2008年02月06日

『 笑える中国 』  2ちゃんねる新書

笑っていいのか?
本当は笑ってる場合じゃないような気もするけれども...

いや、ここまでくると笑うしかないのか?


笑える中国
著者名:2ちゃんねる新書編集部(編集)
出版社:ぶんか社
出版年:2008.02
ISBN :9784821109661


中国の実態。
日本で報道されたこと、されていないことを元ネタに
あとは延々とレスが展開されていく...

所詮2chだから、といっても、
なかには明らかに国内でも報道されたものもあり、
ネタばかり、というわけでもないでしょう。

例のパクリばかりのテーマパークとか、
単純に笑ってしまうけれども、
(パクられた当事者は怒っているんだろうな...)
河川の汚染とか、海の汚染とか、
そして食料の汚染、偽装とか、
日本にまで影響が来るから、
正直言って笑ってるわけにもいかないはず...

「頼むから自分たちだけで食ってくれ」

と本気でいってしまいそう...。

折しも例の ...
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2008年01月26日

これは... 『 知ってはいけない 』

「ここまで知ったら、ヤバイ」とは、帯の言葉。
最初のうちは、あぶないなぁ... 食品添加物とか危険だなあ、と思いながら読んでいたけれど、だんだんおかしく思えてきた。


知ってはいけない!?
著者名:船瀬俊介(著)
出版社:徳間書店
出版年:2007.11
ISBN :9784198624408


読み切った後の感想は、
書いてあることは必ずしも正しいとは限らない、ということ。
それぞれがわずか1,2ページで説明してあるんだから、これだけで判断するには不十分。
別のページと比べると内容に矛盾もあるし...

例えば高圧線から髭剃りまで! 電磁波は危険といっておきながら、
別のページでは電気自動車を勧めるとはどういうこと?
電気自動車のモーターからの電磁波はお構いなしってか?

最初の方は ...
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2007年09月09日

単に廃止を求めるだけでいいのか? 柏崎刈羽原発

「ココログ」に書いた記事の転載です。
オリジナルはこちら。
http://tawagoto-498.tea-nifty.com/tawagoto/2007/09/post_528d.html

今のままで危険だ、というのは分かるけれど、
これには賛同できない。

「おやすみなさい、柏崎刈羽原発」 坂本龍一さんら、廃炉求めネット署名運動
坂本龍一さんの任意団体「Artists'Power」が、柏崎刈羽原発の廃炉を求めるネット署名運動を始めた。
2007年09月07日 20時15分 更新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/07/news118.html

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 坂本龍一さんを中心にミュージシャンらが所属する任意団体「Artists'Power」はこのほど、新潟県中越沖地震でトラブルが相次いだ柏崎刈羽原発の廃炉を求めるネット署名運動を始めた。
 署名サイトは「Unplug Kashiwazaki-Kariwa/おやすみなさい、柏崎刈羽原発」。
https://www.sitesakamoto.com/unplug_kariwa/
同原発の周辺に活断層があり、再び大きな地震が怒れば重大な事故を起こしかねないと指摘。「不安を無視して再稼働すれば、不安の連鎖を引き起こし、社会に必要な信頼を失わせるのでは」として廃炉を求めている。
 賛同者リストにはSUGIZOさんや大貫妙子さん、テイ・トウワさんらミュージシャンのほか、作家の村上龍さんなども名を連ねている。
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原発1箇所を止めるのであれば、
その分減る発電量をどうするのか、
それについても触れるべきだと思う。
そのことに触れず、ただただ原発反対、廃止という意見には
どうしても賛同できない。

「柏崎刈羽原発」が地震で停止後、
東京電力は夏の電力需要をまかなうために、
普段稼動していない発電所を稼動させたり、
当然自ら節電を行ったり(これはこれでいいのだけれど)したそうで。

原発反対、廃止というなら、
その代わりをどうするのか?
今更火力発電所で補ってもいいのか?
風力発電のようなクリーンエネルギーを使う発電所を増設するのか?
それとも原発廃止分のエネルギーを節電するのか
(具体的に原発廃止分をどうすれば節電できるのかとか)?
そこまで踏み込んだ上で署名を求めるならまだ理解できけれど、
単に危険だ、というだけで
本人たちが電気を使った生活を享受している、というのでは
賛同しようもない。

いや、自分たちは節電している、というのであれば、
そう書けばいいと思うし...

原発を考える50話 新版
著者名:西尾漠(著)
出版社:岩波書店
出版年:2006.02
ISBN :9784005005291


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2007年03月08日

『 忠臣蔵夜咄 』 「四十七士は忠臣か」から現在企業に物申す


忠臣蔵夜咄
著者名:池宮彰一郎(著)
出版社:角川書店
出版年:2006.11
ISBN :9784043687138


「四十七士は忠臣か」というところ。

討ち入りを果たしたものは忠臣で、
途中で抜けたものは不忠者、というような
単純なものでもないらしい。
大石内蔵助はそのどちらにも気を遣っていたとか。
藩で財政を担当していた時でも、簿外金の一部を藩士の
補助金に充ててもいたとか。
そういう普段からの行いが、赤穂浪士のその後の行動に繋がったと。

で、本書でも
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2006年12月11日

(読了)『 詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方 − 人はこうして騙される 』

幸せなときほど人は騙される(本の帯より)
と書いてあるけれど、幸せなときといってもおそらく人それぞれ。
ここでは、成功した事業主(社長か?)であるとか、
いわゆる成金(これを平成ニューリッチというのか?)のような
資産家達。
そういう人達が、話に乗せられて数億円騙し取られる...。


詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方
著者名:山崎和邦(著)
出版社:中経出版
出版年:2005.11
ISBN :480612320X


取りあえず最後まで読んでみた。
ある詐欺の例なども紹介してあるのだけれども、
どうも私には内容が難しいのか、よくわからない。
分からないまでも、詐欺師の口次第で
資産家を信用させ、口車に乗って資金を出させてしまう。
よくもまぁ、そんなことでた易く億単位の金を
つぎこんでしまうなぁ、と。

詐欺を成功させるには、「三段の故意」というのがあるらしく、
一段目: 相手を錯覚に誘導する
二段目: 錯覚によって意思決定を引き出す
三段目: 意思決定に基づいて自ら財物を提供させる
というのだそうです。

まぁ、私のような貧乏人から見れば、
億単位の金を人に託せるほど資産のある人が、
これ以上儲けてどうしようというの...?

