2007年09月30日

『 徳川将軍家十五代のカルテ 』

江戸幕府・徳川将軍15代それぞれの
健康状態、死因は...?


徳川将軍家十五代のカルテ
著者名:篠田達明(著)
出版社:新潮社
出版年:2005.05
ISBN :9784106101199


医師である著者が
文献の記述や、遺体の分析などを通して
推測(推測、になるんだろうね、多分。
断定は出来ないだろうから)した徳川将軍15代
それぞれの生涯の健康状態と死因について。

ちなみに、将軍以外に将軍の兄弟なども
一部(有名な人物は)紹介されている。

読んでどうか、っていわれると、
ううん?
人によっては役に立つこともあるかもしれない気もすれけれど...

ちょっと読んでいて目に付いたのは、

「生兵法は怪我のもと」

初代「家康」と八代「吉宗」。
確かに家康は、自身で薬の研究、調合をしていたと
いろいろな本で紹介されているけれど、
「医者」から見れば基本から学んでいない
知識で行っていた、ということらしい。
その分家康は寿命を縮めたのではないか、と。
(それでも75歳まで生きた、というのは当時としては長寿だそうだけれど)

中途半端な知識で「知っているつもり」で行うことが
いかに危険なのもだということ、
これがこの本から得られる教訓、でしょうか...。

徳川将軍の身長について...
posted by Silent Bells at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史

2007年09月29日

読み始め 『 黄文雄の大東亜戦争肯定論 』

買ったのは随分前なんだけれど、
今頃読み始めている...。
よく見ると 出版年:2006.11 。
もう1年ぐらい放っておいたのか...。


黄文雄の大東亜戦争肯定論
著者名:黄文雄(著)
出版社:ワック
出版年:2006.11
ISBN :9784898310984


タイトルからして
もしかしたら「また極論か」とも思えなくもないけれど、
それは読み終わってから判断しようと思う。
が、最初の方にある
「戦後からもう60年経っている」
韓国、中国にしても、当時の事実を冷静に見直せ、
というのはまだ早いのかもしれない。

というのも、日本にしても、韓国、中国にしても、
当時を体験した人々がまだ生存しているから。

もちろん生存している人達に当時の真実を
聞き出すことは必要かも知れないけれど、
そこから、できるだけ客観的な「事実」を
「歴史の事実」とするには、もう少し時間が必要な気がする。

(続きはこちら)
『 黄文雄の大東亜戦争肯定論 』
posted by Silent Bells at 09:33| Comment(0) | 軍事系/紛争など

2007年09月28日

郵政公社の民営化は大丈夫か? もう来週から

来週からもう民営化。
でも本当に大丈夫なのか?

郵政公社「法令違反多すぎる」 渡辺金融相が批判
2007年09月28日19時33分
http://www.asahi.com/business/update/0928/TKY200709280340.html
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 日本郵政公社で多発する不祥事について、渡辺金融相は28日の閣議後の会見で「民間に比べ法令違反がちょっと多すぎる。(法令順守の意識が)低すぎる」と批判。準備期間は十分あったとの考えを示し、10月1日の民営化でゆうちょ銀行とかんぽ生命を金融庁が監督するのを機に、「民間金融機関並みの検査をやる」と述べた。

 渡辺氏は、郵便貯金業務で顧客情報紛失や現金横領などが多発し、総務省が27日付で郵政公社を厳重注意した点に触れ、「親方日の丸で法令順守態勢が非常に危うく、不備であったことに尽きる」とバッサリ。年金記録のずさんな処理で厳しく批判された社会保険庁の例も引き、「そういう体質が郵政公社にもあったということに他ならない」と述べた。
(以下省略)
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「顧客情報紛失や現金横領などが多発し」って、
明らかに職員の勤務対するモラルが低下している。
というか、正規職員(民営化だと正社員になるのか)を
減らしていることが原因なのかも。

民営化で、いっそう合理化される、となれば
どうなるんだろう?

何かの記事で、
「銀行員の給料はモラル低下を起こさせないために高めにしてある」
というようなことを読んだような記憶があって、
金銭を扱う以上、それも一理あるのかな、と
思ったりもしたことがあったけれど、
さて、民営化後の郵政公社の場合は.....?

民営化という名の労働破壊
著者名:藤田和恵(著)
出版社:大月書店
出版年:2006.09
ISBN :9784272310456



民営化で誰が得をするのか
著者名:石井陽一(著)
出版社:平凡社
出版年:2007.07
ISBN :9784582853841


posted by Silent Bells at 23:16| Comment(0) | ニュースから本に!?

『 合衆国爆砕テロ 』

タイトルどおり、殆どそのままというか
1人のテロリストとCIAの攻防。


合衆国爆砕テロ
著者名:アンドリュー・ブリトン(著)
     黒原敏行(訳)
出版社:ソフトバンククリエイティブ
出版年:2006.12
ISBN :9784797332223


CIAの攻防、と書いたけれど、
実際は(元)CIAだった人物が
アメリカのとある「イベント」に仕掛けるテロに対する攻防。
で、この二人には過去に因縁が...

アメリカ政府も、FBIなど大勢を動員して警備するけれども、
どうしても隙ができてしまい、
テロリストもその視隙を突いていく。
現実もこんなものなのか?
いや、どうだろう、もしかするともっと
隙だらけなのかもしれない。
ここまで人員を動員するとすれば...

とはいえ、テロリストも完璧なようで完璧でない。
そのミスから...

ちょっと疑問なのは、
結末でどうも話が完結していないこと(そのように思える)。
まぁ、この続きを少し書いたところで
どれほど話が変わるか、というのも疑問だけれど、
何故ここで話が終わりにしてあるのか、
その意図は自分には見抜けませんでした...。
posted by Silent Bells at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般

2007年09月26日

2011年度には「のぞみ」が全てN700系に

当初の予定よりも「N700系」を増やす計画に変更のようで...

