もう後40ページぐらい。
花粉症は環境問題である 著者名:奥野修司(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2008.02
ISBN :9784166606191
「花粉症」の原因は
(他にもいくつかの説があるようだけれど)
本当に杉やヒノキの花粉だとして、
なぜ、本来人体に悪影響を与えないはずの
花粉がいわゆる「花粉症」と呼ばれる
症状を引き起こすことになったか。
元をたどれば原因は何なのか?
そういうことを追求していくと、
日本の戦後の林業の政策で、
どこかで方向を誤った場所がある、
そこから「花粉症」が被害を出すようになった。
最後はまだ読んでいないので、
この本がどう結ばれているかはまだ知らないですが、
やっぱり「花粉症」は国が抜本的な対策を講じるべきでしょうね。
今から林業自体を(植林された地域に)復活させる、というのは
コストの面で見ても厳しいかもしれない。
ただ、手入れされずに放置されたスギ林などが
「花粉症」の大きな元となっている、となると
国が補助をしてでもスギ林の手入れをする必要がありますね。
長い目で見れば、
花粉を余り飛ばさないスギの植林、という手もありそうですが、
実際効果がでてくるまで、この本の内容にあるように
30年、50年とかかる(スギが成長するまで)らしいから、
もっと短期間に効果のある策を国が取るべきでしょう。
この本の言うように、
「花粉症」も公害病ですね。実際のところ。
たとえ他の公害病のように
今は裁判で争えない、争っても勝てそうにもない、としても...
いずれ国が過去の政策の誤り、として
大掛かりな政策をとる日は来るのでしょうか?

