「6年生のグレッグはお金もうけが大好き。これまでも、近所のそうじを引きうけたり、レモネードを売ったりして、こつこつお金を稼いでいました。そんなグレッグが始めた新しい商売は、自作のコミック本を学校で売ること。これはみんなに好評で、大成功かに思えました。でも、幼なじみのモーラがグレッグのまねをして、グレッグはカンカン。おまけに、校長先生が本を売ることを禁止して、グレッグは大ピンチ!グレッグ、どうする―。」
ちょっと対象年齢層が低めだからなのか、
(語弊があるかもしれないけれど)大人が読むと
ちょっと子供だましの印象を受けるような、そんな感じもした。
お金もうけは悪いこと? 著者名:アンドリュー・クレメンツ(著)
田中奈津子(訳)
出版社:講談社
出版年:2007.08
ISBN :9784062141543
あえてビジネス系に分類させていただきました。
アメリカの小学生が次々と仕事や物を売ることを考え出し、
(少なくとも金額はそれほどでもないが)いろいろお金儲けに走ってしまう物語。
まぁ、途中にいろいろ障害が出てくるわけで、
そんななか、金儲けだけでない大事なことも身につけていくわけだけれど、
さぁ、これをよんでどうなのか、と。
小、中学生にもある程度商売、経済のことを教えるのであれば
いいかもしれないけれど、それ以上ではないかな。
今裁判で係争中の(元か)村上ファンド代表も
「お金もうけは悪いことですか」 と記者会見で言いましたよね。
でも、この本とタイトルと同じ意味では受け取れない気がする。
この本を読んでから先考えないといけないこと。
「お金もうけ自体は悪いことではない」
でも、「お金もうけのために何をやってもいいのか、という疑問がある」
その先には、「法律に触れさえしなければ何をやってもいいのか?」
という意見も出る、
ライブドアも、村上ファンドもそこをたたかれた、
結局は法律に触れていた、という容疑で係争中なんだけれど...
実際、「お金もうけは悪いことですか」 という発言は
詭弁に聞こえた。話をそらしていると。
あんたに批判が集まっているのはそういうことじゃないんだ。
「お金もうけのために何をやってもいいのか」
このことをもっと真剣に考えるべき。
「お金もうけは悪いこと?」だけを
議論していたのでは意味がない、と思う。