新幹線「のぞみ」、11年度中には全てN700系で運行
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070926i313.htm
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 JR東海とJR西日本は26日、東海道・山陽新幹線で7月に営業運転を始めた最新型車種「N700系」を従来の計画より大幅に増やすと発表した。
 2009年度までに両社で計54編成をそろえる計画を、11年度までに計96編成とし、同年度中に最速列車「のぞみ」をすべてN700系で運行する計画だ。
 JR東海はN700系の大量投入に伴い、「300系」を2011年度をめどに引退させる方向だ。JR西日本も新幹線開業当時に導入された「0系」を順次引退させる見通し。
 N700系は、カーブ区間を現在主力の「700系」より20キロ・メートル速い時速270キロ・メートルで走り、東京―新大阪間を5分短い2時間25分で結ぶ。電力消費は19%少ない。現在、10編成を運行し、早くて乗り心地がいいために人気が高いという。
 計画変更で新たに両社で計約2000億円を投入し、N700系の整備費は総額4600億円となる。
(2007年9月26日21時14分 読売新聞)
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2011年度までN700系を追加生産するそうで、
「のぞみ」は全てN700系に...

200709_0112.jpg
(N700系、新大阪)

700系は「ひかり」、「こだま」に使われると思われる。
その分、300系がJR東海から引退。

それで、今の日中の東京−新大阪 2時間37分は
短縮されるのだろうか?
(現状では2時間25分は早朝、深夜のみ)

ちなみに、記事によると6両編成で西日本に残る「0系」も
同じ時期までに引退しそう。

200709_0178.jpg
(もう後数年で引退か、0系)

(でもそのあとはどうなる? 300系を6両編成にするのか?)
 ⇒ (追記 10/30)
  500系が「こだま」に転用されるようです。
500系新幹線、「のぞみ」から引退(「こだま」に転用へ)

同じく「こだま」で残っている100系については不明。

(参考)
N700系の投入計画について JR西日本
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1173295_799.html
N700系の投入計画について JR東海
http://jr-central.co.jp/co.nsf/news/nws2007926-11326

最速への挑戦
著者名:読売新聞大阪本社(著)
出版社:東方出版 大阪
出版年:2006.02
ISBN :9784885919893



(追記 9/28)
posted by Silent Bells at 22:02| Comment(0) | TrackBack(1) | 鉄道に関して

安倍内閣は1年で終わり

就任当初、期待?があってかいろいろ騒がれた安倍内閣。
消費税引き上げを実施していればどうなったか
わからないけれども(でもいずれ消費税引き上げはあるだろう)、
結局1年で退陣、ということに。

短命1年、安倍内閣に幕
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070926ia01.htm
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 安倍内閣は26日午前、皇居で福田首相の任命式が行われたことを受けて幕を閉じた。
 在任期間は2006年9月26日の発足から366日となった。現行憲法下では歴代7番目の短期政権だった。
 安倍前首相は今月12日、退陣する意向を表明。24日の記者会見で、退陣を決断した最大の理由は体調の悪化だったことを明らかにしていた。
(2007年9月26日12時2分 読売新聞)
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退陣の理由は思わぬところから出た、という感じ。

「美しい国」とか語るのであれば3〜4年は
かけないと政策の実施も難しいと思うけれども、
でも、なんでしょうか、
前半は結構強行採決が目立ったような気がする。
参議院が自民党過半数割れしたこれからが
内閣の力が試されるとき、だと思ったのだけれども...。

「美しい国」とは何か
著者名:工藤泰志
出版社:言論NPO
出版年:2007.04
ISBN :9784903743066


posted by Silent Bells at 16:49| Comment(0) | ニュースから本に!?

映画「それでもボクはやってない」について

今年、周防正行監督でこのような冤罪事件の
映画がありましたが(実は私見てないのですけれど...)、

(映画についてはこちら)
周防正行監督最新作『それでもボクはやってない』公式サイト
http://www.soreboku.jp/index.html

以下の本を書いたそれぞれの著者が
この映画についての感想を書いているのだけれど、
受けた印象がかなり違うような感じ。
この辺は自身が巻き込まれた「事件」をどう捉えているのかとか、
もうその人のものの見方とかにもよるのだろうけれど、
違いがあること、についてはちょっと目を引いた。

お父さんはやってない
著者名:矢田部孝司(著)
     矢田部あつ子(著)
出版社:太田出版
出版年:2006.12
ISBN :9784778310462



ぼくは痴漢じゃない!
著者名:鈴木健夫(著)
出版社:新潮社
出版年:2004.07
ISBN :9784101012216


posted by Silent Bells at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判もの

痴漢冤罪事件 『 お父さんはやってない 』

痴漢冤罪事件本。
読むのは二冊目。
つい、前回読んだのと比べてしまっているけれど...


お父さんはやってない
著者名:矢田部孝司(著)
     矢田部あつ子(著)
出版社:太田出版
出版年:2006.12
ISBN :9784778310462


ちなみにこちらの方が容疑が重い。
公然わいせつと強制わいせつの容疑。
有罪になればこちらのほうが刑も重い。
で、実際初犯にもかかわらず一審で実刑判決が出てしまったと。
冤罪を主張しているわけなので当然控訴し、
高裁で無罪を勝ち取るわけだけれども、
この本から推測するのでは、
一審はやはりあまり大した審議をしてくれないのだろうか?
前読んだ本では一審は簡易裁判所だったけれども、こちらは地方裁判所。
それでも同じようなものなのか?

この本には判決文が載せられていないので、
実際裁判官が具体的にどう判断したかは分らない。
控訴審を始めるに当たって、のところである程度推測できるけれども...