その欲も落とし穴になってるのかな、という感じも。

少なくとも、この本の内容については
私のような貧乏人には縁のない話です。

とりあえずここまで。
(何か思いついたら追加します)
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2006年12月08日

『 詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方 − 人はこうして騙される 』


詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方
著者名:山崎和邦(著)
出版社:中経出版
出版年:2005.11
ISBN :480612320X


目次は以下の通り。
第1章 詐欺とは何か―詐欺を成功させる「三段の故意」
第2章 詐欺師の人物像に迫る
第3章 株式売買にまつわる二大大型詐欺
第4章 大型詐欺の事例研究
第5章 虚業とは何か
第6章 実業の発生とその発展過程
第7章 虚業の類型研究

1/3 程読んだけれども、何となく退屈な内容。
一応、最初に小口の詐欺を扱った本ではない、と主張しているようだ。
が、その大口の詐欺の本体までなかなかたどり着かない。
何となく観念論みたいなのが続き、ちょっと退屈。
後半はもっと具体的なことに期待...。

>「自分達も知らず知らずの間に巻き込まれているのでは?」

以前にこういうことを書いたけれど、
私のような(無)資産家には縁がない話かなのかも。

(参考)
(読了)『 詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方 − 人はこうして騙される 』
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2006年08月29日

『 原発を考える50話 新版 』(2)

原子力発電に関わる技術に警告が出ている。

大学、原子力離れ 溶接・タービン工学など講座姿消す
http://www.asahi.com/life/update/0828/010.html

将来の人材の先細りの可能性があるとか。


原発を考える50話 新版
著者名:西尾漠(著)
出版社:岩波書店
出版年:2006.02
ISBN :4005005292


とにかく、
「原子力発電には問題が多い(放射能、廃棄物など)」
「原子力発電には危険が多い」
というのはよく分かる。

が、前にも書いたとおり原子力発電に代わる手段が
今あるわけではない。
(すぐにそっくり置き換えることは出来ない)
多分、「近い将来」でも無理ではないだろうか。
100年後とかだったら分からないけれど...

原子力を置き換えるほどの代替エネルギーが
ない以上は、エネルギーの消費自体をまず抑えるしかない。
でもエネルギー消費は抑えるどころか、かえって増えているよう...。
(参考 URL )http://www.jpea.gr.jp/2/2-5.htm

当分は「原子力発電を維持する」ことが
やはり必要なのではないか。
原子力発電に頼らないことに越したことはない。
でもまずは現実を見なければ。
理想ばかり語ってもしょうがない、
理想に至るまでの順序、期間も考えるべき。
それには5年や10年ではきかない時間が必要だと思う。
ということは、それまでは原子力発電は維持せざるを得ない。

そういう意味では、冒頭のニュース記事は
重要な意味を持っていそうな気がする。

原子力発電の廃止を語るのであれば、
それと同等か、いやそれ以上に
「エネルギー消費を抑える」を抑えることについて書くべきだと思う。
(量が少なすぎる)

原子力発電は日本の発電量の約30%を占めているといわれる。
原子力発電を廃止したい、と考えるのであれば(単純だが)、

「電力の消費を約30%抑えるにはどうすればいいか」

を具体的に書くべきではないだろうか?
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2006年08月21日

(疑問あり)『 国民性変革のために「思い切って日本語を捨てる日」− 日本人の国民性では駄目だ! 』

本のタイトルにちょっと騙された感がある...
というか、タイトルを見たときの直感そのままというか、
大方予想できたところがちょっともの足りない。
想像を越える「何か」をちょっとは期待して読んだのだけれど...

(長文になってしまいました...)


国民性変革のために「思い切って日本語を捨てる日」
 width=著者名:仙経顕聖(著)
出版社:新風舎
出版年:2006.03
ISBN :4797479833


「思い切って日本語を捨てる」 − 実に思い切った意見。
しかし日本語を捨てた後は?
その後の日本人が言語なしで、というわけにはいかないから、
何か別の言語を採用するしかない。
(今更新しい言語を作る、というわけにもいかないだろうし)
その言語は... 何となく想像つくけれど。

というところから読み始める。
で、よんでいくうちに結局想像どおり、
採用するのはやっぱり英語なのね...
(まぁ、これぐらいは誰でも想像つくか)

しかし、日本語を切るには「思い切って日本語を捨てる」と
随分思い切った言い方をしているのに対し、捨てた後英語を採用する
記述になると、何故か歯切れが悪い。
「中国語ってわけにもいかないようだから英語かな」とか。
何となく消極的な書き方。
「思い切って日本語を捨てる」と書いた以上は、
「絶対に英語を採用すべきだ」というような類の
思い切った記述があって然るべき、と思い、
最後まで読んだにもかかわらず、英語に対する
思い切った記述は最後まで出てこなかった.....。

著者は「思い切って日本語を捨てる」だけが言いたかったのだろうか?
しかしそれでは片手落ち。
人間である以上は、ある言語を捨てれば、別の言語を使わざるをえない。
この手の意見はそこまで書いて初めて完全だと考える。
そういう意味では、「結論が腰砕け」という感じもする。
ちょっと言い方悪いかもしれないけれど、
著者自身こそ、日本の国民性そのもの、というようにも思える。

内容は、なんと書く同じようなことの繰り返しで、ちょっと読みづらい。
300ページぐらいある本だけれど、もっと簡潔にまとめれば
半分以下になるのでは、と思えるほど。
なにか脈絡なく書かれているように思えます。
そのせいもあってかどうかは分からないけれど、
書いてあることが変わってしまうことがある(しかも大事なことで)。

最初の方で、
「日本語はあくまでも民族国民性を決定する要因の付属的・付随的なものであり、表層的・表面的なものでしかありません」
と書かれてあったのにもかかわらず、本の後半では、
「言語が国民性と大いに関係するということに気付いておられる方はあまりおられないように思います」
という記述が見られる。

言語と国民性の関係については、この本の内容では
すごく重要なことなのではないでしょうか?
それが途中で解釈が変わる、というのはどういうこと?
結局、言語が国民性はどれぐらい関係があるのか
本人は分かって書いているのだろうか?
そういう疑問も出てきます。

ただ、日本人の国民性については、
よく分析されていると思います。
日本人の長所、短所。
海外でビジネスをしている上での問題点など。
その問題点が日本語の持つ特徴に起因することなど、
この辺りは誰でも納得できることではないかと思います。

ただ、この本でやたらと出てくる言葉に「グローバル化」というのがあります。
しかし「グローバル化」ってどういうこと?
単に言葉の意味だと 国際化、地球規模化. を意味するようだけれど、
この本で言う「グローバル化」はアメリカの資本主義、ビジネスの方法に
従うこと、のように思えてしまう。
では何? アメリカの世界戦略の片棒を担げ、ということ?
アメリカが現時点で経済も軍事も大きな力を持っているのは事実。
しかし、だからといってアメリカの「自分達の主義を正義」といって他国に
押し付けるやり方は正しいとは思えない。
そんなアメリカのビジネスの勢いに便乗するために、
日本語を捨てて英語を採用するのか?

