これもちょっと当てが外れたかも...
軍需物資から見た戦国合戦 著者名:盛本昌広(著)
出版社:洋泉社
出版年:2008.05
ISBN :9784862482723
軍需物資から見た..
とあるけれど、ここで書かれているのは主に木、竹。
あとは鉄ぐらい。
まぁ、鉄についても書かれているのは、当時鉄を生産するには
(燃料としての)薪、要するに木を必要とした、
ということですね。
で、戦国時代の当時にも、
木を伐採しすぎて山が荒れ、災害が起きたりとか、
災害を防ぐための工事もあったとか、
とり尽してしまわないように伐採量を制限したとか、
そういうことがあったらしいです。
今の資源の考え方とさほど変わらない。
(と思えるけれど、どうだろう...?)
ちょっと消化不良なのは、
その資源の確保が勝敗を決めた、とか、
軍需物資を確保した大名が勝利をおさめた、
などとあるのですが、
勝利をおさめた大名がいるからには敗北した大名もいるだろう、と。
その大名は(軍需物資の点で)いかにして負けたのか、は
書いてないのですね。
だから、
戦いに物資が必要だというのはわかるけれども、
「軍需物資を確保した大名が勝利をおさめた」
ということに何か説得力に欠ける...
やはり負けた側の例も紹介してほしかったかな... というようだった。