結局無罪となったわけだけれども、
当初の被害者はどうなったのだろう?
こういう場合お構いなし、なのだろうか?
裁判官の判断はともかくとしても、
この本を読めば証言も曖昧で、仮に犯罪事態はあったとしても
人を勘違いしたとしか思えない。
そういう場合の謝罪はないのだろうか...?
意図的... かどうかまではこの本での追求していないので、
ここでは触れないにしても、
勘違いであれば、被告にされた著者こそ被害者ってことになる。

突然降りかかった ...
posted by Silent Bells at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判もの

2007年09月24日

中華航空機事故 『 航空ファン 11月号 』


航空ファン
2007.09.21 発売
発行サイクル:月刊
出版社:文林堂
雑誌コード:03743-11


先月、20日におきた中華航空機事故について、
4ページに渡って解説があります。
もうニュースでも報道されていることですが、
ボルトの脱落から燃料タンクが破壊され、燃料漏れが発生した、
ということが原因となっている。

で、これももう報道されていることだけれども、
国内でも同型機の検査の結果、ボルト取り付けに不具合がある機体が
見つかっている。
737は国内、海外問わず多くの数が導入されている機体、
事故のあった同型機(737−700、800)も、
国内でも多数が導入予定とのことだし、
(最初から不具合があったのでは、という機体もあり)
製造段階でミスがあるとすれば、
影響はかなり大きくなりそう...。
posted by Silent Bells at 19:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 航空機、宇宙

『 奥州王。− 日本最強の異人種、安倍一族の戦い。』

舞台は日本史でいうところの「前九年の役」。
当時陸奥国を支配していた安倍一族と源氏の戦い。


奥州王。
著者名:高橋一起(著)
出版社:新風舎
出版年:2005.10
ISBN :9784797467734


「前九年の役」を安倍一族の側から見て
物語にしたもの。
特に結末は、一般に伝えられているものとは大きく違うかも。
内容の信憑性は正直いってよくわからない...。

事実がどうであったかは、
当時の記録、物語、遺功などから推測するしか
ないのだろうけれど、
ただ、たとえば勝った側で記録された書物は、
勝った側に有利なように改ざんされていることは
よくあることらしいから、
負けた側(この本では「負けた」とはいっていないのだけれど)に
焦点を当てた方が真実が出る可能性はあるかもしれない。

で、この本、
単に「前九年の役」にとどまるだけでなく、
日本人のルーツ、にまで話が及んでいることの方が興味深い。
逆にいうと、その辺のこととか、
安倍一族の勢力が確立するまで、が
書いてあればもっとよかったのだけれども、
(読む前にはどっちかというとそのあたりを期待していた)
さすがにそこまでいくと文献とかなにも残っていないのだろうか...?

朝廷から「蝦夷」と呼ばれていたほうが
実は本当の(というか先住、言い換えればネイティブか)日本人だという。
そのことだけでも一冊の本になりそう。

というか、あるのかもしれない。
ただ自分が見つけられてないだけで...
posted by Silent Bells at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史

2007年09月23日

聖戦とはいったい何か?

ちょっと数日前のニュースになりますが...

パキスタン政権転覆を ビンラディン容疑者がネット声明
2007年09月21日10時36分
http://www.asahi.com/international/update/0921/TKY200709210075.html
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 国際テロ組織アルカイダ指導者オサマ・ビンラディン容疑者がパキスタンのイスラム教徒にムシャラフ政権転覆に立ち上がるよう呼びかける音声声明が20日、インターネット上に掲示された。米国のテロ専門サイトが声明の内容を伝えた。
 ビンラディン容疑者は理由として、ムシャラフ大統領が対テロ戦争で米国と協力していることや、今年7月にイスラマバードの宗教施設「ラール・マスジード」で起きた神学生立てこもり事件で、軍の突入による解決を図ったことを挙げている。
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何を持って「聖戦」、というのだろう?
アメリカを中心と知る覇権主義(とキリスト教?)の
支配下に置かれたくない、だとしても、
政権転覆とか、どうなんだろう?
同じイスラム同士で争っていることがアメリカの思う壺?
そういう方法でしか対抗するすべがないのか...

イスラム本来の教えって?
こういうとき、本来の教えに忠実な人(これを原理主義というのか?)
はどう思うのか?

預言者ムハンマド
著者名:鈴木紘司(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.08
ISBN :9784569693644


posted by Silent Bells at 16:50| Comment(0) | ニュースから本に!?

デジタル一眼、新世紀 『 デジタルカメラマガジン 10月号 』


デジタルカメラマガジン
2007.09.20 発売
発行サイクル:月刊
出版社:インプレスコミュニケーションズ
雑誌コード:16453-10


キヤノン、ニコンの上位機種、中級機種発表、
そしてSONY(元コニカミノルタ)の中級機種の発表。
これで、「一眼、新世紀始まる」としている。
どういう意味で「新世紀」なのかは本文を参照...

掲載されているのは
Nikon
 D3、D300
Canon
 EOS-1Ds MarkIII、EOS40D
SONY
 α700
の5機種。
安いもので本体15万ぐらいから。
Nikon、Canonのそれぞれ1機種ずつはプロ用途の上位機種。

デジタル一眼レフ、としてはかなり完成形に近づいているかもしれないですね。
まだ改善点はいくらでもあるかもしれないけれど。

ちなみに、デジタル一眼レフがデジカメの
いちばん理想なかたち、なのかどうかはまだ疑問。
デジタル一眼レフはいわば、(簡単にいってしまえば)
いちばんレフのフィルムを撮像素子(CCD,CMOS)に
置き換えたもの。
自分でも、何かもっと理想のかたちがあるのでは、と思うのだけれど、
なかなかイメージは沸かない。

たまにそういう(デジタル一眼レフ)の枠を超えるもの、を
予感させる製品が出るのだけれど、まだ不評なのかすぐに消えてしまう。
名実ともに「デジタル一眼レフ」を超える製品が出来るのはいつか?

