のつもりで
見ている人なんているのでしょうか?
多分、殆どいないような気もする...

まぁ、それはそれとして、
実際当時の江戸はどんなものだったのか、
ということはこと細かくかかれてます。
そういうことを知りたいなら読んでもいいでしょうか。

本当は、本のタイトルにあった
「大正時代にねじ曲げられた」という部分、
ここをもっと多く書いてほしかったような気がする。

悪いとは思わないけれども、
タイトルで選ぶと意外というか、
少し拍子抜けするのかも...
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2007年12月28日

『 ケネディ − 「神話」と実像 』

アメリカの大統領の中で
有名な人、もしくは人気のある人となると、
おそらく確実に出てくる人。
そのケネディの少年時代からの実像。


ケネディ
著者名:土田宏(著)
出版社:中央公論新社
出版年:2007.11
ISBN :9784121019202


大統領に就任した時点で43歳。
普通に考えても、
(王室のような世襲制の元首は別として)
国家元首が43歳というは若いですね。

その歳で大統領になるために
宿命付けられた、というか、
厳しい環境だったという少年時代は、
どちらかというとそんな大人物になるようには
思えないような人柄だったようで...

それが優秀だったという兄の死去で
自身にその重責が回ってくることに...
人生何が転機になるか分からないものですね。

ちなみにケネディ暗殺について ...
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2007年12月17日

『 「本能寺の変」はなぜ起こったか − 信長暗殺の真実 』

この手の本多いように思いますが、
実際どの本が正しいのやらわからない。
人それぞれに解釈の違うもあるのかもしれないけれども、
これはできる限り「真実」に迫ろうと書かれた本。
すくなくとも「まえがき」にはそう書いてある...


「本能寺の変」はなぜ起こったか
9784047101197.jpg著者名:津本陽(著)
出版社:角川書店
出版年:2007.12
ISBN :9784047101197


諸説入り混じる中、いったい何が真相なのか?
はっきりした証拠も残っていない、
当時の文献の信憑性も? では
真相を探るのも大変なことかもしれないですね。

最後に著者自身の推測がかかれてますが、
奇抜な説や黒幕説などは、
「ありえない」で退けられ、
著者自身の推測はというと...
真実がどうかはともかく、
「こういうところへ落ち着くのか」
という感じです。

しかしこの帯の、
「明智光秀には黒幕がいた!?」
は何とかならないものでしょうか。
!? は何?
まるでスポーツ紙の一面記事の見出しみたい。

本当に誰が考えているのでしょう?

最近帯にたいする不満がちょっと多いか...
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2007年11月23日

『 ここまで解けた!「古代史」残された謎 − あの人物・事件・遺跡の常識を180度覆す 』

「ここまで解けた!」というほど
断定しているよな書き方じゃないのだけれども...
旧来の古代日本史の「常識」を覆そう、という本。


ここまで解けた!「古代史」残された謎
著者名:関裕二(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2006.11
ISBN :9784569657929


この本、
書き方こそ違っているけれども、
内容はほぼかぶっているのですね、この『 古代史の秘密を握る人たち 』と。


古代史の秘密を握る人たち 愛蔵版
9784569693675.jpg著者名:関裕二(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.08
ISBN :9784569693675


それだけじゃない。
この著者、この手の本をいくつも書いているようで、
探してみるといくつも出てきます...。

「古代の謎」への ...
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2007年11月13日

『 日本書紀 下,風土記 』 (残り)

下巻、「風土記」も読了。
意外と内容は少なかった...。


日本書紀 下,風土記
著者名:小島憲之(校訂)
出版社:小学館
出版年:2007.09
ISBN :9784093621731


「風土記」って、全国のが残っているのかと思ったら、
そうでもなくて、(少なくとも)今あるものは5つだそうです。
常陸国、播磨国、出雲国、豊後国、と肥前国の5つ。
あとは断片的に残ったものが「風土記逸文」と呼ばれているとか。

最初はページが多いと思ったけれども、
口語調になおされて読みやすい文章と、
古文で書かれた文章とが交互に紹介され、
なおかつ、それぞれの話にコメントがつけられているので、
実際、本文の量は結構少ない。

