2007年03月08日

『 忠臣蔵夜咄 』 「四十七士は忠臣か」から現在企業に物申す


忠臣蔵夜咄
著者名:池宮彰一郎(著)
出版社:角川書店
出版年:2006.11
ISBN :9784043687138


「四十七士は忠臣か」というところ。

討ち入りを果たしたものは忠臣で、
途中で抜けたものは不忠者、というような
単純なものでもないらしい。
大石内蔵助はそのどちらにも気を遣っていたとか。
藩で財政を担当していた時でも、簿外金の一部を藩士の
補助金に充ててもいたとか。
そういう普段からの行いが、赤穂浪士のその後の行動に繋がったと。


で、本書でも触れられているが、
最近の企業はどうか?
目先の利益優先で、ちょっと苦しくなるとすぐに社員を解雇する。
残業代をカットする。
新人の教育期間、教育費を削る。
さらに新人を採用せずに「即戦力」の中途の採用ばかりに走る。
(中途入社の機会が増えたことは一概に悪いとは言えないけれど)
こういう企業の行いに対して、
社員はその企業に恩義を感じるだろうか?

企業が早期退職を募ると優秀な者から辞めていく、という
話もあるし、目先の利益だけにしか目がいかない経営者がいるとすれば、
その企業の社員はいざというときに企業のために動いてくれるだろうか?
いざというとき何も出来ないのかも知れないですね...。
posted by Silent Bells at 03:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評ついでに言いたい放題
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