軍事を知らずして平和を語るな 著者名:石破茂(著)
清谷信一(著)
出版社:ベストセラーズ
出版年:2006.10
ISBN :9784584189672
著者の一人は前防衛庁長官。
ちなみに防衛庁は、今は防衛省に変わっている。
自衛隊の憲法上の位置づけ(解釈?)、
自衛隊の制約とか、トップがどうなっているのかとかは
長官経験者でないと分からないようなことも書かれてある。
これを読むと、
今のように内閣がすぐに変わること(大臣がすぐ入れ替わること)がいかに問題か、
何の知識もない大臣が任命されることが無意味なことが解る。
持ち回りかなんだか知らないけれど、みんなか大臣になれるような
馴れ合いみたいなことはやめてほしい。
(今はそれほどでもないか...?)
しかし自衛隊の扱いはおかしなことばかり。
普通に見るとどう見ても「軍隊」なのに、「軍隊」とは呼んでいない。
これはやはり憲法代9条とのからみか?
そうだとすると、どちらにせよ、
憲法代9条と軍隊(自衛隊)は本当は両立できないことになる。
仮に専守防衛、国際貢献に任務を限定したとしても、軍隊は軍隊。
自衛隊の必要性を認めるなら「軍隊」と呼べる環境は必要かも。
警察や消防の車両は非常時に速度、信号など無視できるけれども、
自衛隊の車両は非常時でも速度、信号など道交法を守らないといけない、
というのも変。でも今の法律だとそうなるらしい。
内容では、
ほぼ全編にわたって対談形式、というのは
話がそれたりとか、話の焦点が分かりにくかったりとか
ちょっと読みにくい気もする。
対談の部分が必要でも、
普通の文と対談の組み合わせにするとか、
工夫がほしかったような...
どうも対談形式の本は何となく中途半端なようにも思える。
ある程度編集してあった方が読みやすいのか名とも思えました。

