学者のウソ 著者名:掛谷英紀(著)
出版社:ソフトバンククリエイティブ
出版年:2007.02
ISBN :9784797337068
内容はかなり難しいように思える。
実際、読んでいて理解できているのかいないのか、
よく分からない状態でただページを進めているだけ、
というような状態だった部分も...
「男女共同参画」が何度も例として挙げられて
批判の対象になっているので、もしかすると感情的になる人もいるかもしれないけれど、
そこはまず冷静に読んでみた方がいいか。
「あとがき」にも書いてあるけれど、
学者、というよりも学歴エリート(本書でこういう書き方をしているのでこう書く)、
多分、そこには学者以外に政治家、官僚なども含まれる、
そういった人たちのウソ、倫理観の欠如を問う内容。
政治家、官僚はよく悪い部分が報道されているが、
その報道するマスコミの人達、や学者については、
あまり実態が伝えられていない、と。
(マスコミでもNHKはよく批判されているような気もするけれど...)
既得権益を守る、あるいは新たな権益を獲得するために、
まずその権益に結びつく結果ありきで、
その結果に誘導するために作為的にデータが選ばれたり捨てられたり、
また都合のいいデータが捏造されたりする。
多分、この「最初に結果ありき」というのが問題なんじゃないかなと。
しかし、第4章の「学歴エリートに騙されない方法」はともかくとして、
社会を変えることはそう簡単なことではなさそうだと思える。
「予算さえ取れれば、後はどう使おうが責任を取られない」
「大学に合格さえすれば、遊んでいても卒業できる」
そもそもそういう部分の意識、というか仕組みが変わらないとダメな気もする。
結局そこへ行き着くのかな...。

