安く買うホントの気持ち
(本の帯から)
安くておトク! なものを買いたい、という気持ちは分かるけれど、
品質を下げずに値段ばかり安くなったとき、ツケがまわってくるのはどこだろう?
なぜ安くしても売れないのか 著者名:マイケルJ.シルバースタイン(著)
ジョン・ブットマン(著)
飯岡美紀(訳)
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2007.01
ISBN :4478502706
ちょっとタイトルから想像する内容とは違った感じ。
いろいろなタイプを人を想定して
この人はこのように物を購入しているだろう、
と想定しながら話は進んでいくけれども、
残念ながら日本人の場合は1例だけ。
アメリカの場合での想定が殆どなので、
企業名とか出てきてもちょっと分かりにくい。
アメリカの家電メーカー、なんて殆ど聞かないだろうし...。
そのせいかどうかは解からないけれども、
ちょっと理解しにくい、というか、
誰をターゲットに書かれてあるかもちょっと不明瞭。
消費者に対して、○○ぐらいの年収で〜〜という状況であれば、
こういう買い方をしなさい。と言われているようにも。
企業も「安かろう悪かろう」では売れないのならば、
どんなものが売れるのか、もっとリサーチしなさい、
と言うことらしいけれども、
「品質は下げずに安いもの」を売るのであれば、
市場リサーチにどこまでコストをかけていられるのだろうか...?
一人二極化消費。
そのうちの、ワンランク下の消費が当たり前になれば(もうなっている?)、
ただ安いだけでは売れなくなる。
今まで1ランク上の品質のものを、値段だけランクを下げて売ることになる。
そうでないと消費者は「おトク」だとは思わない。
で、売る側、企業はコスト削減に次ぐ削減で乗り切らざるを得ない。
人件費を抑える?
それでダメなら海外で生産する?
そうなった時に産業の空洞化が発生する。
そのことについては一切触れてないけれど、
「産業の空洞化」はコスト削減のためには
黙認せざるを得ないことなの?
安いものが主流になれば従業員の給料も下がる。
結局ツケがまわってくるのは...?