紹介されているもので ...
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2007年11月11日

『 蒲生氏郷 』

あまり有名じゃないのかもしれない
戦国武将として、一般的には名前がすぐ出てくるわけじゃなさそう。
しかし、織田信長に認められ、
豊臣秀吉にも認められ、そして警戒された武将。


蒲生氏郷
著者名:近衛龍春(著)
出版社:学習研究社
出版年:2007.10
ISBN :9784059012054


織田信長に仕え始めた(最初は信長に差しだされた人質として)
ころの部分が特に長い。
それに比べると、本能寺の変以降はあっさりと書かれているような感じ。

1595年、40歳で病死。
最期の部分の記述はわりと素っ気なく書かれているようにも。
直接の戦闘では負けたことがない、というだけに、
悲運の武将ともいえるでしょうか。

歴史にIF(もし)は ...
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2007年11月08日

『 明智光秀 − 謀叛にあらず 』

歴史上の人物で有名な、好きな人物といえば
たいてい上位に入ってくる「織田信長」。
その織田信長を本能寺で討ち取ったとされる明智光秀は
織田信長を討ち取った、というイメージからか
余り人気がないようにも見える。
その「明智光秀」にスポットを当てた本。


明智光秀
著者名:大栗丹後(著)
出版社:学習研究社
出版年:2007.10
ISBN :9784059012061


本能寺の変とか明智光秀の最期には
今までに読んだ本のなかだけでも諸説あって、
実際何が真実なのかわからない。
解明することも難しいようなことだけれども、
そのなかの「ある説」を採って書かれている。
明智光秀の解説というよりも、
「ある説」を想定して明智光秀を描いた
「歴史小説」のような感じ(実際そうなのか)。

時々、著者の解説が出てくるのだけれども...

これ、ネタバレに ...
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2007年11月02日

『 日本書紀 下 』

下巻、「日本書紀」の分だけ読了。

日本書紀 下,風土記
著者名:小島憲之(校訂)
出版社:小学館
出版年:2007.09
ISBN :9784093621731


下巻の分は聖徳太子の時代の後(舒明天皇)から
平城京に都を移す前(持統天皇)まで。
上巻の記述分よりも期間は非常に短いけれども、
書かれている内容はより多い。
(ページにしても下巻の 2/3 以上は占めている)
まぁ、本来の内容から一部分だけ抜粋されているのは同じなんだろうけれども、
それでも書かれたときに近いほど内容が詳しくなるのは
まぁ当たり前か。

ただし内容が ...
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2007年10月30日

『 日本書紀 上 』

「日本書紀」です。
最近まで、かどうかは分らないけれども、
いわゆる古墳時代〜奈良時代にはいるぐらいまでの時代について、
以前は「定説」の根拠とされていた書物。


日本書紀 上
著者名:小島憲之(校訂)
出版社:小学館
出版年:2007.09
ISBN :9784093621724


最近、「日本書紀」のなかに封印された事実を読み解く、
という類の本が出ているけれども、
よく考えたら「日本書紀」の内容を知ってないと
そこに何が書いてあるかさえ分らない。
で、読んでみようと思ったけれども、
本来の日本書紀は非常に長そう...。
というわけで、『 日本書紀 上 』、『 日本書紀 下 』を
読んでみることに...

さすがに2巻に ...
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2007年10月22日

『 その時歴史が動いた 古代黎明編 コミック版 』


その時歴史が動いた 古代黎明編 コミック版
著者名:NHK取材班(編集)
     田中正仁(著)
     出月こーじ(著)
     田辺節雄(著)
     井沢まさみ(著)
     小だまたけし(著)
     小川おさむ(著)
出版社:ホーム社
出版年:2007.10
ISBN :9784834274004


目次は以下の通り。

・古代の文明開化 1号寺院・飛鳥寺建立の戦略
・蘇我入鹿暗殺事件 実録・大化改新のクーデター
・壬申の乱 天武天皇誕生の秘密
・誰がための仏教か 鑑真和上の宗教改革
・帝と民の巨大プロジェクト 東大寺大仏聖武天皇の挑戦
・ひらがな革命 国風文化を生んだ古今和歌集

