2007年01月09日

『 データの罠 − 世論はこうしてつくられる 』

新聞、ニュースの世論調査はどこまで正しいのか?
テレビ番組の視聴率で 0.1% を争うことに意味があるのか?
経済波及効果はそのまま信じていいのか?


データの罠
著者名:田村秀(著)
出版社:集英社
出版年:2006.09
ISBN :4087203603


世の中に溢れている調査データについて、
それがどのぐらい信頼性があるのか、もしくはないのか、
調査方法がどのぐらい正確なのか、
などについて書かれてます。

また、調査によっては、調査方法、結果の書き方が
いかに誘導されたものであるか、なども書かれてあります。

あとはそれら発表されている数字が
どれほど正確なのか、誘導されていることはないかなどを
例を出して見抜く説明なども。
ただし「〜〜すれは分かる」、というような
簡単な書き方ではないので、
別に複雑な数式が出てくるわけではないにしろ、
理解するのはちょっと難しいかもしれないですが...

調査といってもいろいろあると思う。
例えば、テレビ番組のクイズとかで、
「○○の100人に聞きました」ぐらいのことであれば、
とくに正確でなかったからといって別に支障があるわけでもない。
全くの捏造だったりすると、テレビ局がバッシングされたりすることも
あるかもしれないですが...

また、テレビの視聴率など、
考えてみたら、番組を作る側が気にすることはあっても、
見るほうにとっては関係ないことですよね...。
自分の見た番組、興味のあった番組が
どれぐらい人気があったのか知りたい、とか
そのぐらいかな。

しかし、自治体の調査結果とか、事業の経済波及効果とかに
不正があったり、誘導があれば大きな問題。
それによって税金から何億、何十億という金額が
その事業に投入されたりするわけだから...。

巷に溢れている調査結果は全てウソだ、というわけではない。
ただ、調査の仕方に問題があり、結果が正しくない場合があったり、
意図的に誘導された結果だったりすることがある。
調査結果を鵜呑みにするのでなく、
その中にある真意を見抜くことが必要になってくる。
そういう力をつけないといけない、ということですか...。
posted by Silent Bells at 03:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 報道とメディア
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