2008年06月11日

『 日本人はなぜキリスト教を避けるのか 』

うーん、ちょっとね...
何か真実を書いてないんじゃないかと。
(おそらく著者自身は気づいているはず、ですよね?)


日本人はなぜキリスト教を避けるのか
著者名:勝本正實(著)
出版社:いのちのことば社
出版年:2008.04
ISBN :9784264026303


ちょっと強引にキリスト教の理想を語りすぎ?
もちろん本当に理想を持って信じている方もおられるのでしょうが..

日本って、結局自然崇拝、多神教の民族なんですよ。
唯一神教(キリスト教もそうですよね)の人々、特に欧米ですか、は
多神教を原始的だの文明が低いだの軽蔑するようですが
(そういうことが書いてある本、あったような...)、
まずはそういう姿勢が傲慢だと。

日本では、キリスト教の神も神様のひとつとして
受け入れることはできる(だからクリスマス、祝えるのですね)けれど、
いざキリスト教信者の話を聞くと、
あれはダメ、これはダメ、
キリストの神だけを信じなさい、と。
(仏教でも同じようなこと、ありますが...)
とにかく宗教と名づくものって、他も宗教とは妥協しない!!


日本人にとって、そういうのが窮屈なんでしょうね。
と思います。
日本人に信仰心がないのではなく、
何でも受け入れられる、でもあれこれ縛られるのはダメ、
そういうことを理解した上でないと、
キリスト教徒日本人の接点、なんて見つからないような気もする。

日本人のキリスト教信者が伸び悩んでいるのは当然かな、と。

それに加えて、
今のアメリカとアラブ圏の対立。
もちろん石油をめぐる利権の争いという側面は大きいでしょうが、
別の面としては、キリスト教徒イスラム教の対立ですよね。
どう否定しようと。
他を排斥し、すぐ対立を起こす、
語られている理想とは程遠い「現実」が、
キリスト教そのものには深入りしたくない、
そう思わせてしまうのではないでしょうか?

理想論だけ書いてあってもね、と思いました...。
posted by Silent Bells at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 人の心理
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