そのときが、デジカメ自体の本当に新世紀かもしれない。

(おまけ)
さすがに時期というか、
この季節ゆえに紅葉の特集あり。
お勧めの撮影場所、時期も紹介されている。
posted by Silent Bells at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真

2007年09月21日

『 世界の傑作機 NO.123 メッサーシュミットMe163 』


メッサーシュミットMe163
著者名:
出版社:文林堂
出版年:2007.07
ISBN :9784893191540


実戦に投入された、初のロケット機。
と、世界で始めて速度で 1,000km/h を越えた機体。
(試験飛行で記録なのと、戦時中なので、
公式には承認されてないかもしれないけれど)

ここには書いてないようだけれど(見落としているかも)、
ロケット機ゆえに、確かエンジンは数分した作動できなかった
(要するに数分で燃料切れ)
ようなことがどこかに書いてあったと思います。
そこはロケット機ゆえの大きな欠点。

この機体の設計が
当時としてはどれだけ進んだものか、
ということを説明するためなのか、
飛行機がどう安定して飛べるか、
というところから音速に近づくとどうなるか、
そういうところも述べてあります。

まぁ、正直言って難しい式はよく分らない。
でも紙飛行機から実物の飛行機まで、原理は共通したものがある。
そのなかで音速に近づく研究も、
当時のドイツがいちばん進んでいたようです。

この機体に関係した技術、または
この機体に使用されたものと同じ技術が、
戦後、アメリカやソ連(当時)に渡り、
今のロケット、ミサイル、超音速の飛行機の
元になったことを改めて思い知らされます。
posted by Silent Bells at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 航空機、宇宙

2007年09月20日

『 銀河鉄道の夜 改訂新版 』


銀河鉄道の夜 改訂新版
著者名:宮沢賢治(著)
出版社:角川書店
出版年:1996.05
ISBN :9784041040034


これも同じく、とにかく読んでみる。
以下にこの手の「名作」と呼ばれているものを読んでいないかが
分ってしまいますね... 63915

ちなみに、ここには8話が収録されています。

 おきなぐざ
 双子の星
 貝の火
 よだかの星
 四又の百合
 ひかりの素足
 十力の金剛石
 銀河鉄道の夜

読みやすいのですけれど、
単に「童話」ととるには結構奥が深いようにも思えて、
いや、単に話の内容に込められた意味が
見抜けない自分がバカなのか...

著者の宮沢賢治はよほど自分の生まれた土地が好きだったのか、
著者本人の出身である岩手の土地柄を反映した記述が多いですね。
言葉(方言)もそうでしょうけれど、
直物、動物なども...
posted by Silent Bells at 04:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般

『 坊っちゃん 改版 』


坊っちゃん
著者名:夏目漱石(著)
出版社:角川書店
出版年:2004.05
ISBN :9784041001219


よく考えてみると、有名な割には
今まで読んだことがなかった。
偶然書店で比較的読みやすそうなのがあったので、
読んでみることに。

帯に「10代のうちに読んでおきたい」なんて
書いてあるのですけどね...。 63916

内容はともかくとして、
単純に1つの段落が長い、と感じるのは
このころに書かれた小説を殆ど読んだことがないからか。
このころ(明治時代)に書かれた文章はこうなるのかな。
まぁ、当時の時事に関することとかは仕方ないにしても...
巻末の注釈を見ると、軍関係の言葉が目に付く(気がする)のは、
当時の世情(日清戦争、日露戦争)の影響を
受けている、ということでしょうか。
posted by Silent Bells at 04:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般

2007年09月18日

『 プレステ3はなぜ失敗したのか? 』


プレステ3はなぜ失敗したのか?
著者名:多根清史(著)
出版社:晋遊舎
出版年:2007.09
ISBN :9784883806812


タイトルどおり失敗したのかどうか
答えを出す時期として適当なのかはよく分らない。
が、他メーカーに差をつけられているのは確かなようで、
それが何故かを探る本。

で、理由を探るうち、
プレステ3がどうこうというよりも、
ソニーという企業自体に問題点があったのではないか、
ソニーの「失われた十年」に何が起こったのか、
など、ソニーという企業についてまで言及する。

単なるゲーム機戦争だけ書いてある本ではないので、
別にゲーマーでなくても読めると思います。

ちなみに、PS3の心臓部、CPUであるセル(CELL)については、
前回の記事で書いたとおり。
当初のもくろみは崩れ去ったようです。
posted by Silent Bells at 03:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス系

2007年09月17日

ソニー、PS3の「セル」生産撤退 『 プレステ3はなぜ失敗したのか? 』

順番が後先になってしまいますが、
長と読んでいる(た?)本に関係することがニュースに。

ソニー、PS3の「セル」生産撤退 東芝に売却へ
2007年09月15日11時09分
http://www.asahi.com/business/update/0915/TKY200709150062.html
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 ソニーが、ゲーム機のプレイステーション3(PS3)の心臓部に使う「セル」など最先端半導体の生産から事実上撤退し、その製造設備はセルを共同開発した東芝に来春にも売却する方向で交渉していることがわかった。売却額は1000億円程度とみられる。ソニーはセルの新たな用途に展望が持てず、多額の生産投資を回収しきれないと判断した。
 ソニーが売却するのは半導体子会社ソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンター(長崎県諫早市)にあるシステムLSI(大規模集積回路)の製造設備。スーパーコンピューター並みの性能とされるセルのほか、ゲーム機用の画像処理LSIなどの設備も含まれる。
 東芝がこれらを買い取り、ソニーと共同出資する新会社で借りて生産する案が有力で、実質的に東芝がソニーへの供給元となる。半導体国内最大手の東芝はシステムLSI事業の強化を狙う。
 ソニーは、東芝、米IBMと共同開発したセルに対し、06年度までの3年間で約2000億円を投じたが、次世代の線幅45ナノメートル(ナノは10億分の1)の用途がゲーム機以外に開けていない状態だ。ソニーは、セルの開発を続けるが、自前で部品生産までを手がける体制を見直し、次世代テレビなど映像・音響機器に力を入れる。半導体設備投資は、デジタルカメラなどの「目」として需要が見込まれるCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーなどに重点を置く。
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「セル」はこれでもうPS3以外の用途に使われることはなさそう。
というか、それらしいことが書いてあったのだけれど、
とうとう現実のニュースとして出てしまったようで...