それこそ日本という国が崩壊するのでは、と思える。
近いうちにアメリカの信託統治領になってしまうのではないだろうか...
(アメリカの51番目の州にすら編入してもらえない)

ここでやっと結論ですが (長くてスミマセン)、
日本語を捨てて英語を採用すれば、
日本人の国民性は変わるのか?
著者は日本語と英語の構造(文法)の違いから、「変わる」と
思われているようですが、私はそうは思いません。

その大きな理由は、実は著者自身がこの本の中で
延々と書かれているのです。

・過去(にかぎらず)西洋の言葉を取り入れている。
・最近の日本語は堕落している。
・日本人自身が日本語を変化させている。
など。
日本語自体も次々と変わっていっているのです。
このこと自体が日本人の国民性だと思います。
だからどうなのか、というと、
日本語を廃止して英語を採用しても、
「日本人の国民性は変わらない」
ということではないでしょうか。

今でも新たな新語を次々と生み出す日本人。
日本人が英語を採用したところで、同じことの繰り返しです。
つまり、英語に「日本人が使いやすい単語」を次々と
加えていくわけです。
何かの本に、「言葉は生き物」というような表現があったような
記憶があるのですが、英語もその例に漏れず。
日本人が英語を正式に使えば、英語は日本人の国民性になった言語に
作り変えられてしまうわけです。

(私は学者ではないので根拠は示せませんが、上記のように感じます)

言語を変えたぐらいでは国民性は変わりません。
かつて日本が朝鮮半島を侵略したとき、
日本人は朝鮮半島で朝鮮人に日本語の教育をしたようですが、
朝鮮人の国民性は変わりましたか?

日本人の国民性を本当に変えたければ、
「日本列島を捨てること」だと私は思います。
アメリカ大陸でもヨーロッパでも、アジアのどこかでもいい、
日本列島を捨て、日本人全員が別の場所に移住すれば、
確実にその場所にあった国民性に変わると思います。
たとえ日本語を使っていたとしても。
(これは私の仮説です。誰か証明してくれないでしょうか...)
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2006年07月23日

『 暗証番号はなぜ4桁なのか? - セキュリティを本質から理解する 』

暗証番号はなぜ4桁なのか?
極当たり前のように使っているけれど、
考えてみると、なぜ4桁なの? しかも数字だけ。
それじゃ全ての組み合わせでも1万通りしかないし。
生年月日を使う人は後を絶たないし...。
お金の入金、出金を扱うのに「数字4桁」でとても安全とは思えない...。


暗証番号はなぜ4桁なのか?
著者名:岡嶋裕史(著)
出版社:光文社
出版年:2005.09
ISBN :4334033237


銀行のキャッシュカードの暗証番号から始まって、
その他、電子化されたシステムのセキュリティについて、
(著者曰く)できるだけ簡単に分かりやすく説明された本。

確かに、コンピュータ業界に精通していないととても読めない、
ということはまずないので、十分に理解しやすい本だと思います。

さすがに銀行でも、磁気カードのキャッシュカードと4桁の暗証番号では、
十分でないと思ったのか、ICカード型のキャッシュカードや、
生体認証式のものも出来つつありますが、
銀行間で統一されているわけでもなし(違う銀行では使えない)、
同じ銀行でも使えるATMが制限されていたりで、
利用者にとっては「安全」よりも「不便」のほうが大きく写る。

銀行って、本当に公共性を考えているのだろうか、
経営が怪しくなると「公共性があるから」といって
国から援助(つまり税金)を貰ったりしているけれど、
利用者の安全のことは「経費かかかる:利益が減る」からなのか、
進んでいるようには見えない。

本当に銀行が安全性を考えるのなら、
ICカードなり、生体認証付カードなりを
キャッシュカードを持つ預金者全員に配布し、
ATMも全て対応型に一斉に交換する、ぐらいのことを
してほしいもの。
こういうところは「儲け主義」が優先している、怠慢だ
と思えてしまう。

それだったら、(最近いろいろ問題が表ざたになっているとしても)
ICカードのサービスを始める、となったら
一斉に改札機を交換してくれるJRとかのほうが、
よほど公共性を認識してるんじゃないのか。
そう思えてきますね...。


なお、本書によると、
昭和63年よりまえに発行されたキャッシュカードには、
磁気部分にそのカードの暗証番号も記録されているらしいです。
だから磁気リーダで簡単に読めてしまうとか。
古いキャッシュカードをお持ちの方は、
新しいカードに交換したほうがよさそうですね。
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2006年07月22日

『 日本人はなぜ日本を愛せないのか - 今のままでは《二流のアメリカ人》に成り下がる! - 』

日本人は海で隔てられた島国の民族。
かたや欧米や中国、朝鮮半島の人々は大陸の民族。
そこが大きな違い...。


日本人はなぜ日本を愛せないのか
著者名:鈴木孝夫(著)
出版社:新潮社
出版年:2006.01
ISBN :4106035596


まあ、ある意味「極端な」と思える本かも。
書いてあることに納得がいく点もあるけれど、
大陸型文明の批判が延々と書いてある...。
それは事実であればしょうがないのだろうけれど、
結構おぞましいようなことも書いてある。
大陸型の文明って、こういうものだったのか、と。

日本は海で隔てられた島国ゆえ、
歴史上は戦後の6年間以外は外国に占領されたことがない。
そして外国との戦争も(大陸国家と比較すれば)少ない方。
だからそもそも「外交」が苦手だということらしい。
また常に海外から文化を取り入れてきた故に
「外国のほうがすばらしい」という価値観を持ってしまう。

それに加えて欧米の真似をして帝国主義を押し進めたところへ
太平洋戦争の敗戦。
で、アメリカには都合のいい国に仕立てられ、
中国、韓国には好き放題言われっぱなし...。
「外交」が苦手だから政府もまともな反論が出来ない。

これでは、「このままではいけない」といったところで、
誰もが「じゃどうすればいの?」と思うばかり...。
日本人の民族性(?)なんて、そう簡単に変わるとは思えないし...
ただ、最後の部分は、この点についての答え(答えといえなくても、
すくなくとも方向性)を示している。

が、やはり実現は難しいでしょうね。
というのは正直な感想...。


本の内容と直接は関係ないけれど、
個人的には「自由貿易」には反対。
物価が違う国同士が関税もかけずに貿易するほうが不平等だと思う。
ま、過去には日本も価格差を利用して
アメリカに自動車を輸出し、GMなどを苦しめたわけだけれど...
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2006年07月01日

アメリカという国家の立場で中国を見ると... 『 これが中国の国家犯罪だ 』

アメリカ人である著者が、アメリカという国家の立場で書いた本。
中国の現状については、膨大な資料を集めて書いてありそうなので、
書かれてある状況の通りなのかもしれない。
しかし「だからこう対処しなければ」というところには、
ここにも「アメリカの主義の押し付け」があるのか、と感じてしまう...。


これが中国の国家犯罪だ
著者名:ジャムヤン・ノルブ(著)
     戸根由紀恵(訳)
出版社:文藝春秋
出版年:2006.01
ISBN :4163677704


中国の政治体制はもちろん民主的ではない。
共産党による一党独裁。
だから、アメリカのような民主主義国家の常識では考えられないことが常に起きている。
それが死刑の乱用、囚人からの臓器摘出、チベット、新疆地区の独立運動への弾圧など...
要するに、アメリカから見れば中国では「人権」が侵害されていると。

その他いろいろな理由もあって、
中国製品の非買運動をしよう、というのが本書の主旨。

しかし、中国は2000年以上前から皇帝による統率で動いてきた国。
20世紀に入って、いくつかの民主化の動きもあったが、
今のところ全てつぶされ、また共産主義路線をとったために
余計に民主化の動きは抑えられている。

問題は、こうした中国の歴史的な背景を一方的に批判しても
効果がない、ということ。
2000年以上前から(いろんな国が成立、滅亡を繰り返してだが)、
アジアの大国として皇帝の権威を振りかざしてきた国。
そんな国家が、自国の1/10ぐらいの歴史しか持たない、
しかも移民で構成された「人工の大国」の言うなりになるとは到底思えない。

中国もいずれは民主化するかもしれない。
でも、おそらくそれには何十年という時間が必要かも。
そもそも、東アジアにおいて民主主義がきちんと機能している国はあるのか?