今まで普通に歴史としていわれてきたことからは
解釈が変わってきているようです。
必ずしも「日本書紀」に書かれてある通りとはかぎらない...と。
最近の発掘、調査などで、
そういうことがわかってきているようです。

今のところ ...
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2007年10月21日

『 古代史の秘密を握る人たち − 誰が本当の歴史を封印したのか? 』

最近、この手の本ふえているのでしょうか?
「教科書」に書かれていた古代史は「本当ではない」と。


古代史の秘密を握る人たち 愛蔵版
9784569693675.jpg著者名:関裕二(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.08
ISBN :9784569693675


内容は 「浦島太郎は誰なのか」 とよく似ている。
と思ってよくみたら、著者が一緒。
そりゃ、同じ内容になりますよね、当然...
取り上げられている範囲はこちらの方が広い。

最後に導きだされている結論も同じ、と。
ただ、「浦島太郎は誰なのか」よりはこちらのほうが、
文章は読みやすく書いてあるようには思えました。
が、記述が行ったりきたりするような感じ
(特に前半)もしたので、全体の流れを
ある程度把握して読まないと混乱しそう。
それなりの意図があってのことかもしれないけれど。

古代の日本史はずっと ...
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2007年10月18日

『 秀吉神話をくつがえす 』

戦国時代最大の「出世神話」、「下克上」。
その秀吉「天下人の虚像を剥ぐ」だそうな...


秀吉神話をくつがえす
著者名:藤田達生(著)
出版社:講談社
出版年:2007.09
ISBN :9784062879071


しかし、秀吉が明治時代以降の「軍国主義の象徴」として
扱われていた、というのは知らなかったことですね。
「朝鮮出兵」が教育現場でも使われていたのか。
まぁ、生まれてもいないころの
教育方針なんて知らなくて当たり前なんだけれども...

90年代以降の教科書にあるという「豊臣平和令」も
知らないわけですが...

そういう意味では、自分自身は特に変な先入観はもってないと
思うけれど(多分)...

天下統一後 ...
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2007年10月16日

『 浦島太郎は誰なのか 』

まずたいていの人が知っているだろう「浦島太郎」のお話。
その主人公「浦島太郎」は単なる空想の人物ではなく、実在していた。
では、「浦島太郎」とは誰のことなのか...?


浦島太郎は誰なのか
著者名:関裕二(著)
出版社:ベストセラーズ
出版年:2007.09
ISBN :9784584392508


「浦島太郎」は日本の建国に深くかかわっていた、とする説。
が、8世紀の「日本書紀」の編纂の過程で
日本の建国については大幅に改ざんされ、
真実は抹殺された、と。
「浦島太郎」に相当する人物、およびその「浦島太郎」と深くかかわった人物が
誰であったのかを推測し、日本の建国の真実はなんだったのか、を
解明しようとする。

現在に残されている ...
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2007年10月05日

『 日本を創った12人 後編 』 (続き)


日本を創った12人 後編
著者名:堺屋太一(著)
出版社:PHP研究所
出版年:1997.05
ISBN :9784569553894


大久保利通や渋沢栄一は、
今の日本社会、「官僚主導」の政治とか、「日本的資本主義」の
もとをつくった人、らしい。
「日本的資本主義」って、ちょっと以前に
銀行などで「護送船団方式」とかいわれた
ようなことも含まれるようですね。
あとは、ゴルバチョフでしたっけ?
「世界でただ一国、社会主義が成功した国がある」
と日本のことを言ったらしい。

この本が書かれてから ...
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2007年10月04日

『 真実の「日本戦史」 − 図解戦略・戦術で解き明かす 』


真実の「日本戦史」
著者名:
出版社:宝島社
出版年:2007.09
ISBN :9784796659239


この手の本、
どうも「トンデモ本」扱いされるか、
持ってること自体、右寄りとか、偏見をもたれそうですね。

敗戦後のGHQの政策(洗脳?)が
今でも有効な証拠でしょうか...?
まぁ、だれも「戦争」をすすんでやりたいとはおもってないだろうし
(と思うのだけれど)、
「戦争」なんてないに越したことはない。
ただし「いざという時の研究」は必要だと思う。
そういう本がおおっぴらに出ていてもいいと。

