2007年02月01日

裁判員制度の特別世論調査(内閣府)の結果

裁判員制度の特別世論調査(内閣府)の結果が
発表されたようです。

裁判員制度、「義務でも参加したくない」3人に1人
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200702010389.html
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 ふつうの市民が刑事裁判に加わる裁判員制度について、内閣府は1日、特別世論調査の結果を発表した。8割が制度が始まることを知っていたが、3人に1人が「義務でも参加したくない」と答え、参加に消極的な人が8割近くを占めた。

 調査は、06年12月に20歳以上の3000人に聞き、1795人から回答を得た。09年5月までの制度開始を「知っている」は81%。内閣府の05年2月の同種の調査では「知っている」と「ある程度知っている」は、合わせて72%だった。

 一方、「義務であっても参加したくない」「あまり参加したくないが、義務であるならせざるをえない」の合計は78%。質問項目にずれはあるが「参加したくない」「あまり参加したくない」の合計が70%だった前回よりも消極派が増加したといえる結果になった。

 とはいえ、「義務であるなら参加」の45%は「参加容認派」と受け取ることもでき、法務省は「この場合は6割以上が裁判員制度に参加してもらえるといえ、一定の評価ができる」とする。

 不安に感じる理由(複数回答)では「自分たちの判決で被告人の運命が決まるため責任が重い」が65%で群を抜き、次いで「冷静に判断できるか自信がない」が45%。仕事による支障(19%)や養育や介護に対する支障(10%)などの不安を上回り、法務省は「制度を真剣に考えている人が増えている」とみる。
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「裁判員」参加、消極的な人増える…内閣府調査
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070201it13.htm?from=top
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 国民が刑事裁判に参加する裁判員制度で、約65%の人が裁判員として参加する意思を持っていることが1日、内閣府が発表した「裁判員制度に関する特別世論調査」の結果で分かった。

 ただし、「義務なら参加せざるを得ない」とした約44%を含んでおり、「義務でも参加したくない」も約34%だった。2009年の制度開始を前に、国民の多くが参加に消極的である実態が浮かび上がった。

 調査は昨年12月、全国の成人3000人を対象に行い、1795人が回答した。

 「裁判員制度に参加したいと思うか」の問いでは、「参加したい」、「参加してもよい」が合わせて約21%で、05年2月の前回調査からは約5ポイント下がった。前回は「あまり参加したくない」、「参加したくない」が計約70%。今回の調査は回答項目が異なり単純比較できないが、「義務なら参加せざるを得ない」、「参加したくない」を足すと約78%で、参加に消極的な人は増えていた。

 「裁判員制度を知っているか」の問いでは、「知っている」が約81%で前回よりも約9ポイント上がった。不安に感じる点(複数回答)では、「被告の運命が決まるため、責任が重い」(約65%)、「冷静に判断できるか自信がない」(約45%)が多かった。

(2007年2月1日19時49分 読売新聞)
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新聞社の違いで、表現が若干違うようですが、
同じ調査結果の記事なので、数字は同じ。
「義務であるなら参加」は、45%、44%になっているが、
整数化した際の誤差の範囲でしょうか?
まぁ、それはいいとして、
「積極的に参加したい」という人は5人に1人、という結果です。

これをどう受け取るか?
実施時期が近づいてくるにしたがって「不安」が高まっているのか、
それとも、裁判員制度の中身を知るにしたがって「不安」が高まっているのか...

ちなみに「裁判員制度を知っている」は81%。
その中で、詳細を知っている人はどれぐらいいるのでしょうか...?

裁判員制度はいらない
著者名:高山俊吉(著)
出版社:講談社
出版年:2006.09
ISBN :9784062136006


posted by Silent Bells at 21:27| Comment(3) | TrackBack(1) | ニュースから本に!?
この記事へのコメント
義務であっても参加したくない!
 余りにも当然の本音吐露です
 
 凶悪事件の審判に、司法に対して何の熱意も
志もない素人を、無作為に法廷へ引っぱり出し
て、前知識をとって付けさせるだけの事で、--
--いったい何の意味があるというのか不明です
 こんな付け焼き刃の裁判員らが、その場限り
で、被告人の一生を左右する罪の是非を問うと
言うのか.
Posted by さいとう at 2007年07月01日 16:20
こんな国でこんな制度がまともに機能するわけがない。常に他人の目を気にして「長いものには巻かれろ」が、すでに国民性と言ってしまえるほどに浸透しているこんな国で、果たして何人の人間が自己の判断に基づき正直な判断を下せるというのか?欧米ではどんな片田舎の小さな村でもそれぞれが個人の主義・主張を貫いて生きている。翻ってこの国でそんな人間が(たとえいたとしても)どのように扱われているか?奇人・変人、下手すればそれこそ犯罪者扱いだろう。そうではない、いわゆる平均的日本人をいくら集めてみたところで、まともな判断どころか冤罪製造システムになるのはわかり切ってるではないか。これは司法の怠慢以外の何物でもない。即刻中止すべきだ。現行の司法制度も腐り切ってることは周知のとおりだが、それでもこの馬鹿げた制度よりはいくらかマシだ。なんでこんなおかしなことになってしまったんだろう???
Posted by からつ at 2007年07月01日 17:44
三権分立、のはずなんだけれど、
お互いもたれあっているとしか言いようがない。

裁判員制度って、ごく簡単に言ってしまえば、
「裁判官が凶悪事件判決の責任から合法的に逃れる」
ための制度。

そもそも法律も判決の前例もろくに知らない
一般市民に、「凶悪事件の判断」それも量刑の判断まで
出来るわけがない。
一般市民の感覚で、「これは無罪」と思ったとしても、
裁判官が「過去の例では有罪で懲役... 」と主張すれば、
果たしてどれだけの裁判員が反論できるかどうか...

要は判決そのものは裁判官主導で出てしまう。
が、その判決文には裁判員の名も連なっているわけで、
裁判官にとっては、

「一般市民から選ばれた裁判員も参加してこの判決が出た」

という言い訳が堂々とできる、ということ。

結局裁判員は「判決に名を貸しただけ」ということに
なりかねないような気がする...。
Posted by Silent Bells at 2007年07月16日 22:54
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裁判員制度はまだ時期尚早か、内容に問題あり
Excerpt: これから始まる裁判員制度を見る限りでは、新潟県弁護士会の決議が、まっとうな判断だ
Weblog: 日々のたわごと
Tracked: 2008-03-04 02:53