プレステ3はなぜ失敗したのか?
著者名:多根清史(著)
出版社:晋遊舎
出版年:2007.09
ISBN :9784883806812


posted by Silent Bells at 22:27| Comment(1) | ニュースから本に!?

2007年09月15日

『 野外毒本 − 被害実例から知る日本の危険生物 』


野外毒本
著者名:羽根田治(著)
出版社:山と渓谷社
出版年:2004.08
ISBN :9784635500265


日本にいる危害を受けそうな動物などを紹介。
その動物がどういうように危険か、とか、
前もって危害を防ぐにはどうすればいいか、とか、
万が一被害を受けたらどうするか、なども。

その他、食べると危険な動物、植物とか、
危険とはいかなくてもアレルギー反応を起こすような植物も。
(だから杉も載っていたりする、って花粉症は危険かも)

毒蛇(日本で言えばマムシ、ハブなど)やスズメバチなど、
まぁ殆どの人が危険だと分っているような種類は
ともかくとして、
実は意外な動物が毒を持っていたりするので、
これは要注意。
posted by Silent Bells at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物/植物

2007年09月14日

『 反転 − 闇社会の守護神と呼ばれて 』

バブル期を知っている人も、知らない人も...

反転 − 闇社会の守護神と呼ばれて
著者名:田中森一(著)
出版社:幻冬舎
出版年:2007.06
ISBN :9784344013438


まずは読んだ感想を一言。
「長い!」...。

実際読むのに非常に時間がかかりました。

「検察」という普段まず接することのない世界を
自身の体験を通して説明してあったり、
バブル崩壊のころ世間を大きく騒がせた事件の真相(かな?)が
書いてあったり、結構興味を持って読めると思えるのですが...

途中に出てくる記述、
「誰しも、バブルが崩壊するなどとはまったく考えてなかった」
本当にそうなんでしょうか?
やはり金銭感覚が麻痺してたから?

当時、お世辞にも業績のあまりよくない会社にいた自分には、
「絶対におかしい」と思えた。
正直、土地がいつまでも値上がりし続ける、なんてことは
ありえないと思っていた。
実際そうなったのだけれど。
単にバブルの恩恵にあずかれなかった者の僻みでしょうか...

結局なんでしょ?
こういう言い方したら失礼かもしれないですが、
バブル期に金銭感覚が麻痺して、いや金銭感覚なくだけでなく
自身のやってることすら分らなくなってしまった、ということでしょうか。
posted by Silent Bells at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般

2007年09月12日

美しくない辞め方へ ...

テロ対策特別措置法の継続が難しいと判断したから辞めた?
それにしても何故このタイミングで辞める?

安倍首相が退陣の意向、記者会見で表明
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070912it09.htm
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首相官邸での記者会見で退陣の意向を表明する安倍首相 安倍晋三首相(52)は12日午後、首相官邸で記者会見し、退陣する意向を明らかにした。
 首相は、夏の参院選での与党大敗を受け、内閣改造に踏み切ったが、政権浮揚を果たせなかった上、民主党が対決姿勢を示す中、テロ対策特別措置法延長問題を抱える臨時国会の乗り切りが難しいと判断した。自民党は月内にも後継を選出する見通しだ。党内からは、麻生太郎幹事長のほか、谷垣禎一・元財務相、福田康夫・元官房長官、与謝野馨官房長官らを推す声が出ている。
(以下省略)
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国会が始まって、所信表明演説もしたばかり。
「国会運営の行き詰まりが確実になったのを受けた判断」といわれても
行き詰まったから逃げ出した、としか見えないし。
「ここは自らがけじめをつけることによって局面を打開しなければならないとの判断にいたった」
らしいけれど、そういう判断もっと早く出来るのでは?
健康問題がどうとかいう話もあるけれど、
それでももっと早く判断できるだろうに。
ここ1,2日で急に悪化したわけでもあるまいし。

以前、細川首相が退陣したときを思い出すような。
どちらも、「お坊ちゃま」なのでしょうか?

美しい国へ
著者名:安倍晋三(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2006.07
ISBN :9784166605248


posted by Silent Bells at 21:24| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュースから本に!?

9.11テロで世界貿易センタービル、「背骨」断裂で崩壊か

9.11テロでの世界貿易センタービル崩壊、
もう6年も前のことになるが、
崩壊の理由に新たな理由が...。

米・世界貿易センタービル、「背骨」断裂で崩壊か
2007年09月11日23時04分
http://www.asahi.com/science/update/0911/TKY200709110505.html
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 米同時多発テロでニューヨークの世界貿易センタービル2棟が崩壊した理由について、火災が原因とする米当局と異なる新たな見方を、筑波大の研究者が示した。旅客機の衝突でビルの「背骨(コア柱)」の鋼材がバネのように伸び上がって砕け、接合部が外れ崩壊につながったという。
 旅客機2機は北棟の93〜99階付近と、南棟の78〜85階付近に突っ込んだ(各110階建て)。1時間余りたった後、2棟は猛烈な勢いで崩れた。
 米連邦緊急事態管理局(FEMA)の調査報告書(02年)は、航空燃料による火災の高熱で鉄骨の強度が落ちてビルが崩壊した、とした。だが、崩壊直前に下層階の窓ガラスがたくさん割れたほか、地下駐車場で多くの車が大破したとの証言など、火災説では説明しにくい現象もみられた。
 筑波大システム情報工学研究科の磯部大吾郎准教授は、FEMAなどのデータをもとに南棟の崩壊をコンピューターで再現してみた。
 旅客機の衝突で、ビルの中央部を最上階まで貫くコア柱の鋼材47本の上から約4分の1のところが断裂。上層階の重量が減ったことで、断裂部より下のコア柱がバネのように伸び、各階の床との接合部がほぼすべて外れてしまった。ビルは非常に不安定になり、わずかな力でも崩壊する状態になったという。
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単なる航空燃料による火災の高熱で、というのでは
説明し切れなかった部分を補える説の登場。