一冊でひととおり知るにはいいのでしょうか。
ただ、ひとつひとつの解説は数ページほどなので、
それぞれについて、一冊に書かれた本と比べれば
説明不足の点もあるだろうし、
もしかしたら見過ごされている点もあるかも。

ここに書かれてあること、特に戦国時代やそれ以前のことは
事実がどうかは正直わからない。
「本能寺の変」とかはそれだけ書かれた本などもあるので、
詳しく知りたい人は、
読み合わせたほうがいいかもしれないですね。
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2007年10月03日

『 日本を創った12人 後編 』

『 日本を創った12人 前編 』に続く残り6人の紹介。
こちらに紹介されている人物の方が、より現代に近いので、
今の日本社会に大きな影響を与えている、というべきか。

その分、この本が発行されてから10年。
日本の状況も大きく(決して小さくはないと思う)変わっているわけだし、
その分、内容とずれが出ているかもしれない...


日本を創った12人 後編
著者名:堺屋太一(著)
出版社:PHP研究所
出版年:1997.05
ISBN :9784569553894


後編では以下の6人について書かれてある。
・石田梅岩
・大久保利通
・渋沢栄一
・マッカーサー
・池田勇人
・松下幸之助

こちらはいずれも実在した人物。
(古代じゃあるまいし、当然か?)
私の知識不足なのか、知らなかった人物が1名。
「石田梅岩」って誰? 名前すら聞いたことがなかった。
江戸時代中期の人。
経済拡大に限界のあるなかではどうすればよいか。
「勤勉」と「倹約」ねぇ。
でも「勤勉」であれば生産量は増えるから「勤勉」は抑えないといけない。
でも当時の日本人は「勤勉」を捨てられなかった(らしい)。
その辺をどう考えたか、という人。

今の世の中 ...
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2007年10月02日

『 黄文雄の大東亜戦争肯定論 』

まぁタイトルどおりなんだけれども、
「肯定論」というだけあって、基本的には終戦までの日本
(当時は大日本帝国か)の海外政策を肯定する見方から書かれてある。


黄文雄の大東亜戦争肯定論
著者名:黄文雄(著)
出版社:ワック
出版年:2006.11
ISBN :9784898310984


この本の内容を「これが事実だ」とするか、
「右寄りの危険な意見だ」と受け取るかは
人それぞれだと思う。
それぐらいある意味偏った書き方かもしれない。

が、この事態、実際にここに書かれてある側面があったのも
事実なんだろう。なかには本当に「名目」に過ぎなかったものも
あるかもしれないけれど。

こういう過去の分析はいくらあってもいい気と思う。
実際に、ことが大げさに伝えられたり、
今の中国、朝鮮半島の立場でしか話されていないこともあるかもしれない。
ただ、ここに書かれてあることが今大多数の意見として
理解してもらえるかといわれると、難しい気がする。

やはり一番大きな理由は ...
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2007年10月02日

『 日本を創った12人 前編 』 (続き)


日本を創った12人 前編
著者名:堺屋太一(著)
出版社:PHP研究所
出版年:1996.10
ISBN :9784569553412


石田三成は、現在日本の中枢を握る官僚のような人物。
この人物が関ヶ原の戦いで画策したやり方が、
現在の日本の巨大プロジェクトのやり方と似ている。
その元になったのではないか、という話。

織田信長と徳川家康は戦国時代で、
天下統一後のビジョンを描いていた数少ない人物。
でもその考え方はかなり違うような。
織田信長は統一後もその先、朝鮮半島、中国への
侵略を考えていたといわれる。
(秀吉がその考えを受け継いで朝鮮出兵をやった、とも)
次々と領土を増やしていかないと成り立たない仕組みだったので、
結局が海外まで手を出した。