韓国: 軍事クーデターが起きたときもあり、必ずしも完全な民主化とも言いがたい。
北朝鮮:言わずと知れた独裁国家。最高指導者が世襲、国はほぼ鎖国のような体制。
    まるで江戸時代の日本のよう。
    でも国名は「朝鮮民主主義人民共和国」なんだけどな...
日本: 憲法上は民主主義国家。
    でも本当に民主主義は根付いているのか?
    政治家も二世議員がやたらと多いし。
    ちなみに衆議院選挙の投票率は2005年で 67.51%、2003年で 59.86%。
    (参考)http://www.nikkei.co.jp/senkyo/200509/elecnews/20050911d1e1100v11.html
    地方の選挙なら大抵はもっと投票率は低いだろう。
    太平洋戦争敗戦後、GHQが民主主義を押し付けた、
    言い換えれば民主主義が転がり込んできた国。
(間違いがあれば指摘してください)

中国に国家レベルでの制裁にしろ、民間の不買運動にしろ、
それを引き換えに民主化を要求してもおそらく「今は」無理。
中国(今の中華人民共和国)がそんな国家に成熟するのはまだ先の話、にも思えてくる。
あまりアメリカの圧力が通用するとは思えない。
いずれなるのか、もうなっているのか、
中国がアメリカに対抗しうる国家になる可能性はある。

あくまでもアメリカの視点で書かれた本。
そういう意味では、翻訳済みとはいえ日本人が読んでもピンとこないかも。
ちょっと話はずれるけれど、文中に注釈がやたらと多くて、ちょっと読みづらい。
(前書きに敢えてそうしたと書いてあるのだけれど)

では日本から見た中国はどうか?
日米安保があるからといって安心している場合ではない。
現に、南西諸島の尖閣列島の領有権を主張するわ、
尖閣列島付近の地下資源を掘削をはじめるわで、
沖ノ鳥島(日本の最南端)に対して「あれは島ではない、岩礁だ」というわ、
じわじわと日本に迫りつつあります。

日本に対していきなり軍事行動を起こすことはないと思う。
(そのときはアメリカ軍が動がざるをえないだろうから)
でもじわじわとなしくずしで島をかすめとる可能性はある。

本書でも触れられている、中国の拡大政策。
中国が「本来自分達の領土だ」と主張している範囲をご存知ですか?
今の中国の領土に加えて、
台湾(一応挙げました)
朝鮮半島
沖縄を含む南西諸島
シベリア極東部とサハリン
モンゴル
カザフスタンの東部
カシミール地方(インド、パキスタンとの国境区域)
ネパール、ブータン、インドの一部などヒマラヤを囲む地域
ビルマ(ミャンマー)、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、
マレーシアなど東南アジアの大陸部ほぼ全て
これだけを「本来自分達の領土だ」と主張しているのです。

(参考)
徹底検証!中国・韓国の歴史教科書

日本も他人事ではない。
南西諸島を、地下資源を名目に少しづつ剥ぎ取りにでてくる可能性は十分ある。
これ以上先を越されないように、海底の調査を先にしておくこと。
そして十分警戒に当たること。
中国に進出したらコストがかからず安くついたなんて喜んでいる場合ではない。

有史以来、中国は日本をずっと「属国」か「格下の国」とみていたという
事実は忘れてはいけない。今後の同じような政策で日本に対するだろうから、
それに対抗できる体制をとっておかなければならない。
(単純に)自衛隊を強化しろと言っているのではなく、
政治家もそのつもりで考えて欲しい、ということ。

韓国も反日などといっている場合じゃない、ような気がする。
朝鮮半島統一どころか、北朝鮮をそっくり中国に持っていかれる可能性だってある。

大国はいくら政権が代わっても「大国」でありつづけようとする。
そのためには多少の犠牲はいとわない。そういう国なのか。
そういうことを感じさせる本でした。
posted by Silent Bells at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年06月23日

『 徹底検証!中国・韓国の歴史教科書 − 彼らは、なぜ反日運動に生命をかけるのか? 』

黄文雄 ―「反省」ばかりに囚われすぎると、「本当の歴史」が見えなくなる!
秦郁彦 中・韓には「戦勝国」の実感がない。反日感情は、ここから始まる!
藤岡信勝 日本の歴史教科書に対する中・韓の「内政干渉」にピリオドを打て!
宮崎正弘 「反日感情」は、“親日”だった江沢民がつくりあげた幻想にすぎない!
松原仁 「反日教育」には世界も批判的。いまこそ、“弱腰外交”から脱却せよ!
(目次より)


徹底検証!中国・韓国の歴史教科書
著者名:イースト・プレス特別取材班(編集)
出版社:イーストプレス
出版年:2005.09
ISBN :4872576004


とりあえず歴史教科書問題。

だいたい問題になっている時期は、明治後半から太平洋戦争まで。
ちょっと話はそれますが、この期間(明治後半から太平洋戦争ま)について
実際に歴史の授業で説明を受けた人はどれぐらいいますか?

私はほとんど説明を受けていません。
というのは、歴史の授業は1年間あるが、最初のほうに時間をかけすぎて、
明治以降はさらっと流す、もしくは触れない、ということばかり
だったような気がします。
(要するに3学期になっても教科書の最後までたどり着かない)

単に歴史の先生の授業の進め方が遅いから?
しかし、教師の方も(おそらく)同じ事を毎年教えているのだから、
ちょっとは見直して欲しいですね。

まぁ、それはともかく、
そういう日本の歴史教科書に文句をつける国があります。
そういった国(中国と韓国です)は、どういう意図で
日本の教科書に口を挟むのか?
では、中国や韓国の歴史教科書には何が書いてあるのか、が
簡単に分かるように紹介されているのは本書です。

ページ数で分かるとおり、内容は少なめなので、
全てを網羅しているとはいえないかもしれない。
が、読めば大抵こう思うのでは、
「よその国の教科書に文句を挟む前に、自分の国の教科書を改めろ」
と...。

中国と韓国は、国の政策を円滑に行うために
「反日」を利用してきました。
だから、教科書も日本の悪い面だけが
(しかも大げさに)採りあげられてたりします。
そりゃ、こんな教科書だけが知識としていれられれば、
「反日運動」に簡単に載せられてしまうでしょうね。

戦前の日本が「天皇は神」を強調した教育をした結果、
「天皇陛下万歳」を唱えるような人ばかりになったのと同じようなもの。

偏った教育を行うのはこわいものです。

が、いつまでもこんなことは続かない。
今や、インターネットで海外の情報に簡単に触れられる時代。
中国では一部の情報が規制されているというが、
中国人でも海外に留学すれば、インターネットは見放題。

そこではじめて、
自国の教科書が国外の常識を大きく食い違う、ということを
知った、という人もいるそうです。(とあるテレビ番組より)

そういう人からもし情報が国内に伝われば、
当然国内の教科書しか知らない人も、
自分達の国の教科書だけが絶対のもの、とはおそらく思えなくなる。

反日教育も、日本の教科書問題も政治のカードとして
使用されてきたもの。
教科書問題をちらつかせば日本は資金を出してくれるだろう、
という思惑の元に...

