2007年10月20日

『 戦略を持たない日本 − 子どもや孫に誇れる国づくりへ 』

日本が「アメリカの属国」と化していること。
片方、中国に迎合し頭が上がらない。
中国だけでなく、韓国にも一方的に言いがかりをつけられる。
こうなった原因は...? ということを問う本。


戦略を持たない日本
著者名:澁谷司(著)
出版社:経済界
出版年:2007.08
ISBN :9784766710359


ちょうど今、前防衛事務次官のゴルフ、飲食の接待問題が
報道されていますが、まぁ、この手の話、後を絶たないですね。

役人(官僚)は自分の利益ばかり追求し、自己保身にはしる、
政治家は、というと、自分の利益ばかり追求し、自己保身にはしる...
ん? 同じか...。
まぁ、国家の戦略を立てろ、といわれたところで
戦略を立てるべき人がこれじゃぁ、どうしようもないですね。

日本が戦略を持てなくなった、
日本の政治家、官僚がそうなった原因は何かということや、
その裏に戦後のGHQ(実質アメリカ)の対日政策が
大きく絡んでいること。
その後もアメリカの都合のいいように操られていること。
また、中国からは援助だの歴史認識だの
圧力をかけられっぱなしで、それに有効が手が打てない。

アメリカ、中国いずれにしても、
こういう政策を取る裏側には、
日本が以前のように(帝国主義、派遣国家にならなくとも)
自立して対等な立場に並ばれるのを恐れているからだと。
日本の潜在能力を恐れているからだと...。

まぁでも、政治家や官僚のこんな状態じゃ、
「潜在能力」があったとしても「潜在」したまま、なのかも。

で、今のままだとアメリカや中国が日本を都合のいいように
利用しつくしてしまう、というのはわかる。
それに対抗するためにも、
日本はきっちりとした戦略を立て、
外交政策を採らないといけない、というのもわかる。

それでは、具体的に日本は今、どういう戦略を立てるべきか
となると、なんか一貫した記述は見当たらない、という気もした。
いたるところに、「〜〜しなければならない」という記述は
出てくるのだけれども、
総括して、「こうあるべきだ」というのがちょっと見えない...。

169ページ、
「日本政府も、(途中略)「日本アニメ学院」あるいは「日本ゲーム学院」で対抗したらどうだろうか。」
という記述は、ちょっと唐突過ぎるような...
それこそ、その裏にきちんと戦略が立てられてないと意味がないのでは?
この部分、ちょっと感情的な印象を受ける。

私の読解力不足でしょうか...?
posted by Silent Bells at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治もの
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。

この記事へのTrackBack URL

※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。