2008年07月21日

『 10秒の壁 − 「人類最速」をめぐる百年の物語 』

結局人間は100m走るのに何秒まで縮められるのか?

10秒の壁
著者名:小川勝(著)
出版社:集英社
出版年:2008.06
ISBN :9784087204476


北京オリンピックも間近ですが、
場所が場所なので
競技施設はさぞかし立派なものが造られたのだろうけれど、
気象条件と、特に大気汚染(どれぐらい改善されたか、
ちょっと疑わしいもの)を考えると、
陸上競技にはちょっと不利な条件か? とも思えてきます。

まぁ、それはともかくとして、
陸上100m走でのこの100年の歴史。
そして、10秒を切ること、
10秒を切った後の記録について、
あと、この先はどこまで記録を伸ばすことができるのか、なども。


特に10秒を切る、切らないというあたりで
競技トラックそのものの改良、
計測方法の変化、手動のストップウォッチから、電動時計での計測へ、
さらにシューズ、スパイクなどの用具の発達など、
純粋に選手の力量だけでなくて、
それ以外の要素でも大きく変化したことがよくわかりますね。

だからこそ逆に疑問になる、と。
東京オリンピックのころの選手が、
今の設備、用具でトレーニングを受け、走ったとすれば
どんな記録が出るのか、など...

で、この先「記録はどこまで伸びるのか」?
正直わからない、というのが結論のようですけれど、
でも、かなり限界に近いところまできているのは
確かなようですね。
100m走、少なくとも「テクノロジーの進歩」という面では
そんなに大きな変化が訪れるか、というと
あまりなさそうな感じ、のようですし...。
posted by Silent Bells at 01:43| Comment(0) | TrackBack(1) | 書評一般
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人類は100メートルを何秒で走れるか
Excerpt: 人類の限界はどこに...? 人類は100メートルを何秒で走れるかhttp://h
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Tracked: 2008-08-17 08:09