でも、海外へでる中国人、韓国人が多くなれば、
教科書に口を出すこと自体が問題なのに気付くはず。

中国、韓国の本音を知って、
日本は、教科書問題にはもっと毅然とした態度をとれば、
本来自然消滅する問題だと思います。
政府が弱腰の中途半端な対応をすることも問題。


(ちょっと余談)

ここにも靖国神社参拝について採りあげられています。
「靖国神社の”否定”は明治以降の日本史の否定である!」
と書かれてありますが、
「日本史」の否定、という言い方はちょっと疑問なところ。
「明治以降の終戦までの国家体制の否定」ならまだ分かるけれど...

終戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部 実質アメリカ)は、
日本か再びアメリカに刃向かえないように
明治憲法を廃して、新たに憲法を作らさせた。
このとき、国家と靖国神社の繋がりは断ち切られた。

そういう意味では、
過去の歴史の事実を否定しているのではなく、
過去の憲法、国家体制の否定を原点に、今の日本という国と
日本国憲法があることが事実なのではないだろうか...
当時の戦勝国に押し付けられたもの、といわれればそうかもしれない。

押し付け憲法や靖国神社の扱いに不満があるなら、
憲法を改正する、もしくはあらためて一から憲法を作り直す、
といのもひとつの解決方法だと思います...。
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2006年06月18日

そもそも不祥事が起こる根本原因は..? 『 会社はなぜ不祥事を起こしてしまうのか − 60分で身につくコンプライアンス 』

会社の不祥事は最近多発するようになったのではなくて、
以前から存在していた。
それが最近、大量に「発覚」するようになった、ということらしい。


会社はなぜ不祥事を起こしてしまうのか
著者名:中田匡紀(著)
出版社:あさ出版
出版年:2005.08
ISBN :486063120X


ちょっと話がそれるけれど、
まず「コンプライアンス」という表記はなんとかならないものか?
・ コンプライアンス:要求や命令に従うこと
 (社会の倫理や常識、社内規定など幅広い規定に従うこと)
 (法令遵守という訳では不十分らしい)

使うほうも、本当にその言葉の意味を理解して使っているのか、
という疑問も出てくるし、
聞いているほうにしても、何かそれだけで騙されているというか、
カタカナ表記の言葉で逃げられた、という気がする...。

カタカナ表記の言葉をやたらと使う人の意見に対しては、まず
「ちょっと怪しい、もう一度よく分かるように説明してもらった方がいい」
と考えるのも1つの対策かも。

といいつつも、この本にはカタカナ表記の言葉がやたらとでてくるので、
この本について書く私の意見も「かなり怪しい」ということに
なってしまうのですが... 63916


前置き(長い 63911)はさておき、
そもそも会社(企業)が不祥事を起こす原因は何なのか?
まず大きなこととしては、
「利益が最優先で安全が疎かになっていること」
ということのようです。

現場で働く人の「使命感」が欠如してきている。
コスト削減で無理な要求を押し付けられ現場の意見が通らない
→ 現場の士気が下がっている。
こういうことも、元は「利益が最優先」というところから来ているよです。

ちなみに、士気が下がっているところに、
「コンプライアンスの遵守」というのを押し付けると、
さらに士気が下がって、余計に不祥事が多発することもあるようです。

現場で働く人の「使命感」が欠如しているのは、
民間企業でも公務員でも同じようで、
それが、警察官や教師の不祥事、ということにもつながっているようです。

なぜ、「使命感」が欠如しているのか、は別の機会に書くとして、
ちょっと疑問だと思うところ。
「民営化しないと高コスト体質が改善されない」
「JRやNTTは民営化によって大幅なコスト削減を実施し、
優良な企業に生まれ変わった」
という記述があるけれど、
それだと去年のJR西日本の事故はどう説明そればいいのか?
「利益優先」 → 「安全性への欠如」 → 「事故の発生」
ということと矛盾しているような気がする...
(そもそも本書の最初のほうにはJR西日本の事故について
そういう説明がある)


そもそも、資本主義の「競争原理」が悪い方向に作用していることが、
この問題とつながってはいないでしょうか?
企業は利益がないと成り立たないから、「利益を優先」するのは当然ですよね。
そこに企業間で競争が起きれば、企業の商品のサービスは良くなって値段は下がる。
一見(消費者には)いいことのように思えるけれど、
企業から見ると、利益は下がることになるので、
当然利益を確保しようとするとコスト削減を迫られることになる。
そして更に競争が激しくなると...

「安全性」を削ってまでコスト削減をしなければ、利益が得られなくなる。

こういう悪循環が起きてないでしょうか?

そうすると、企業の仕組み(というか市場の競争原理)は、
元々不祥事を起こしかねない要因を持っている、ということになってしまう。
もともとの仕組みに問題があるとすれば、どうすれば解決するのか?

「60分で身につくコンプライアンス」とあったけれど、
かえって混乱してしまったのでした... 63916
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2006年06月14日

『 怒る技術 』 − 上手な怒り方、お教えします。

もうちょっと流し読みできるかと思っていたけれど、
意外と時間がかかってしまった。63838

以前に、「最近本気で怒ったことがあるだろうか?
ないような気もする...。」と書いたが、
こういうのが危ないらしい...。63916


怒る技術
著者名:中島義道(著)
出版社:角川書店
出版年:2006.03
ISBN :4043496044


著者が海外(ウィーン)で身に付けた怒り方、
そして著者なりの効果的な怒り方など。

ウィーンで著者が出会った人たちの怒り方は以下のようなものであったらしい。

・ すぐに怒りを表出すること
・ 以前の怒りを根に持つことが少ないこと
・ 怒りは激しく、しかしただちに収まること
・ 怒りの表出が言葉言葉中心であること
・ 個人的に怒ること
・ 演技的な起こりであること

うーん、たしかに日本人とは違うような気もする。
個人主義とか、国の風潮とかも関係あるんですかね...?

で、話題を日本人に向けると、
日本人も結構よく怒る、
いや、怒るというよりも「キレる」か。
本書では、「怒る」と「キレる」は別物としているよう。

「キレる」というのは「怒る」ではなくて、
怒りを外に出せずに溜まり溜まったものが、
あることの拍子に爆発すること。
つまり、制御できない暴走になってしまう。

そうなる前に、制御できる「怒る技術」
(正確には「怒ったふりをする技術」のよう)
を身に付けよう、しかし、それには大変な努力が必要である。

こういう内容の本だと理解しました。

「主張と怒るは違う」のか?
この本を読んでみた限りでは、
同じとは言い切れないが、
少なくとも「怒る」ことには、自分の主張が含まれているはず。
「自分は****という理由で怒っているんだ」という、
それは自分の主張ではないのだろうか...。

私には兄弟がいるので、子供の頃には
殆ど毎日といっていいほど兄弟ケンカをした。
その頃は学校でもすぐ怒る性格だったかも。
(といいつつケンカは弱かったのですが...63916

その頃に比べればいつからか怒ることが減ってきたような気がする。
それでストレスとか溜まってきたのかな?
最近は、少しずつでも言いたいことは言ってしまうようにしている。
それで周りと摩擦が起きているようだったら申し訳ないけれど...

