「石田三成らは、家康の度肝を抜く「一台作戦」を準備していた!」
(本の帯より)
敗者から見た関ヶ原合戦 著者名:三池純正(著)
出版社:洋泉社
出版年:2007.05
ISBN :9784862481467
前にも書いたけれども、
「歴史って、常に勝者によって(勝者の都合のいいように)改ざんされている
といってもいい過ぎでないぐらい。」というぐらいだし、
後世に残された歴史書も大抵は(生き残った)勝者が作ったもの。
当然、「勝者の都合のいいように」書かれていて当たり前だと思われる。
その前提で、
「関ヶ原の合戦」の真の姿はどうだったのか?を
ひとつひとつ検証し、何が真実だったのかを
探り出そうとした本。
400年も前のことゆえ、今となってはどうしても分からない、
記録が残っていないところもあるだろうし、
そういう部分は著者の推測で書かれてある部分もある。
が、著者自身が実際に現地に赴き、
今に残る跡地を実際に訪ねて真実を見つけ出そうとしている。
毛利氏が陣を張ったという南宮山(歩いて1時間ぐらいらしい)にも
登って検証したらしい。
こういう部分は、残された書物からでは
判断できないからなのでしょうね。
用意周到に準備をしたはずの石田三成も、
その準備段階からひとつずつ思惑が外れ、
結果として最後に敗走せざるを得なかったのは、
事前工作を含めて
いくら石田三成が賢かったとしても、
やはり当時の家康の実力にはかなわなかった、
それが石田三成の限界だったのか、
ということなのかもしれない。

