2007年11月18日

『 孫子の兵法がわかる本 』

東京と近畿で「木枯らし1号」だそうで、
本当に冬が間近に迫っているようです...。
白馬は雪が降っていました。

それはともかくとして...
「孫子の兵法」です。
よく耳にしますが、
具体的のどんなものか知らないままだったりして...

一度この手の本を読んでみようかと思いました。


孫子の兵法がわかる本
著者名:守屋洋(著)
出版社:三笠書房
出版年:1996.03
ISBN :9784837908036


これ一冊で「孫子の兵法」が完璧に解るわけじゃないだろうし、
本格的に研究などしている人は
もっと詳しい専門書(あるいは原書?)を読んでいるのでしょうけれど、
「孫子の兵法」を大まかに知るにはいいかもしれないですね。

別に戦争をしないから関係ない、
というわけでもなく、
企業の経営者なら、しっておいて損はない、
いやまずは知っておくべきかと。

その上で役に立つかどうかを見極める、ということで
いいので... しょうか? (ちょっと自信なし)

ちょっと本の中身を抜粋。

64ページ。
この記述は気になる人も多いでしょうか?
「アメリカはかつて太平洋戦争に勝ったとき、日本の軍事力を徹底的に破壊して
民主化の推進をはかった。しかし、対ソ戦略必要から、一転、日本に再軍備を求め、
以後も一貫して ...(途中省略)...
こんなことなら、はじめから日本の軍事力を温存しておくのだったと ... 」

まぁ、「孫子の兵法に沿っていないやり方」の例として
取り上げられているわけですが...

アメリカは日本に軍備をさせないように、
今の憲法を(終戦直後に)作らせたわけですが、
その後の世界情勢(冷戦、朝鮮戦争)を考えると、
結果的に間違っていたと。
憲法第9条についてここで論じるつもりはなく、
あくまでも
「アメリカの戦略として間違っていた」
ということですが...

この本でちょっと残念なところは、
実例の紹介で日本の武将にたとえての紹介が少ないこと。
まあ、もともとが中国でできた兵法書なので、
中国の武将を紹介するのは当然なのかもしれないですが、
日本にも「戦国時代」があったことだし、
多くの戦国大名が存在した。
なかには「孫子の兵法」を研究していた戦国大名も
あったわけだし、
日本の戦国大名にたとえて紹介する方が
解りやすいようにも思えました。

参考までに、
武田信玄と「孫子の兵法」についての本。

信玄の戦争
著者名:海上知明(著)
出版社:ベストセラーズ
出版年:2006.11
ISBN :9784584121245


この本、「孫子の兵法」の限界についてまで述べてあります。
どんな兵法書でも、どんな場合においても完璧ではない、
ということを物語っているかもしれません。
posted by Silent Bells at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事系/紛争など
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