織田信長が本能寺の変で討たれていなければ、
やはり朝鮮出兵をやったかもしれない。

これに対して家康は「国内の安定」を考えた。
これ以上各大名に割り当てる領土は増えない、と。
これ以上の成長はないから、日本をどう安定して経営するかを考えた。

正直言って ...
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2007年10月01日

『 日本を創った12人 前編 』

「日本人の独自性」とは、いつ、誰が、いかにして創り上げたものなのか。
今日の日本にまで深く影響を残している象徴的な「人物」から歴史を見直し、
大きな変革期を迎えた現代を舵取りするヒントを読み解く。
(本のカバーから)


日本を創った12人 前編
著者名:堺屋太一(著)
出版社:PHP研究所
出版年:1996.10
ISBN :9784569553412


一応断っておくと、
この本が出版されたのは1996年。
もう10年以上も前のこと。
著者の堺屋太一氏って、確か「経済企画庁長官」をやっていたことが
あるけれども(1998年〜2000年)、この本はそれよりも前の執筆。
この10年で、日本の状況って大きく変わっている(と思う)ので、
「現代」について書いてある部分では、その分は
今とは状況が違うことは考慮する必要があると思われる。

前編では以下の6人について書かれてある。
・聖徳太子
・光源氏
・源頼朝
・織田信長
・石田三成
・徳川家康

見ればわかるとおり、「光源氏」という架空の人物が一名。
何故架空の人物が取り上げられているかは、
著者曰く、平安時代を代表する人物を代表する人物として最もふさわしい
のだそうで...
あとは聖徳太子も実在したかが疑われている、そういう説もあるけれども。
聖徳太子といえば、1万円札と5千円札の肖像画。
肖像画のもと「聖徳太子画像」は今は宮内庁が管理しているらしいが、
どこになるのかよくわからない...。

「1960年代までに生まれた人なら、旧五千円札や一万円札に描かれた
聖徳太子の肖像画を憶えているに違いない」(本文より)

ええ、そうですよ。
どうせ1960年代の生まれです...
だからこそ憶えているのですが、
さすがに子供のころ。
手にする機会は殆どなかったし。
ただ、今の一万円札に比べてずっと堂々としたものだったのは
憶えています。
だから、一万円札が新札に変わったとき、
随分安っぽくみえた記憶もある...
(肖像の人物が、じゃないですよ、あくまでお札全体として)

(参考)
C壱万円券 (独立行政法人 国立印刷局 - お札の紹介)
http://www.npb.go.jp/ja/intro/rekishi/c10000.html
C五千円券 (独立行政法人 国立印刷局 - お札の紹介)
http://www.npb.go.jp/ja/intro/rekishi/c5000.html

随分話がそれてしまった...。
posted by Silent Bells at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史

2007年09月30日

『 徳川将軍家十五代のカルテ 』

江戸幕府・徳川将軍15代それぞれの
健康状態、死因は...?


徳川将軍家十五代のカルテ
著者名:篠田達明(著)
出版社:新潮社
出版年:2005.05
ISBN :9784106101199


医師である著者が
文献の記述や、遺体の分析などを通して
推測(推測、になるんだろうね、多分。
断定は出来ないだろうから)した徳川将軍15代
それぞれの生涯の健康状態と死因について。

ちなみに、将軍以外に将軍の兄弟なども
一部(有名な人物は)紹介されている。

読んでどうか、っていわれると、
ううん?
人によっては役に立つこともあるかもしれない気もすれけれど...

ちょっと読んでいて目に付いたのは、

「生兵法は怪我のもと」

初代「家康」と八代「吉宗」。
確かに家康は、自身で薬の研究、調合をしていたと
いろいろな本で紹介されているけれど、
「医者」から見れば基本から学んでいない
知識で行っていた、ということらしい。
その分家康は寿命を縮めたのではないか、と。
(それでも75歳まで生きた、というのは当時としては長寿だそうだけれど)

中途半端な知識で「知っているつもり」で行うことが
いかに危険なのもだということ、
これがこの本から得られる教訓、でしょうか...。

徳川将軍の身長について...
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2007年09月24日

『 奥州王。− 日本最強の異人種、安倍一族の戦い。』

舞台は日本史でいうところの「前九年の役」。
当時陸奥国を支配していた安倍一族と源氏の戦い。


奥州王。
著者名:高橋一起(著)
出版社:新風舎
出版年:2005.10
ISBN :9784797467734


「前九年の役」を安倍一族の側から見て
物語にしたもの。
特に結末は、一般に伝えられているものとは大きく違うかも。
内容の信憑性は正直いってよくわからない...。

事実がどうであったかは、
当時の記録、物語、遺功などから推測するしか
ないのだろうけれど、
ただ、たとえば勝った側で記録された書物は、
勝った側に有利なように改ざんされていることは
よくあることらしいから、
負けた側(この本では「負けた」とはいっていないのだけれど)に
焦点を当てた方が真実が出る可能性はあるかもしれない。

