2008年05月18日

『 医者が患者をだますとき 』

長くかかったけれど、
やっと読了。

あまりにも同じような批判が繰り返されるので、
もう途中でもいいかな、とも思えたけれど、
最後まで読みました。

タイトル「医者が患者をだますとき」は...
これだと、だます時があるから気をつけろ、
というように受けてしまうけれども、
内容からは「常日頃からだまし続けているのでは」
というようにとれた。


医者が患者をだますとき
著者名:ロバート・メンデルソン(著)
     弓場隆(訳)
出版社:PHP研究所
出版年:2008.04
ISBN :9784569670164


一応アメリカの医学の現状(原書執筆当時 1979年)の
説明だけれども、ここに書かれてあるのはヒドイことだらけ。
医者は薬のセールスマンか?
それとも検査機器のセールスマンか?
アメリカの医者が、利益優先にはしった結果、という感じですね。

幸い、自分はここに書かれてあるほどはひどい状況を
見たり、実際に受けたようなことはない(と思う)けれど、
過去にニュースでやっていたような
利益優先の病院とか、この本のような状態なのでしょうか?
(あれはまた別の意味でたちが悪い?)

この本に書いてあるような
医師、医療行為を宗教に結びつけるのは、
考えたことがなかった。
この辺は、キリスト教のような「唯一神の宗教」の
人の発想なのだろうか?
ちょっと違和感があったけれど、
そういう考え方もあるのだな...と。

医療費と国防費との対比が面白い。
防衛費は、
「敵が周囲にいないのは多額の防衛費のおかげだ」
と言えるらしいですが(まぁ賛否両論あるのだろうけど)、
医療費については、
「病人が周囲にいないのは莫大な医療費のおかげだ」
とはいえないのだそうで...。

みんなが健康で薬も治療も必要としないならば、
医療費は下がるよね...
posted by Silent Bells at 02:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康/病気など
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