足利義満 消された日本国王 著者名:小島毅(著)
出版社:光文社
出版年:2008.02
ISBN :9784334034405
出だしが「金閣の炎上」で始まる...
余りにも有名な建造物だけれど、
現在のものは再建されたもの。
そう、1950年に放火で焼け落ちてしまったのですね。
京都にあったため戦災にも遭うことなく残っていたのですが...
その金閣を造営した人物の話。
歴史上有名な人物のはず、だけれど、
あまり人気がないのか関心をもたれないのか、
この人物に対しての話って余り出てこないですね...。
その「人気がない」というのが
意図的に仕向けられたものだとすれば...?
しかしまぁ、タイトルにある当人のことよりも
当時の天皇家についての記述の多いこと。
特にこの時代は南北朝の時代をはさんで
いくつにもわかれていたので、
ややこしいのを説明する必要があるからかも
しれませんが...
でも、そのことが足利義満と大きくかかわってくるらしいので、
ここを読まないとこの本の意図することがわからないかも
知れないです。
ついでに書くと、
「消された日本国王」というのは
歴史から真の姿を「消された」のかと
思っていたけれども、それだけでなく、 ...
あ、これは実際にまだ証拠が残っているわけでもなく、
この本でのこの記述は著者の推測に過ぎないことらしいので、
これ以上は触れないことに...
ところでこの本を読んでいて思ったのですが、
足利義満って、誰かに似ている...
「人気がない」の部分は大きく違いますが、
「日本国王」になろうとした、またはなった、
という人物像、歴史上もう一人いると思いませんか?
この本の最後の最後に、やっとその人の名前が出てきます。

