(こういうことを何度も書いてきたような気もする..
第1部まで。
世界共和国へ 著者名:柄谷行人(著)
出版社:岩波書店
出版年:2006.04
ISBN :4004310016
最初からマルクスの名前が結構出てくる。
マルクスといえば、共産主義(社会主義)を掲げた人物。
(カール・マルクス 参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9)
そんな本を読んでいたら「おまえは共産主義か?」と思われそうだが、
別にそういうわけではない。
この本は別に「共産主義」について書かれた本ではなくて、
読む限りでは、著者が参考にしているだけで、
マルクスの考え方の欠陥についても指摘してある。
現実の社会主義国家(以前のソ連、中国、北朝鮮)などが
辿った道はマルクスが本来描いていた道筋ではなかったらしい。
ちなみにマルクスは、29ページの記述によると、
資本主義の農業は農地を破壊する、というようなことを述べているようですが、
実は農地が破壊されたのは、(当時の)ソ連や北朝鮮だったりする。
中国も農地が破壊されつつある。
さすがに深刻な問題と受け止めているのか、
山に植林をさせようとしているらしいけれど。
少なくとも社会主義国家はうまくいかなかった。
ソ連は解体し、ソ連の衛星国だった国も
軒並み国家体制が変わっている。
中国は、経済だけは市場経済にしようとしているらしいけれど...
ちなみに、いちばん成功した社会主義国家は「日本」だと
言われている。
当時のソ連大統領、ゴルバチョフがそう語ったらしい。
続きはまた...
(9/11 追記)
『 世界共和国へ − 資本 = ネーション = 国家を超えて 』 (2)

