2008年05月27日

『 軍需物資から見た戦国合戦 』

連続ですが、
これもちょっと当てが外れたかも...


軍需物資から見た戦国合戦
著者名:盛本昌広(著)
出版社:洋泉社
出版年:2008.05
ISBN :9784862482723


軍需物資から見た..
とあるけれど、ここで書かれているのは主に木、竹。
あとは鉄ぐらい。
まぁ、鉄についても書かれているのは、当時鉄を生産するには
(燃料としての)薪、要するに木を必要とした、
ということですね。

で、戦国時代の当時にも、
木を伐採しすぎて山が荒れ、災害が起きたりとか、
災害を防ぐための工事もあったとか、
とり尽してしまわないように伐採量を制限したとか、
そういうことがあったらしいです。

今の資源の考え方とさほど変わらない。
(と思えるけれど、どうだろう...?)

ちょっと消化不良なのは、
その資源の確保が勝敗を決めた、とか、
軍需物資を確保した大名が勝利をおさめた、
などとあるのですが、
勝利をおさめた大名がいるからには敗北した大名もいるだろう、と。
その大名は(軍需物資の点で)いかにして負けたのか、は
書いてないのですね。

だから、
戦いに物資が必要だというのはわかるけれども、

「軍需物資を確保した大名が勝利をおさめた」

ということに何か説得力に欠ける...
やはり負けた側の例も紹介してほしかったかな... というようだった。
posted by Silent Bells at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般
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