2007年12月07日

『 金より大事なものがある − 金融モラル崩壊 』

ちょっと言葉ばかりが独り歩きしすぎ。

こういう言葉を面白おかしく報道するマスコミ、
スクープばかりに目がいくとか、
物事の真相を伝えないマスコミの報道姿勢にも
批判がある内容。


金より大事なものがある
著者名:東谷暁(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2006.12
ISBN :9784166605453


村上世彰氏の当時の発言、
「お金儲け、悪いことですか」
は問題のすり替えですね。

だから、お金儲けがいいことなのか悪いことなのか、
不毛な論争が起きたりする。
やっぱり、

お金儲けが悪い、というよりも、
「金儲けのためなら手段は選ばない」ということに
「悪い」という感情を持ってしまうのではないでしょうか。

だと思うのだけれど。
実際、当人は「手段は選ばない」どころか
法に触れて現在公判中なんだなけれども...

投資ファンドの
「物言う株主」
というような発言は、ちょっと偽善に思える。
結局、株価を吊り上げて
(株価が上がること自体は企業にとって悪いことでないだろうけれど)
上がったところで大量に売り抜けて利益を持っていってしまう。
企業のその後については関心なし。
だから、
「物言う株主」なんてえらそうにいうけれども、
長期的な戦略、なんてまずいわない。
短期に、すぐに儲かるようなことしか目がいかない。
これが
「物言う株主」
の正体ですか。

結局企業を食い物にしてるだけじゃないの、と...
posted by Silent Bells at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般
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