第2弾... いや、自分が読んだ「裁判員制度」の本二冊目、という意味ですけれど...
この制度は本当に必要なのか?
裁判員制度の正体 著者名:西野喜一(著)
出版社:講談社
出版年:2007.08
ISBN :9784062879033
実施は2009年予定。
それまであと1年半。
昨年の内閣府の調査結果でも、参加に消極的な人が8割近く。
3人に1人が「義務でも参加したくない」。
裁判員制度の特別世論調査(内閣府)の結果
http://tawagoto.hontsuna.net/article/1828792.html
とにかく、2009年から実施予定の「裁判員制度」の
中身、問題点などが書かれてある。
一つ目を引くのは、「裁判員制度」というか、
本職の裁判官でない民間人が裁判に加担することが、
今の「憲法」に違反しているのは、という点。
裁判員が参加する裁判は、本職の裁判官だけで行う裁判と比べて
公平な裁判といえるのか?
これ、殆ど話題になってないのでは?
制度の中身が解説されていくうちに、
いかに無意味な制度が必要とされていないにもかかわらず制定されたか。
ということが分る、と思います。
何度も書きますが、
裁判員制度の対象は、殺人、放火など
刑にすれば死刑になる可能性もある重大事件。
何故重大事件が「裁判員制度の対象」になるのか?
そうしなければいけないのか?
メリット、利点などひとつもなく、
悪影響ばかりが目につく制度。
本当にメリットってあるのだろうか?
裁判官にとっては、「自分の意思だけでなく裁判員も含めた意見で、
被告人に判決が出せること」がメリットでしょうか。
要は裁判官の心理的負担が軽くなること、がメリットかもしれない、
って、あんたたちは自分の意思で司法の道を目指し、
自分の意思で裁判官になったわけでしょ?
自分の判断で刑も宣告できないほど裁判官の質が低下しているのか?
内容のなかには、
「こうなる可能性がある」
ということで、本当にそうなるかは分らないことも
書かれてあるが、実際に起こりうる可能性が高そうなこともありそう。
ちなみに、「第9章 この「現代の赤紙」から逃れるには」、は
この制度に反対の人、参加に消極的な(否定的な)人には必見です。
もしかしたら、2009年までにはこの手の本が
もっと出てくるかもしれません。


というより法学の研究者によると、「自分の判断で刑も宣告できないような裁判官の数が低下している」ということです
???
すみませんが、意味不明。
「自分の判断で刑も宣告できないような裁判官」の数が低下している、のですか?
言い換えると、「質の低い裁判官」の数が低下している、のですね?
じゃ、裁判官全体で見れば質は上がっているということ?