で、この本、
単に「前九年の役」にとどまるだけでなく、
日本人のルーツ、にまで話が及んでいることの方が興味深い。
逆にいうと、その辺のこととか、
安倍一族の勢力が確立するまで、が
書いてあればもっとよかったのだけれども、
(読む前にはどっちかというとそのあたりを期待していた)
さすがにそこまでいくと文献とかなにも残っていないのだろうか...?

朝廷から「蝦夷」と呼ばれていたほうが
実は本当の(というか先住、言い換えればネイティブか)日本人だという。
そのことだけでも一冊の本になりそう。

というか、あるのかもしれない。
ただ自分が見つけられてないだけで...
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2007年09月12日

『 預言者ムハンマド 』


預言者ムハンマド
著者名:鈴木紘司(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.08
ISBN :9784569693644


イスラム教(本書ではイスラームと記述されている)の教祖の一生。
名前が知られている割には、
どういう人物であったかよく知らない。
しかも肖像画もない。
もっとも、肖像画がないのにはきちんとした理由がある。
(ちょっと乱暴なぐらい)簡単に言うと、
「キリストの二の舞になるのを防ぐために肖像を描くことを禁止したと」
だから残っていない。

「誰よりも平和を求めた男」と書かれている割には
後半は戦いの連続なんだけれど...
これはイスラームにとっては正当な戦いらしい。
自分から戦いを仕掛けたのではないと。
(全てそうなのかな?)

でもやはり戦いなんだね、異教徒相手には...。
ユダヤ教、キリスト教とイスラム教。
いずれも元は同じ。
でも争うわけなんですね。

もちろん日本に過去宗教的な争いがなかったとは言わないけれども、
そういうところはどうしても日本人には理解できないかもしれない。
この本を読んでもどうしてそうなるのかは理解できない。
個人的には、日本人の本質は「多神教」だと思っている。
だから「一神教」は理解しにくいのかな?
そして「一神教」が生まれた環境も、そこに住む民族の考えも...

「理解しにくい」で終わらせるようなことじゃないのだろうけれど...。
posted by Silent Bells at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史

2007年09月09日

『 始皇帝 − 史上はじめて中国を統一した男 』

史上はじめて中国を統一。
どこまでが中国か、という疑問もあるけれども、
まぁ、一般的に「史上はじめて中国を統一」したと言われる人物。


始皇帝
著者名:咲村観(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.02
ISBN :9784569667379


「神に選ばれ、神に最も近づいた男
そのとき彼が見たものとは ------」(帯より)

始皇帝の生誕より前から、没後秦が滅びるときまでが
物語の範囲。

出生の秘密、
統一するまでの彼の言動、考え、
部下との言動などは記録に残っているかもしれないが、
中国を統一することに対する彼のビジョンなど、
今ではもう創造するしかないだろうけれと、
果たして始皇帝にはっきりしたビジョンはあったのか?
確か、NHKの「その時歴史が動いた」でも
始皇帝はビジョンを持っていたような
描き方がされていた、と思った。

始皇帝亡き後急速に崩壊した秦。
その後の戦乱を経て「漢帝国」が建設される。

時代こそ違え、
日本で言えば「織田信長」に何となく似ている気もする。

どうでもいいが表紙にちょっと文句あり。
表紙の始皇帝らしき人物の裏に描かれている万里の長城、
あれば現在残っているものではないだろうか?
だとすると、その万里の長城は「明」の時代に建設された
ものだった、という記憶がある。
秦が建設した万里の長城はもっと簡素だったという。
時代考証がなってない気もするが、
歴史小説にそこまで追求するのは無意味なのだろうか...?