2006年06月23日

『 徹底検証!中国・韓国の歴史教科書 − 彼らは、なぜ反日運動に生命をかけるのか? 』

黄文雄 ―「反省」ばかりに囚われすぎると、「本当の歴史」が見えなくなる!
秦郁彦 中・韓には「戦勝国」の実感がない。反日感情は、ここから始まる!
藤岡信勝 日本の歴史教科書に対する中・韓の「内政干渉」にピリオドを打て!
宮崎正弘 「反日感情」は、“親日”だった江沢民がつくりあげた幻想にすぎない!
松原仁 「反日教育」には世界も批判的。いまこそ、“弱腰外交”から脱却せよ!
(目次より)


徹底検証!中国・韓国の歴史教科書
著者名:イースト・プレス特別取材班(編集)
出版社:イーストプレス
出版年:2005.09
ISBN :4872576004


とりあえず歴史教科書問題。

だいたい問題になっている時期は、明治後半から太平洋戦争まで。
ちょっと話はそれますが、この期間(明治後半から太平洋戦争ま)について
実際に歴史の授業で説明を受けた人はどれぐらいいますか?

私はほとんど説明を受けていません。
というのは、歴史の授業は1年間あるが、最初のほうに時間をかけすぎて、
明治以降はさらっと流す、もしくは触れない、ということばかり
だったような気がします。
(要するに3学期になっても教科書の最後までたどり着かない)

単に歴史の先生の授業の進め方が遅いから?
しかし、教師の方も(おそらく)同じ事を毎年教えているのだから、
ちょっとは見直して欲しいですね。

まぁ、それはともかく、
そういう日本の歴史教科書に文句をつける国があります。
そういった国(中国と韓国です)は、どういう意図で
日本の教科書に口を挟むのか?
では、中国や韓国の歴史教科書には何が書いてあるのか、が
簡単に分かるように紹介されているのは本書です。

ページ数で分かるとおり、内容は少なめなので、
全てを網羅しているとはいえないかもしれない。
が、読めば大抵こう思うのでは、
「よその国の教科書に文句を挟む前に、自分の国の教科書を改めろ」
と...。

中国と韓国は、国の政策を円滑に行うために
「反日」を利用してきました。
だから、教科書も日本の悪い面だけが
(しかも大げさに)採りあげられてたりします。
そりゃ、こんな教科書だけが知識としていれられれば、
「反日運動」に簡単に載せられてしまうでしょうね。

戦前の日本が「天皇は神」を強調した教育をした結果、
「天皇陛下万歳」を唱えるような人ばかりになったのと同じようなもの。

偏った教育を行うのはこわいものです。

が、いつまでもこんなことは続かない。
今や、インターネットで海外の情報に簡単に触れられる時代。
中国では一部の情報が規制されているというが、
中国人でも海外に留学すれば、インターネットは見放題。

そこではじめて、
自国の教科書が国外の常識を大きく食い違う、ということを
知った、という人もいるそうです。(とあるテレビ番組より)

そういう人からもし情報が国内に伝われば、
当然国内の教科書しか知らない人も、
自分達の国の教科書だけが絶対のもの、とはおそらく思えなくなる。

反日教育も、日本の教科書問題も政治のカードとして
使用されてきたもの。
教科書問題をちらつかせば日本は資金を出してくれるだろう、
という思惑の元に...

でも、海外へでる中国人、韓国人が多くなれば、
教科書に口を出すこと自体が問題なのに気付くはず。

中国、韓国の本音を知って、
日本は、教科書問題にはもっと毅然とした態度をとれば、
本来自然消滅する問題だと思います。
政府が弱腰の中途半端な対応をすることも問題。


(ちょっと余談)

ここにも靖国神社参拝について採りあげられています。
「靖国神社の”否定”は明治以降の日本史の否定である!」
と書かれてありますが、
「日本史」の否定、という言い方はちょっと疑問なところ。
「明治以降の終戦までの国家体制の否定」ならまだ分かるけれど...

終戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部 実質アメリカ)は、
日本か再びアメリカに刃向かえないように
明治憲法を廃して、新たに憲法を作らさせた。
このとき、国家と靖国神社の繋がりは断ち切られた。

そういう意味では、
過去の歴史の事実を否定しているのではなく、
過去の憲法、国家体制の否定を原点に、今の日本という国と
日本国憲法があることが事実なのではないだろうか...
当時の戦勝国に押し付けられたもの、といわれればそうかもしれない。

押し付け憲法や靖国神社の扱いに不満があるなら、
憲法を改正する、もしくはあらためて一から憲法を作り直す、
といのもひとつの解決方法だと思います...。
posted by Silent Bells at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評ついでに言いたい放題
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