暴かれた9.11疑惑の真相
著者名:ベンジャミン・フルフォード(著)
出版社:扶桑社
出版年:2006.09
ISBN :9784594052287


この手の疑惑本では、あらかじめ爆弾が仕掛けられていて、
崩壊と同時に爆破したのでは、という説を唱えているが、
証拠となるような写真が不鮮明でよくわからない。

個人的には、「9.11はアメリカ政府かかかわった疑惑」は
否定しきれないと思っている。が、はっきりした証拠はない。
状況証拠はありそうな気もするけれど、
あくまでも推測。

今回のWTC崩壊理由について、
この手の疑惑本、および疑惑を唱えている人は
どう説明するだろうか?
posted by Silent Bells at 12:58| ニュースから本に!?

『 預言者ムハンマド 』


預言者ムハンマド
著者名:鈴木紘司(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.08
ISBN :9784569693644


イスラム教(本書ではイスラームと記述されている)の教祖の一生。
名前が知られている割には、
どういう人物であったかよく知らない。
しかも肖像画もない。
もっとも、肖像画がないのにはきちんとした理由がある。
(ちょっと乱暴なぐらい)簡単に言うと、
「キリストの二の舞になるのを防ぐために肖像を描くことを禁止したと」
だから残っていない。

「誰よりも平和を求めた男」と書かれている割には
後半は戦いの連続なんだけれど...
これはイスラームにとっては正当な戦いらしい。
自分から戦いを仕掛けたのではないと。
(全てそうなのかな?)

でもやはり戦いなんだね、異教徒相手には...。
ユダヤ教、キリスト教とイスラム教。
いずれも元は同じ。
でも争うわけなんですね。

もちろん日本に過去宗教的な争いがなかったとは言わないけれども、
そういうところはどうしても日本人には理解できないかもしれない。
この本を読んでもどうしてそうなるのかは理解できない。
個人的には、日本人の本質は「多神教」だと思っている。
だから「一神教」は理解しにくいのかな?
そして「一神教」が生まれた環境も、そこに住む民族の考えも...

「理解しにくい」で終わらせるようなことじゃないのだろうけれど...。
posted by Silent Bells at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史

2007年09月11日

『 裁判員制度の正体 』

「裁判員制度」反対の本第2弾。
第2弾... いや、自分が読んだ「裁判員制度」の本二冊目、という意味ですけれど...
この制度は本当に必要なのか?


裁判員制度の正体
著者名:西野喜一(著)
出版社:講談社
出版年:2007.08
ISBN :9784062879033


実施は2009年予定。
それまであと1年半。
昨年の内閣府の調査結果でも、参加に消極的な人が8割近く。
3人に1人が「義務でも参加したくない」。

裁判員制度の特別世論調査(内閣府)の結果
http://tawagoto.hontsuna.net/article/1828792.html

とにかく、2009年から実施予定の「裁判員制度」の
中身、問題点などが書かれてある。

一つ目を引くのは、「裁判員制度」というか、
本職の裁判官でない民間人が裁判に加担することが、
今の「憲法」に違反しているのは、という点。
裁判員が参加する裁判は、本職の裁判官だけで行う裁判と比べて
公平な裁判といえるのか?
これ、殆ど話題になってないのでは?

制度の中身が解説されていくうちに、
いかに無意味な制度が必要とされていないにもかかわらず制定されたか。
ということが分る、と思います。

何度も書きますが、
裁判員制度の対象は、殺人、放火など
刑にすれば死刑になる可能性もある重大事件。
何故重大事件が「裁判員制度の対象」になるのか?
そうしなければいけないのか?

メリット、利点などひとつもなく、
悪影響ばかりが目につく制度。
本当にメリットってあるのだろうか?
裁判官にとっては、「自分の意思だけでなく裁判員も含めた意見で、
被告人に判決が出せること」がメリットでしょうか。

要は裁判官の心理的負担が軽くなること、がメリットかもしれない、
って、あんたたちは自分の意思で司法の道を目指し、
自分の意思で裁判官になったわけでしょ?
自分の判断で刑も宣告できないほど裁判官の質が低下しているのか?

内容のなかには、
「こうなる可能性がある」
ということで、本当にそうなるかは分らないことも
書かれてあるが、実際に起こりうる可能性が高そうなこともありそう。

ちなみに、「第9章 この「現代の赤紙」から逃れるには」、は
この制度に反対の人、参加に消極的な(否定的な)人には必見です。
もしかしたら、2009年までにはこの手の本が
もっと出てくるかもしれません。
posted by Silent Bells at 12:24| Comment(3) | TrackBack(5) | 裁判もの

2007年09月09日

ワープロ(ソフト)のマイナス面 『 昭和天皇ご自身による「天皇論」 』から


昭和天皇ご自身による「天皇論」
著者名:半藤一利(著)
出版社:講談社
出版年:2007.08
ISBN :9784062758529


この本の内容と直接関係あるかどうかは疑問ですが、
(著者は関係あると思っているから書いているのだろうけれど)
178ページからの内容について。
ワープロのマイナス面とプラス面。

