その主人公「浦島太郎」は単なる空想の人物ではなく、実在していた。
では、「浦島太郎」とは誰のことなのか...?
浦島太郎は誰なのか 著者名:関裕二(著)
出版社:ベストセラーズ
出版年:2007.09
ISBN :9784584392508
「浦島太郎」は日本の建国に深くかかわっていた、とする説。
が、8世紀の「日本書紀」の編纂の過程で
日本の建国については大幅に改ざんされ、
真実は抹殺された、と。
「浦島太郎」に相当する人物、およびその「浦島太郎」と深くかかわった人物が
誰であったのかを推測し、日本の建国の真実はなんだったのか、を
解明しようとする。
現在に残されている文献の矛盾点を洗い出し、
他の資料との照らし合わせなどから、
矛盾のないように推測していく、
そうして本当の日本の建国の過程を探り出していくのだけれども、
どこまで正しいのかは正直言ってよくわからない。
だからといってありえない話とも限らないし、
そもそも、「日本書紀」そのものが
編纂当時の権力者の都合のいいように改ざんされているのは
間違いないだろうし、
(実際、残されている歴史書でそういうものは多いらしい)
神話と記録が混ざっている「日本書紀」の信憑性は
低い可能性だって十分あるはず...。
実際、初代神武天皇の即位が2600年以上前、なんて話は
事実ではない、というし(というかありえない)、
第10代天皇とされている天皇が、
本当は初代ではないかとされているらしい。
それに、これは「古事記」の内容にも見られるけれども、
300年も生きた人物とか、
現実にはまず考えられないような記述もあるそうで。
作り話は当然入っているのでしょうね...。
少なくとも、ここに書かれてあることは、
誰もが知っている定説、まぁ歴史の教科書に載っている内容とは
随分違ったものになっている。
ちなみにこの本では「邪馬台国」についても出てくるのだけれども、
「邪馬台国」がどこなのかをずばり書いてある。
ただ、実際確かな証拠がないから
未だにどこにあったか論争になっているのだろうけれども、
この本に書いてあることは...
今の歴史の研究の主流なのかどうかは?(疑問)です。
というか、自分が知らないだけか...

