でも何か引っかかるものが...
コピー用紙の裏は使うな! 著者名:村井哲之(著)
出版社:朝日新聞社出版局
出版年:2007.03
ISBN :9784022731371
「コスト削減をすると現場か暗くなる」とか、
「コスト削減にもっとも効果があるのは人減らしだ」
などというのは間違いだ、
コスト削減の本来のやり方を、
コンサルタントを行っている著者が解説した本。
「リストラ = 人員削減」というのが当たり前のようにもなっているけれど、
それも間違いだと。
内容は途中から結構実践的なもの。
読み物、というよりも実際に企業の
トップとか、実力者の方に読んで欲しいものかもしれない。
ただ、通して読んでみて何か引っかかるものがあるような気もする。
もし、どこの企業もこの方法を実践したらどうなるか?
備品、公共料金のコストを削減すれば、
備品を供給しているメーカーは当然利益が減る。
ガス、電気を供給している会社も利益は減る。
そういうところが利益を得ようとすると、
売上を伸ばすために価格の下落競争に陥る。
会社も更なるコスト削減を強いられる。
それが繰り返されるとどうなるのだろう...?
どこも共倒れになってしまうのでは、というのが
ちょっと疑問点。
「無駄」のあるところで生き抜いているところもあるようにも
思えるのだけれど、それは思い違いだろうか...

