儲かれば、それでいいのか 著者名:本山美彦
出版社:「環境・持続社会」研究センター
出版年:2006.05
ISBN :4861870151
アメリカの某大手スーパー進出による地域の経済力の低下、
貿易自由化による農業の衰退を中心に書かれている。
高い収益を上げていることで評価されているその大手スーパーは、
コスト削減のために人件費も削減している。
それだけだと聞こえはいいが、
低い水準の賃金やサービス残業が強制されているとすれば?
何かどこかで聞いたような話。
3月決算の企業が決算報告を出していたようですが、
ニュースでは多くの企業が「過去最高の収益」などと言っていたようです。
でも、それは経費を極力切り詰め、リストラで社員を大幅に削減し、
正社員の替わりに派遣や契約社員の比率を高めた結果、ではないのでしょうか?
貿易自由化というけれど、
国によって物価が違うのに関税を引き下げ、撤廃したらどういうことになるか?
日本のように物価が高いところには物が集まってくるが、
日本のものは海外には売れなくなる、
生産拠点を海外に移すと価格は安くできるが、
結局国内の産業は衰退する。
雇用も少なくなり、失業者も増える...
「このままでいいのか」を問う内容だけれど、
書いてあることは結構難しい。
全て理解するにはそれなりの知識が必要かもしれない...。

