一度法律を決めたら柔軟に改正、運用のなさそうな
(いや、改正はあるのだけれども... やはり柔軟にとは言いがたい?)
日本らしいことかもしれないけれども...
行政不況 著者名:中森貴和(著)
出版社:宝島社
出版年:2008.03
ISBN :9784796662734
法律改正、一部で規制強化が行われたことで
規制に対応しきれない中小企業が多くつぶれていく、
そのような規制強化の負の面が書き連ねてある...。
でも、読んでいてなんとなく疑問...。
規制に対応しきれない中小企業、を救う救済策なしに
規制強化だけ行った、というのは
行政、官僚に問題があるのかもしれない。
でも、... 本来、規制強化は悪徳業者を締め出す、減らすために
行われているものだから、
規制強化そのものに問題があるのではなくて、
(これは文中に書いてあるとおり)
真っ当な中小企業は救う策なしに施行した、ということに
問題がある、ということのようだし...。
ここには書いてないけれども、
タクシー業界、(観光)バス業界が、
規制緩和で新規参入が相次いだ結果どういうことが起こったか、
そういうことも考慮した方がよさそうな気もする。
規制緩和とかグローバルスタンダードだとか、
アメリカの政策ばかりが必ずしも
(日本にとって)良いとは限らないと思うけれども、
この本の著者はひょっとしてアメリカ信奉者なのだろうか... と
ついつい考えてしまった...。
中ほどのあたりの
電気量販店の再編とか、
電機メーカーの事業提携とか不採算事業からの撤退とか、
それは法律改正、規制強化と関係があるのか、
この本では関係があるような書き方には見えなかったけれども、
それは自分の理解力がなかったから...?

