この本のいちばん読み応えのある部分は、
どうやら最後の 60ページ分程のところにあった。
これより前の部分が余程退屈に思えてしまうぐらい。
テレビと権力 著者名:田原総一朗(著)
出版社:講談社
出版年:2006.04
ISBN :4062133180
著者が社会人になってから今まで、
時代を追ってかかれているので、当然の如く
前半の方ほど古い事柄。
大体1960年ぐらいのところから始まる。
前半の方は、自分が物心もつかないぐらい前
(というか生まれてもいない)の頃のことだし、
退屈に思えるのは、もしかしたら
単にその時代を知らないからだけなのかもしれない...。
でも最後の 60ページ分程だけを読んだとして、
この本が理解できるか、というと微妙なところ。
前半の長い部分があってこそ、
テレビとテレビ以外のメディアの違い、が
分かるのかもしれない。
そういう意味では通して読まなければ意味がないですね。
権力がテレビを利用したのは、
アメリカでの大統領選挙のときのケネディとニクソンの討論が有名。
(本文でも触れられている)
著者本人の主義主張とかは、
読む人によて、賛同できる/できないなどあると思われますが、
討論が活字になったときの伝わり方、
テレビ番組で生放送されたときの伝わり方にどれだけ違いがあるか、
テレビの影響がどれだけ大きいかが分かると思います。
ただ、今は、ニュースなどをはじめ、多くのものが
インターネット上に展開されてきている。
その展開次第ではテレビの影響力も大きく変わる可能性も...。

