ですが子供の頃に戻った気分で読みふけってしまいました...
おかげて気がつけばすっかり夜も更けてしまってる...
四式戦闘機疾風 著者名:
出版社:学習研究社
出版年:2004.07
ISBN :4056035741
昔からこの飛行機の名前は知ってました。
「戦時中の日本の最速機」
「戦争末期に投入されたためその性能を十分に生かせなかった」
などなど。
私がイメージとして持っていたのは、
「速度が速く、武装も強力だが見た目はあくまでもシンプル、スマート...」というようなもの。
兵器という物騒なものですが、単純に「モノ」としてみた場合、
ある意味理想的かな、と。
(そういう意味では先日書いた「戦艦大和」は失格。理由は、当時の軍艦としては遅い方だから)
ただ現実はちょっと違ってました(違っていたような気になりました、かな)。
斬新なことをせず、あくまでも保守的なデザイン、
最新でなく、あくまでも手堅く選ばれたエンジンなど。
(これ以上詳しいことは書かないので読んでください。「興味があれば」の話ですが...)
軍事ヲタク向けの本?
昔軍人だった人の懐古趣味のための本?
いかようにもとれると思いますが、
読んだ感想は「結局アメリカの物量作戦には勝てなかったのか」、
「無謀な戦争だったんだな」ということ。
でも行き着く先がそれだけじゃちょっと悲しすぎる...。
昔は、日本にもアメリカに負けないぐらいの飛行機を作る技術があったんだ、
ということにしておいた方がいいんでしょうか。
「兵器の解説」の評価は難しいです....。
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戦争当時、「疾風」は100オクタンがそれ以下(といっても90+)
ぐらいのガソリンで飛行していた。
当時の日本では燃料には恵まれたほうの機体だったらしい。
そんな中で本来のエンジンを積んで出した乙型の試験飛行速度660km/h。
「疾風」の公式飛行速度として一般的な624k/h は暫定エンジンによるもの。
戦後、アメリカに運ばれてテストされたときは160オクタンの燃料を
使ったらしい。それで687km/h を記録。
そう考えると、国内での性能はそんなに悪かったわけではない。
アメリカでの記録も質のよい燃料だったから、だけではない。
もともと十分な性能を持っていたことになる。
結局は敗戦続きの中、性能を十分に活かしきれる優秀なパイロットが
失われていったこと。未熟なパイロットが操縦しても米軍機の
的になるだけだったこと。
そこに悲劇があるのでしょう。


『 決戦機疾風航空技術の戦い − 知られざる最高傑作機メカ物語 』
http://tawagoto.hontsuna.net/article/1771062.html