著者がこの文章を書いたころは、おそらく
ワープロが主流で、まだパソコンは十分に
普及していなかったのだろう。
(過去に書いた文章も収録されてあるので)
今は「ワープロ」というものすら殆ど見かけない状態。
新製品も既にないし。
なので、一応ワープロソフトに読み替えて考えてみる。
ここで挙げられているワープロ(ソフト)のマイナス面とは、
・漢字を忘れる
・字を書かなくなるので、必然的に字が下手になる
・間違った熟語を平然と使用してしまい... さらに漢字の知識・力が減退していく
・ひらがなをどんどん変換して漢字にすることができるので、つい漢字の多い文章になってしまう
などなど

自分はどうか、
うーん、結構当てはまりますね。
posted by Silent Bells at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般

『 始皇帝 − 史上はじめて中国を統一した男 』

史上はじめて中国を統一。
どこまでが中国か、という疑問もあるけれども、
まぁ、一般的に「史上はじめて中国を統一」したと言われる人物。


始皇帝
著者名:咲村観(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2007.02
ISBN :9784569667379


「神に選ばれ、神に最も近づいた男
そのとき彼が見たものとは ------」(帯より)

始皇帝の生誕より前から、没後秦が滅びるときまでが
物語の範囲。

出生の秘密、
統一するまでの彼の言動、考え、
部下との言動などは記録に残っているかもしれないが、
中国を統一することに対する彼のビジョンなど、
今ではもう創造するしかないだろうけれと、
果たして始皇帝にはっきりしたビジョンはあったのか?
確か、NHKの「その時歴史が動いた」でも
始皇帝はビジョンを持っていたような
描き方がされていた、と思った。

始皇帝亡き後急速に崩壊した秦。
その後の戦乱を経て「漢帝国」が建設される。

時代こそ違え、
日本で言えば「織田信長」に何となく似ている気もする。

どうでもいいが表紙にちょっと文句あり。
表紙の始皇帝らしき人物の裏に描かれている万里の長城、
あれば現在残っているものではないだろうか?
だとすると、その万里の長城は「明」の時代に建設された
ものだった、という記憶がある。
秦が建設した万里の長城はもっと簡素だったという。
時代考証がなってない気もするが、
歴史小説にそこまで追求するのは無意味なのだろうか...?


NHKその時歴史が動いた 中国英雄編
著者名:NHK取材班(編集)
     沖隆次(著)
     たかや健二(著)
出版社:ホーム社
出版年:2004.10
ISBN :9784834273168


posted by Silent Bells at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史

単に廃止を求めるだけでいいのか? 柏崎刈羽原発

「ココログ」に書いた記事の転載です。
オリジナルはこちら。
http://tawagoto-498.tea-nifty.com/tawagoto/2007/09/post_528d.html

今のままで危険だ、というのは分かるけれど、
これには賛同できない。

「おやすみなさい、柏崎刈羽原発」 坂本龍一さんら、廃炉求めネット署名運動
坂本龍一さんの任意団体「Artists'Power」が、柏崎刈羽原発の廃炉を求めるネット署名運動を始めた。
2007年09月07日 20時15分 更新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/07/news118.html

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 坂本龍一さんを中心にミュージシャンらが所属する任意団体「Artists'Power」はこのほど、新潟県中越沖地震でトラブルが相次いだ柏崎刈羽原発の廃炉を求めるネット署名運動を始めた。
 署名サイトは「Unplug Kashiwazaki-Kariwa/おやすみなさい、柏崎刈羽原発」。
https://www.sitesakamoto.com/unplug_kariwa/
同原発の周辺に活断層があり、再び大きな地震が怒れば重大な事故を起こしかねないと指摘。「不安を無視して再稼働すれば、不安の連鎖を引き起こし、社会に必要な信頼を失わせるのでは」として廃炉を求めている。
 賛同者リストにはSUGIZOさんや大貫妙子さん、テイ・トウワさんらミュージシャンのほか、作家の村上龍さんなども名を連ねている。
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原発1箇所を止めるのであれば、
その分減る発電量をどうするのか、
それについても触れるべきだと思う。
そのことに触れず、ただただ原発反対、廃止という意見には
どうしても賛同できない。

「柏崎刈羽原発」が地震で停止後、
東京電力は夏の電力需要をまかなうために、
普段稼動していない発電所を稼動させたり、
当然自ら節電を行ったり(これはこれでいいのだけれど)したそうで。

原発反対、廃止というなら、
その代わりをどうするのか?
今更火力発電所で補ってもいいのか?
風力発電のようなクリーンエネルギーを使う発電所を増設するのか?
それとも原発廃止分のエネルギーを節電するのか
(具体的に原発廃止分をどうすれば節電できるのかとか)?
そこまで踏み込んだ上で署名を求めるならまだ理解できけれど、
単に危険だ、というだけで
本人たちが電気を使った生活を享受している、というのでは
賛同しようもない。

いや、自分たちは節電している、というのであれば、
そう書けばいいと思うし...

原発を考える50話 新版
著者名:西尾漠(著)
出版社:岩波書店
出版年:2006.02
ISBN :9784005005291


posted by Silent Bells at 01:35| Comment(0) | TrackBack(2) | 書評ついでに言いたい放題

2007年09月08日

次期小型機の主力 ボーイング737−700/800は...


