2007年07月01日

『 敗者から見た関ヶ原合戦 』

「西軍は合戦巧者の家康に負けるべくして負けたのではない!!」
「石田三成らは、家康の度肝を抜く「一台作戦」を準備していた!」
(本の帯より)


敗者から見た関ヶ原合戦
著者名:三池純正(著)
出版社:洋泉社
出版年:2007.05
ISBN :9784862481467


前にも書いたけれども、
「歴史って、常に勝者によって(勝者の都合のいいように)改ざんされている
といってもいい過ぎでないぐらい。」というぐらいだし、
後世に残された歴史書も大抵は(生き残った)勝者が作ったもの。
当然、「勝者の都合のいいように」書かれていて当たり前だと思われる。

その前提で、
「関ヶ原の合戦」の真の姿はどうだったのか?を
ひとつひとつ検証し、何が真実だったのかを
探り出そうとした本。
400年も前のことゆえ、今となってはどうしても分からない、
記録が残っていないところもあるだろうし、
そういう部分は著者の推測で書かれてある部分もある。

が、著者自身が実際に現地に赴き、
今に残る跡地を実際に訪ねて真実を見つけ出そうとしている。
毛利氏が陣を張ったという南宮山(歩いて1時間ぐらいらしい)にも
登って検証したらしい。
こういう部分は、残された書物からでは
判断できないからなのでしょうね。

用意周到に準備をしたはずの石田三成も、
その準備段階からひとつずつ思惑が外れ、
結果として最後に敗走せざるを得なかったのは、
事前工作を含めて
いくら石田三成が賢かったとしても、
やはり当時の家康の実力にはかなわなかった、
それが石田三成の限界だったのか、
ということなのかもしれない。
posted by Silent Bells at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史
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