ちょっと本の内容から外れてきたか...63916

なんとなく、最近よく起きる犯罪、事件の元になること、
それはどうしたら防ぐことが出来るのか、
そういうことが書いてあるようにも感じたのです。
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2006年06月13日

原子力発電所は本当に廃止できるのだろうか? 『 原発を考える50話 新版 』

エネルギーついでにこの本。
原子力発電について考える。
が、原子力発電の廃止は可能だろうか?
他のエネルギーで置き換えることはできるのだろうか...?


原発を考える50話 新版
著者名:西尾漠
出版社:岩波書店
出版年:2006.02
ISBN :4005005292


日本の原子力発電所の現状、
原子力発電所の仕組みや、そもそもの核分裂についてもあります。
あと、発電所自体の問題点や、
原子力政策を進めていく上での問題点、なども書かれてあります。

ただ残念なのは、
「原子力発電は危険、廃止すれば」と言いたいのは分かったが、
その代わりをどうするか、については記述不足と思われます。
危険危険、と唱えられてはいますが、
その打開策が殆ど示されていません。(そこまでは本書の範疇外だったのだろうか?)

省電力、他のだいたい発電方法への切り替えなども
紹介されていますが、
やはりここは、具体的に、
「・・・の施設の・・をカット、・・・は廃止」で使用電力が減る。
・・・という発電なら ***kW が発電できるので、XXXX台導入すれば、
トータルで原子力発電所分の電力の替わりになる。63651
という数値を出して欲しかったと思います。


しょうがないので勝手に調べてみました...。63916

本書によると、現在国内原子力発電所の総発電量は、4,822万kW。
(日本全体の発電量の35%)
原子力発電所を廃止する、というのなら、
原子力発電所の発電分の電力削減を行うか、
替わりの発電方法による発電所を建設するかが必要。

替わりの発電方法といっても何が有効か?

火力発電:二酸化炭素排出削減を考えたら、増設よりもむしろ
削減すべき発電所。63914
石油資源の埋蔵量にも問題があるから、増やすより削減すべき。

水力発電;揚水式で100万kWを上回る発電所もある。
が、ダム建設にもいろいろ問題(自然破壊、土砂の堆積など)があるため、
そう簡単に増やすことはできない。
もっとも、ダムがないと水力発電ができないわけではないが...
出力はともかく、水流の落差があれば発電は可能。63651

太陽電池パネル:自宅用なども出てきだしているが、
発電効率が悪い、発電量が少ないなど、大規模発電所には遠く及ばない。63647

風力発電:最近特に力が入れられている。
最大の欠点は、発電量が安定しないこと。(風力が安定しないから)
特に日本のようにはっきりした四季があって、季節ごとに
風向きが変わる中でどこまで有効に使えるか?
また、強すぎる風(つまり台風63652)がきた場合、防護する手段はあるのか?

次世代エネルギーの本命ともいわれている核融合は、
いまだ実用化の見通しが立たず。63914

この状況でどうするのか?

となると、当分は現行の原子力発電に頼り、
徐々に消費電力を抑えていくしかない、ということではないだろうか?
では何から抑えていくかとなると、
効果の大きなもの、不必要なものからということでしょうか。
とりあえず考えられるもの。

・ 観光地の夜間ライトアップ(本当に必要か?)
・ オフィスビル、デパートなどの空調。(消費を謳歌しているかのよう)
  役所などの空調。(まずは国民へのアピールとして、国会内の空調を止める?)
  政治活動の場は扇風機だけにすれば?
・ 電車(通勤電車に限っていえば、新型電車の方が省電力)
・ コンビニ(深夜であれば今の半分以下の店舗営業でいいのではないか?)
・ 自動場販売機(そもそも台数を減らせ、という意見もあるが、
  まずは深夜の稼働台数を減らす)

こんなところでしょうかね.....。
posted by Silent Bells at 09:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 書評ついでに言いたい放題

2006年06月08日

『 JRのレールが危ない  あと5年も経つと保線工事経験者はJRに誰もいなくなる? 』

JRの分割民営化。
民営化の前の国鉄に問題があったのは確か。
しかし、分割の仕方、民営化のやり方は本当に正しかったのだろうか?


JRのレールが危ない
著者名:安田浩一
出版社:金曜日
出版年:2006.04
ISBN :4906605125


民営化後、少なくとも本州の3社は利益を計上するようになっている。
都市部では電車のダイヤも便利になり、スピードアップもした。
新しい車両もどんどん導入された。

しかし、内部ではコスト削減が叫ばれ、
社員がどんどん減らされていく。
その影響をまともに受けているのが、運転の現場、
そして保線工事の現場。

幹部の会見とか、ホームページの記述とは裏腹に
次々と人員が削減され、作業が下請けに丸投げされる保線現場。
手抜き作業の指示を平気で出す発注元(JR関連会社)。
作業を下請けに丸投げするために、保線に関するノウハウがJR職員には
溜まらなくなっている。
また、下請け業者も同じ人が何十年も作業を続ける、とは考えにくいため、
未熟な作業員が作業をしていることになる。
利益追求のために、「安全性」が確実に犠牲になっていることを、
JR東日本と、JR西日本の例を挙げて紹介している。

本書の内容はこういったものです。


この手の問題、別に鉄道会社に限ったことではないことに注意。
他にも当てはまる企業はあるはずです。

道路公団が民営化されました。
当然コスト削減の一環で人員削減が行われるはずです。
ETC導入も、会社から見れば人減らしのための設備なのではないか。

航空会社もコスト削減のために、人員整理、
整備部門の子会社化、外注化を進めている。
全日空はまだマシ、といわれているが、
それでも一部にトラブルを起こしつづけている機体がある。

いや、公共交通だけでないかもしれないですね。
国内の企業全般がこういう流れになってきている、という感じもする。
昨年度の決算で、過去最高の利益を上げたと発表した企業もあるが、
その実態は、正社員を可能な限り削減し、
作業の多くを契約社員、外注にさせるようになった。
またその一方、残った正社員には今までよりはるかに多くの
負担がかかるようになった。
その上での会社の利益。
それで本当に景気が回復したといえるのだろうか?

社員削減、外注化は短期的には利益を出すだろうけれど、
長期的に見れば、決していいこととは思えない。
実際の作業を行っているのは契約社員や外注先の人員。
作業のノウハウは契約社員や外注先に一時的にたまるだけ。
元の会社に作業のノウハウが溜まらない。

会社内でノウハウを伝承していく仕組みがなくなった今、
「熟練工」という人々は、今後出てこなくなるのだろうか?
会社内には「熟練工」は必要ないのだろうか?
一度決まったらその指示に従わなければならないマニュアル、
柔軟な運用を妨げるマニュアル。
マニュアルにさえ従っていればいい、というのでは技術は育たない。

日本の会社経営者は、10年先、20年先が
見えなくなっているのだろうか?
それとも、自分さえ儲けられればいい、とでも思っているのだろうか...

