2007年10月17日

『 人食いとらのおんがえし 』

「朝鮮の民話絵本シリーズ」なんだそうで、
まぁ、助けてあげた動物が「恩返し」恩返し」を日本にも
いろいろあるのだけれども、これは...


人食いとらのおんがえし
著者名:松谷みよ子(著)
     長野ヒデ子(画)
出版社:佼成出版社
出版年:2007.04
ISBN :9784333022519


まず、タイトルがすごいですね。
「人食いとら」の恩返しだから...

日本にある「恩返し」をする物語といえば、
つるの恩返しとか、浦島太郎もそうか、
浦島太郎の亀はともかく、つるの恩返しなんて、
鶴が自分の羽を使って織物を作っている、
いわば「自分を犠牲にして恩返しをしている」のだけれども、
この話は、日本に伝わる同様の話とは随分と内容が違いますね。

とらが、助けた若者に対して恩返しをすることには
違いがないのですが、その方法が...
よそから人をさらってきたり、
よそからものを盗んできたり、
また、若者もそれを平気で受け取るわけですね。
向こう(朝鮮半島)ではこのてのお話はありふれているのだろうか?

文章の書き方からして、対象は小学校低学年か、
とも思えるけれども、日本人としてなら
「この話何、これでいいの?」と感じるかもしれない。

この本を子供に読み聞かせていたある知人はも
違和感を感じていたようでした。

日本と朝鮮半島との民族性の違い、というのがこういう民話にも
表れているのか、ということを感じてしまう話でした。
posted by Silent Bells at 08:30| Comment(0) | 絵本など
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