2006年08月31日

『 本当の潜水艦の戦い方 − 優れた用兵者が操る特異な艦種 』

「元海上自衛隊潜水艦長が戦争の実態に基づいて検証し、潜水艦の最適な用法作戦を示す。」
(本の帯より)


本当の潜水艦の戦い方
著者名:中村秀樹(著)
出版社:光人社
出版年:2006.05
ISBN :4769824939


大部分(4章まで)が、過去の日本海軍について。
日本海軍が太平洋戦争で、
最後までまともに潜水艦を有効利用できなかったこと。
そもそも潜水艦の有効は使い方を知らなかったこと。
軍上層部が現実をきちんと認識しようとしなかったこと。
いろいろ問題があったようです。

で、最後の5章が今の自衛隊について。
自衛隊の潜水艦の運用方法について、というよりも、
自衛隊そのものについての手厳しい批判、とも受け取れる内容。

なぜ自衛隊に問題があるのか?
戦後、アメリカの言いなりに(明確な方向性なしに)
兵器を装備してきたこと。
未だに自衛隊を公式には「軍隊」と呼べないこと。
ここまでくると憲法との絡みもあるので
話がややこしくなるのだけれど、
どうみても「軍隊」であるはずの自衛隊が「軍隊」と
認識されていないのは大きな問題かもしれない.....

あと、日本人の民族性を出して
「日本人には潜水艦は向いていないのでは」
というところは興味深い部分。
日本人の民族性ねぇ... 一人で物事を決定したがらないところ、かな?
まぁ、民族性によって向いているもの、向いていないものがあるのは
ある程度仕方ないこと?
posted by Silent Bells at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事系/紛争など
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