日本の旅客機 2007−2008
著者名:
出版社:イカロス出版
出版年:2007.08
ISBN :9784871499798


JAL、ANAどちらでも
紹介されているボーイング737−700/800。
今後の小型ジェット機の主力になる、と
期待されているだけに、
先日の中華航空の事故の影響は大きい。

同じようなトラブルを起こさないためにも、
点検を隅々まで行う体制を整えて欲しいところ。

写真は737−700。

20070907_9596.jpg

posted by Silent Bells at 07:48| Comment(0) | TrackBack(1) | 航空機、宇宙

『 人は「感情」から老化する − 前頭葉の若さを保つ習慣術 』

「40代から始まる「感情老化」が全ての元凶」(帯より)
だそうで、40代の人も、40代になってない人も
今のうちに知っておいた方がいいか。


人は「感情」から老化する
著者名:和田秀樹(著)
出版社:祥伝社
出版年:2006.10
ISBN :9784396110529


最初に「感情老化度テスト」というのがあって、
一通りやるとその人の感情年齢が出るそうなのだけれど、
やってみました。
えっ、18歳?
私は子供ですか... 63916

それともかくとして、、63915
要はただ流されるような生き方をしていると
そのまますぐに老化してしまう、
自分から何か「やりたいこと」を見つけ、
次々行動に移すことが大事、ということだと
解釈したのだけれど、あっているだろうか...。

でもねぇ、本当は流されるような生き方のほうが
(少なくともそのときは)楽かもしれないですけれどね、
後で気付いても遅いってことかな...

ゲーム機で「脳年齢が若い」と診断されるというだけでは不十分だと

この本で何度も出てくる「ニンテンドーDS」。
大人用の脳を鍛えるゲームが出ていて、
かなりの数が売れているというが、
ただこのゲームをやるだけでは本当の効果は期待できない、という。
(何もしないよりはマシらしいけれど)

ゲームの結果、「脳年齢が若い」と診断されることが
目的になってはいけない(不十分)、
そこから先、どう具体的に行動をおこすか、
何を始めるか、まで繋がって始めて
有効なものになるという、らしい...。
自分は DS 持っていないので
本当かどうかは確かめようもないけれど...

まぁ、テレビ番組にしろ、新聞にしろ、
本でもそうだけれど、
内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、
自分なりに考えてみるのが重要、というのは
分かるような気がする。

2007年09月07日

(読了) 『 お金もうけは悪いこと? 』

(「BOOK」データベースより)という内容の引用
「6年生のグレッグはお金もうけが大好き。これまでも、近所のそうじを引きうけたり、レモネードを売ったりして、こつこつお金を稼いでいました。そんなグレッグが始めた新しい商売は、自作のコミック本を学校で売ること。これはみんなに好評で、大成功かに思えました。でも、幼なじみのモーラがグレッグのまねをして、グレッグはカンカン。おまけに、校長先生が本を売ることを禁止して、グレッグは大ピンチ!グレッグ、どうする―。」

ちょっと対象年齢層が低めだからなのか、
(語弊があるかもしれないけれど)大人が読むと
ちょっと子供だましの印象を受けるような、そんな感じもした。


お金もうけは悪いこと?
著者名:アンドリュー・クレメンツ(著)
     田中奈津子(訳)
出版社:講談社
出版年:2007.08
ISBN :9784062141543


あえてビジネス系に分類させていただきました。

アメリカの小学生が次々と仕事や物を売ることを考え出し、
(少なくとも金額はそれほどでもないが)いろいろお金儲けに走ってしまう物語。
まぁ、途中にいろいろ障害が出てくるわけで、
そんななか、金儲けだけでない大事なことも身につけていくわけだけれど、
さぁ、これをよんでどうなのか、と。

小、中学生にもある程度商売、経済のことを教えるのであれば
いいかもしれないけれど、それ以上ではないかな。

今裁判で係争中の(元か)村上ファンド代表も
「お金もうけは悪いことですか」 と記者会見で言いましたよね。
でも、この本とタイトルと同じ意味では受け取れない気がする。

この本を読んでから先考えないといけないこと。
「お金もうけ自体は悪いことではない」
でも、「お金もうけのために何をやってもいいのか、という疑問がある」
その先には、「法律に触れさえしなければ何をやってもいいのか?」
という意見も出る、
ライブドアも、村上ファンドもそこをたたかれた、
結局は法律に触れていた、という容疑で係争中なんだけれど...

実際、「お金もうけは悪いことですか」 という発言は
詭弁に聞こえた。話をそらしていると。
あんたに批判が集まっているのはそういうことじゃないんだ。

「お金もうけのために何をやってもいいのか」

このことをもっと真剣に考えるべき。
「お金もうけは悪いこと?」だけを
議論していたのでは意味がない、と思う。
posted by Silent Bells at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス系

2007年09月06日

吹田スキーバス事故で運転手に有罪判決

今年冬のスキーバス事故について。

吹田スキーバス事故で運転手に有罪判決 大阪地裁
2007年09月06日11時01分
http://www.asahi.com/national/update/0906/OSK200709060013.html
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 大阪府吹田市で2月、スキー客ら27人が死傷したバス事故で、業務上過失致死傷と道路交通法違反(過労運転)の罪に問われた「あずみ野観光バス」(現ダイヤモンドバス、長野県松川村)の運転手、小池勇輝被告(22)の判決が6日、大阪地裁であった。笹野明義裁判官は「刑事責任は重いが、会社が利益追求のために無謀な運行を続け、過重な勤務を強いられていたなど同情すべき点もある」と述べ、懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑懲役2年6カ月)を言い渡した。
(以下省略)
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無理に事業を続けた会社にも責任があるでしょうが、
元はといえば、バス事業の規制緩和政策。
規制緩和で新規参入の業者が相次ぎ、
運賃値下げ、格安バスツアーの競争の結果がこれです。

規制を緩和して、その市場で健全な競争が
展開されるなら規制緩和に何も異論はありません。
が、現実は過度な競争が発生している。
これでも規制緩和は必要でしょうか?

改革ってそういうことじゃないんじゃないか会議
著者名:荒井広幸(著)
出版社:情報センター出版局
出版年:2007.07
ISBN :9784795847521


posted by Silent Bells at 23:25| Comment(0) | ニュースから本に!?