JRに限ったことではない、
日本の企業全般に対する警告書、にも思えました。
posted by Silent Bells at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年06月06日

村上世彰氏の逮捕を受けてあらためて考えてみる ..『 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない 』

テレビの報道、ネット上のニュースサイトにもあるように、
6/5 村上世彰氏が逮捕されました。

村上氏については、
守銭奴だとか、本来の資本主義を教えてくれた人だとか、
良くも悪くもいろいろ評価が出ているようですが、
この際、そもそも「資本主義」自体が正しいものなのか、
そして今後も成り立っていくものか、
なども検証した方がいいかと思いました。

で、以前にも書いた本ですが、また敢えてこの本を取り上げることにしました。


乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない
著者名:橋本治
出版社:集英社
出版年:2005.11
ISBN :4087203182


まず大前提として、
全ての人類は地球上に生活しているということ(当たり前のことですが)。
そして地球の大きさは変わるわけではない。
(地球の誕生からの45億年という期間を考えたら別かもしれないですが、
あくまでもここでは人類の歴史上での範囲内で考える)
今、地球上で大きな問題となっていること。
・ 地球規模での人口増加
・ 森林の減少、二酸化炭素の増大、温暖化
・ オゾン層の破壊
これらを見ると、地球に暮らせる人類の数には限界がある、ということを
示しているのではないでしょうか。

それはつまり、いくら全世界に市場を広げようとしても、
市場にはこれ以上拡大しない、飽和する、という限界点がある、
ということではないでしょうか。

それはつまり、全ての企業がいつまでも成長しつづける、
ということはありえない、ということを示している、と考えます。

その前提でいくと、資本主義とその上にたつ株式会社、という仕組み自体に
問題があるのではないでしょうか...?
株主は会社の利益が増えること、株価が上がることを期待、要求します。
それはつまり、会社が成長しつづけなければいけない、ということでは
ないでしょうか。

しかし、上で書いたように、市場には限界があるとすれば...?
日本の市場が飽和すれば、海外に市場を広げればいい、
と言う人もいるでしょう。
じゃ、海外の市場が飽和すれば?

ここに、資本主義の矛盾点(矛盾点というか限界)があるように感じます。
だからといって、「では共産主義政策をとれ」と
いうほど私は極端ではありません。

市場に限界がある、ということは変えようがないわけです。
新しいもので市場を開拓しても、そのうち飽和するのです。
(例えば、携帯電話、デジカメを見れば分かると思います)
規模が安定した中で成り立つ会社、
というものが成り立つのか、
成り立たないとすればどうすればいいのか、
そういうことを考えていくべきではないでしょうか。

投機によって株価や通貨の相場を乱高下させるのは、
本当にこれからの世の中のためになるものなのか?
投機と投資は違う。
今一度、資本主義について
本来あるべき姿、将来への繋ぐことができる姿を
探るべきではないでしょうか...?
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2006年05月25日

郊外への大型店出店が原則禁止 『 儲かれば、それでいいのか - グローバリズムの本質と地域の力 』

郊外への大型店出店について。

儲かれば、それでいいのか
著者名:本山美彦
出版社:「環境・持続社会」研究センター
出版年:2006.05
ISBN :4861870151


本書でも最初のほうに触れられている内容。
大型店が郊外に出店するすることで、中小のスーパーや商店街の経営が圧迫し、
やがて市街地(や商店街が)空洞化して商業機能が郊外に移ってしまう。

そういう流れを食い止めるための法案が成立したようです。

大型店の郊外出店を原則禁止 改正都市計画法が成立

来年秋にも施行されるとか。
ちょっと遅かったなような気もするのですが、
なにも対策がうたれないよりはいいですか。
もちろん大型店舗を持つ業界は反対したそうですが...

車を持つ人なら郊外のほうが便利なんでしょうけれど、
そうでない人にとっては郊外の商業施設は利用しにくい。
東京、大阪のような交通が発達しているところならまだしも、
中小都市だと車がないと現実は厳しいですよね。

「商業、近隣商業、準工業の3地域にしか出店が認められなくなる。」
ということらしいので、たとえ郊外でも
もし自治体が用途地域を変更してしまえば出店できる、という
抜け穴はあるようですが、
ま、これが「抜け穴」になるかどうかはこれからの法の運用次第。
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2006年04月13日

このままでいいのか?『 Winnyでタダで見よう!裏ムービー 』


Winnyでタダで見よう!裏ムービー
著者名:
出版社:メリー出版
出版年:2005.10
ISBN :4879855901


別に Winny というソフト自体に問題があるわけではなく、
この本を責めるつもりもないです。

が、Winny+ウィルスで情報漏洩が多発している現状を考えると、
Winny を使用すること自体も考え直した方がいいのでは?
問題は Winny だけではないかもしれないけれど...
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2006年04月07日

『 公共交通が危ない 』 − 規制緩和と過密労働

過剰なコスト削減が安全性の低下を招き、やがて事故につながる...

公共交通が危ない
著者名:安部誠治
出版社:岩波書店
出版年:2005.12
ISBN :4000093657


薄い冊子のような本なので、すぐに読めます。

本書では主にJR、航空会社(JAL,ANA)、タクシー業界に絞って
書かれてあるが、その他にバス、トラック(これは貨物輸送)も
同じことが言えるのでは、と思われます。

結局のところ、民営化、規制緩和が悪い方向に出ているのでは、といった感じ。
競争が起きると、利益が見込まれる所ではより便利になるが、
そうでないところは簡単に切り捨てられる。

また、利益が見込まれる所には数社が集まるので、
自然とスピードアップ、運賃値下げなどが起こる。
これだけみれば利用者からは便利になる、と思えそうだけれど、
その裏ではコスト削減のために、人員の削減(一人当たりの労働負担の増大)、
整備の手抜きなどが行われるようになる。
これが事故につながっているとすれば...。

利用者から見れば、何でも安いに越したことはないけれど、
こういう状況を考えれば、ある程度の規制があった方がいいのでは、
とも思えてきます。

去年はある事故のため、JRが特にたたかれましたが、
他の交通機関ではどうか?
対岸の火事、に思っているぐらいではいつか更に大事故が起きるかも...。

だからといって、公共交通を利用せざるを得ない交通弱者もいるのです。
本当に何とかして欲しいもの...。
posted by Silent Bells at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年03月31日

(読了)『 犯罪心理が面白いほどわかる本 』 − 悪に手を染めてしまう心の謎が見えてくる 絵解き入門書


犯罪心理が面白いほどわかる本
著者名:心の謎を探る会
出版社:河出書房新社
出版年:2006.02
ISBN :4309650309


そんなにページの多い本ではないので、楽に読めると思います。

いろんな犯罪があります。
犯罪から身を守ることも大事ですが、
犯罪を生み出さないようにすることも同じく大事なことではないでしょうか。
(単なる思い込みかもしれないですが、報道でいろんな犯罪のニュースを見るたびに、
犯罪から身を守ることばかりが特に強調されているようにも思えるので)

どういう人がどういう心理状態になったときに犯罪が起きやすいのか、
そういうことを誰もが知っていると、今よりも犯罪自体が減るのでは、
と思えるのですが、そうではないでしょうか...。
posted by Silent Bells at 22:52| Comment(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年03月29日

(読了) 『 ニセ札はなぜ見破られるのか? 』 − 国家の基盤を揺るがすニセ札の世界的鑑定家と歩んだ10年

読了。
そういえば、先日ひさびさに旧5千円札を見ました。


ニセ札はなぜ見破られるのか?
著者名:西島博之
出版社:不空社
出版年:2006.02
ISBN :4903350045


偽札を見分けるって、案外難しいもの。

品質の悪いものなら、じっくり見比べれば誰でも見分けられるが、
客がごった返していぞがしい時にじっくり見ることが出来るだろうか?

