「民主主義」を疑え! 著者名:徳岡孝夫(著)
出版社:新潮社
出版年:2008.02
ISBN :9784103804031
「写真は事実を創れる」
1枚の写真があったとして、
そこに悲惨な状況が写っていたとする。
それ写真が戦争(がもしくは事件)の最中に
写されたものであれば、
その写真を見た人は大抵がその戦争(事件)に対して
嫌悪感を抱くだろう。
が、その写真が真実を全て写していなかったら?
その写真には写っていない周囲の写真があったとしたら?
そのときには受ける印象は随分と違ってくるはず。
その手の写真がマスコミで報じられれば、
写真1枚で極端に言えば世論が左右されるほど
威力を持つ、と。
言い換えると、写真の写し方(と後の加工)次第で
世論を操作できる、ということにもなるわけですね。
「外国」には裏がある。
読んでいておもったのが、
ある事件があったときには報道されるけれども、
そうでないとき、普段の海外の姿って、
そう報道されているわけではない、と。
海外ではまだ報道に検閲がある国があるけれど、
そうでない日本はどうか...?
自主規制とか自粛とかいう動きがありますよね。
自主規制は、誘拐事件とかすぐに報道することに
問題がある場合にはいいように作用するけれど、
報道のタブーみたいなものがあって、
どこも報道したいようなこと、があったとしたら
見ている側は気づかない、
あるいは内心気づいているとしたら、
その報道を信用しない、とか
そういう方向にいくのではないかな...と。

