断定しているよな書き方じゃないのだけれども...
旧来の古代日本史の「常識」を覆そう、という本。
ここまで解けた!「古代史」残された謎 著者名:関裕二(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2006.11
ISBN :9784569657929
この本、
書き方こそ違っているけれども、
内容はほぼかぶっているのですね、この『 古代史の秘密を握る人たち 』と。
古代史の秘密を握る人たち 愛蔵版 著者名:関裕二(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.08
ISBN :9784569693675
それだけじゃない。
この著者、この手の本をいくつも書いているようで、
探してみるといくつも出てきます...。
「古代の謎」へのアプローチの仕方は違うけれども、
結論はどちらも同じような感じ。
同じ人が書いているのだから、同じ結論がでるのはまぁ当然だろうけれど...
というか... 結論らしい結論は出ていない、というようにも見えますね。
「... の可能性がある。」、
「... でなかったか。」
というような終わり方をしている場合が結構多い。
「古代日本史」については、「日本書紀」が
物事を正確に伝えていない。
(書かせた人の都合の悪いことはごまかして書いてあるとか、
触れられていないとか)
また、それに変わる信頼性のある書物が
残されているわけでもなく、
物事を断定するほどの材料が揃っていないのかもしれないですね。
今まで見過ごされてきた点とか、
わざと(?)検証を回避してきたこと、
それらから改めて当時の真実はなんだったのかを
探ろうというのは、興味を引くところだけれども、
結論が出ていない(ようにみえる)ので、
どうも物足りない感じもする。
ちなみに、書いてあることが必ずしも時代順に
並んでいるわけではないのと、
何かの意図があるのだろうか...?
どうも話が別の話題へ移ったり、過去に戻ったりと、
話が時代順に関係なくバラバラで書かれていること。
時代順どころか、話がいったり来たりするのは、
ちょっと読みにくいようにも感じました。
いろいろと発掘とか調査とかで
新しい事実が出てくれば、
もっと過去の日本史がはっきりしてくるのだろうけれども、
今はまだ「残された謎」は謎のまま、ということなのかもしれない...