見た目で偽札、と分かるものでも自動販売機の識別機をクリアする情報は入っていたとすれば?

この手の偽札までは、既に日本でも出てきています。
旧札の偽札が多く出回ったのは、もう誰でも知っているところ。

偽札の造り方の解説、というほどではないが、偽札はどのようにして
造られているかがかかれています。
このような情報を公開すると偽札作りを助長するだけでは? という意見も
あるようですが、著者の記述によると、
全ての人が偽札の造られ方を知ることで
「世の中には偽札が存在する・偽札を掴まされない」
のような意識をもってもらえるように敢えて書いた、とのこと。

ちょっとしたパソコン+スキャナ+プリンタで高品質な印刷が
出来てしまう時代ですからね。

さて、今の1万円、5千円札はさらに高度な印刷技術が使われたり、
ホログラフが使われたりしています。
これはさすがに市販のプリンタでは無理でしょうが、
もし、どこか国家レベルで偽造されたら見分けは付くだろうか...?
posted by Silent Bells at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年03月24日

『 犯罪心理が面白いほどわかる本 』 − 悪に手を染めてしまう心の謎が見えてくる絵解き入門書

犯罪に陥りやすい人とは...?

犯罪心理が面白いほどわかる本
著者名:心の謎を探る会
出版社:河出書房新社
出版年:2006.02
ISBN :4309650309


人が何故犯罪を犯してしまうのか、
どういう心理状況になって犯罪に至るのか、を分かりやすく解説。
最初の方は、万引きなどの軽犯罪から説明。

「どういう心理状況になって犯罪に至るのか」を理解すれば、
前もって防ぐとか、再犯を防ぐとか、何か対応が考えられるのではないでしょうか...。

ひとつ、意志の弱い人、周りに流されやすい人、
あとは日頃からストレスのたまっている人は「要注意」なようです。
その手の人がみんな万引きを起こすわけじゃないけれど、
そういう傾向が強い、ということもあるようです。
posted by Silent Bells at 22:27| Comment(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年03月22日

『 ニセ札はなぜ見破られるのか? 』 − 国家の基盤を揺るがすニセ札の世界的鑑定家と歩んだ10年

読み始め。

ニセ札はなぜ見破られるのか?
著者名:西島博之
出版社:不空社
出版年:2006.02
ISBN :4903350045


新札切り替えが進んで余り見かけなくなった旧札。
去年、その旧札のニセ札が大量に見つかったことは記憶に新しいところ。
単にパソコンとプリンタで作成した、「お手軽ニセ札」でしたが、
旧札を見かけなくなるにつれてニセ札報道も減っていきました。

しかし、どこかの組織で本格的な印刷装置を使ってニセ札が造られていたら...
そのニセ札を見抜くことはできるのでしょうか?
posted by Silent Bells at 02:43| Comment(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年03月15日

『 中国が「反日」を捨てる日 』 講談社+α新書 276−1C

日中対立を声高に、意図的に煽る人に気をつけろ!
胡錦涛・中国、小泉・日本、すれ違いに潜む真実。
(本の帯より)


中国が「反日」を捨てる日
著者名:清水美和
出版社:講談社
出版年:2006.01
ISBN :4062723484


(一部本文とは関係なし)

例によって、最新の状況は変わっている可能性もあるので、
本の内容だと多少古い記述もあるかもしれません。

最近の中国の対日強硬路線。
その裏には、中国政府内部の権力闘争が絡んでいるらしい。
中国は一党独裁だが、政府高官は必ずしも一枚岩ではない、ということ。
そのとき権力、いや権力というよりも実力を持ったものが
外交方針にも影響する。

しかし、最近の中国の海外への接し方はちょっと異常。
尖閣諸島、南沙諸島でいろいろもめているが、
原因は海底資源。

今中国は近代化が非常に早いペースで進んでいて、
石油、天然ガスなどの資源を多く必要としている。
そのため、多少他国といざこざを起こしてでも、資源を手に入れようとする。
もうそんなことをいっている場合じゃないんだけどね。
二酸化炭素の排出量などを減らすことにもっと力を入れてくれないのか?

最近、日本で降るようになった酸性雨は
原因は中国の工場排気などと言われています。
日本から見ても、人事ではありません。

あとは中国内の教育は何とかならないのか、と。
ちょっとしたことですぐに学生が暴動に走るのは、
偏った教育(日本を敵国とし、それを倒した中国という教え方をして
愛国心を高めている)
と、偏った情報(都合の悪い情報は放送などされない)によるもの。
中国人でも、海外留学をして国内じゃ得られない情報を見聞きした人は
もっと現実に理解を示すらしい。

国民に愛国心を植え付ける教育をし、
政府は世論を上手に扱う。
しかし、本当に日本を蔑視して困るのは結局中国自身。
これからどうするつもりだろうか...。
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2006年03月13日

『 皇室消滅 』 − これを機に、皇室についてじっくり考えてみませんか?

本当にじっくり考えて欲しいもの...。

皇室消滅
著者名:渡部昇一
     中川八洋
出版社:ビジネス社
出版年:2006.03
ISBN :4828412603


著者二人の対談形式で皇室について語っている。
内容についてはいろいろと疑問点あり。

こういうことについてあまり批判めいたことを書くと
書いた側がいろいろと反論、攻撃を受けるかもしれないけれど、
(私が何か書いたところで影響があるわけでもないでしょうけどね)
それでもちょっと書いてみます。

皇室消滅 → 共産主義 というのはちょっと極論というか、
いくらなんでも決め付けすぎじゃないかと。
共和制でも共産主義でない国はあります。
将来、日本がそうなる、
例えば大統領制を導入するとか、というのもひとつの選択肢ではないのかな...?

女性天皇の子供が即位 = 天皇家の血筋が変わってしまう、
というのは遺伝の仕組みから考えてもそうかもしれないです。
が、それが即皇室消滅、という考え方は一般的なんでしょうか?
その辺の一般論はちょっと知りたいところ。

まぁ、これが著者の主張なんだろうし、その主張を書いた本なので、
本に文句をつけても仕方がないのでしょうけれど、
この本を読む場合、あくまでも
「こういう意見、主張もありますよ」
という前提で読んで欲しい、と思いました。
この意見だけが正しい、と思い込むのはちょっと危険かも...。

こんなことを書いた私の方がもっと危険?