まぁ、いわゆる雑学本か。
知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎 著者名:浅井建爾(著)
出版社:実業之日本社
出版年:2007.09
ISBN :9784408107127
「県境」にはいろいろ「おかしな」点がある。
何故ここに県境がとおっているのか不思議に見える場所。
そういうところは、過去に県境を決めるときに争ったりした
場所が多いこと。
他にもとは川が県境になっていたのが、河川の改修で
川でないところが県境として残った(県境は昔の川の流れのまま)など。
そういう争いは多くは明治初期の廃藩置県から
県を整理するまでしばらくの間に多く起こったようだけれども、
なかには江戸時代から(旧国境として)争ってきた場所や、
戦後まで解決を持ち越したところなども。
さらに、未だに決着がつかず、「県境が未確定」の場所も
あるということ。
最後に国境の未確定部分、いわゆる領土問題にも触れられてあるけれど、
これはちょっとおまけ程度、という感じ。
文章自体は読みやすいのだけれども、
説明図(該当部分を説明している地図)はちょっと簡単すぎる
(簡単すぎる、というか情報不足?)ような気も。
もう少し詳しい説明があってもいいような気はする。
ちなみに、明治の初期でも大阪府は
財政が悪化していて、救済のために隣の「堺県」を合併したそうで。
大阪府にしろ、大阪市にしろ、今でも財政は大赤字。
現在の赤字は合併で救済は... 無理かもしれないですね。


「県境」についての本なので、「越県合併」が主ですが...
自治体の合併には、反対意見もいろいろ出るようで、
暴動事件にまで発展してしまった場合のあるようです。
そこまではいかなくても、
「意見がまとまらない」
「住民の理解得られない」
などで合併をあきらめたケースも多いようで...
こういうニュース記事。
「平成の大合併」不成立理由、3割超が住民の理解得られず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071008ia22.htm
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「平成の大合併」を目指した市町村が、合併に至らなかった理由として、3分の1以上が「住民」や「議会」の「意見集約ができなかった」ことを理由に挙げていることが、総務省の調査で明らかになった。
その一方で、合併できなかった市町村の2割以上にあたる294自治体が、今後の合併に向けた取り組みを進めていることも分かった。
調査は1999年4月1日から2007年8月6日までの間、合併に至らなかった1252自治体すべてに対して行い、回答率は100%だった。
調査は複数回答で、合併を目指しながらできなかった理由として、「意見集約ができなかった」と答えた自治体が422あり、そのうち8割超が住民の理解が得られなかったと回答した。
一方、「単独で運営していこうと考えた」として、当初から「大合併」の呼びかけに応じる考えがなかった自治体は386にとどまっており、合併に至らなかった市町村でも、その多くが合併を模索したことを浮かび上がらせた。合併を行わなかった理由として「単独運営」を挙げた自治体の約4割は「行財政改革により持続的に単独運営が可能」と答え、約3割強が「独自のまちづくりや政策の継続が困難になる」とした。
このほか、合併を断念した理由としては「合併相手が消極的・否定的だった」(330自治体)、「離島や山間地に位置するため、合併が困難」(58自治体)などがあった。
(2007年10月8日22時0分 読売新聞)
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