かたや欧米や中国、朝鮮半島の人々は大陸の民族。
そこが大きな違い...。
日本人はなぜ日本を愛せないのか 著者名:鈴木孝夫(著)
出版社:新潮社
出版年:2006.01
ISBN :4106035596
まあ、ある意味「極端な」と思える本かも。
書いてあることに納得がいく点もあるけれど、
大陸型文明の批判が延々と書いてある...。
それは事実であればしょうがないのだろうけれど、
結構おぞましいようなことも書いてある。
大陸型の文明って、こういうものだったのか、と。
日本は海で隔てられた島国ゆえ、
歴史上は戦後の6年間以外は外国に占領されたことがない。
そして外国との戦争も(大陸国家と比較すれば)少ない方。
だからそもそも「外交」が苦手だということらしい。
また常に海外から文化を取り入れてきた故に
「外国のほうがすばらしい」という価値観を持ってしまう。
それに加えて欧米の真似をして帝国主義を押し進めたところへ
太平洋戦争の敗戦。
で、アメリカには都合のいい国に仕立てられ、
中国、韓国には好き放題言われっぱなし...。
「外交」が苦手だから政府もまともな反論が出来ない。
これでは、「このままではいけない」といったところで、
誰もが「じゃどうすればいの?」と思うばかり...。
日本人の民族性(?)なんて、そう簡単に変わるとは思えないし...
ただ、最後の部分は、この点についての答え(答えといえなくても、
すくなくとも方向性)を示している。
が、やはり実現は難しいでしょうね。
というのは正直な感想...。
本の内容と直接は関係ないけれど、
個人的には「自由貿易」には反対。
物価が違う国同士が関税もかけずに貿易するほうが不平等だと思う。
ま、過去には日本も価格差を利用して
アメリカに自動車を輸出し、GMなどを苦しめたわけだけれど...

