極当たり前のように使っているけれど、
考えてみると、なぜ4桁なの? しかも数字だけ。
それじゃ全ての組み合わせでも1万通りしかないし。
生年月日を使う人は後を絶たないし...。
お金の入金、出金を扱うのに「数字4桁」でとても安全とは思えない...。
暗証番号はなぜ4桁なのか? 著者名:岡嶋裕史(著)
出版社:光文社
出版年:2005.09
ISBN :4334033237
銀行のキャッシュカードの暗証番号から始まって、
その他、電子化されたシステムのセキュリティについて、
(著者曰く)できるだけ簡単に分かりやすく説明された本。
確かに、コンピュータ業界に精通していないととても読めない、
ということはまずないので、十分に理解しやすい本だと思います。
さすがに銀行でも、磁気カードのキャッシュカードと4桁の暗証番号では、
十分でないと思ったのか、ICカード型のキャッシュカードや、
生体認証式のものも出来つつありますが、
銀行間で統一されているわけでもなし(違う銀行では使えない)、
同じ銀行でも使えるATMが制限されていたりで、
利用者にとっては「安全」よりも「不便」のほうが大きく写る。
銀行って、本当に公共性を考えているのだろうか、
経営が怪しくなると「公共性があるから」といって
国から援助(つまり税金)を貰ったりしているけれど、
利用者の安全のことは「経費かかかる:利益が減る」からなのか、
進んでいるようには見えない。
本当に銀行が安全性を考えるのなら、
ICカードなり、生体認証付カードなりを
キャッシュカードを持つ預金者全員に配布し、
ATMも全て対応型に一斉に交換する、ぐらいのことを
してほしいもの。
こういうところは「儲け主義」が優先している、怠慢だ
と思えてしまう。
それだったら、(最近いろいろ問題が表ざたになっているとしても)
ICカードのサービスを始める、となったら
一斉に改札機を交換してくれるJRとかのほうが、
よほど公共性を認識してるんじゃないのか。
そう思えてきますね...。
なお、本書によると、
昭和63年よりまえに発行されたキャッシュカードには、
磁気部分にそのカードの暗証番号も記録されているらしいです。
だから磁気リーダで簡単に読めてしまうとか。
古いキャッシュカードをお持ちの方は、
新しいカードに交換したほうがよさそうですね。

