それも自然遺産ではなくて世界文化遺産にしよう、という本。
富士山が世界遺産になる日 著者名:小田全宏(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2006.03
ISBN :4569647332
よく(?)聞く話として、
富士山がなぜ世界遺産に推薦されないのか? ということで、
ゴミの山である、ということがよく言われている。
というか、私もそう思っていた。
が、そうではない、という話。
たとえゴミをなくしたとしても「自然遺産」としては
世界遺産には登録される見込みはない、ということらしい。
それは、「自然遺産」としての基準を満たしていないから、だそうです。
それよりも、霊峰として宗教と深く関係があったこと、
芸術作品として描かれつづけてきたこと、などで
「文化遺産」として登録できるのではないか、ということのようです。
その前提として、本書では、内容の大半が
富士山と宗教との係わり合い、芸術との係わり合いに
割かれているようです。
まえがきにこそ、「世界遺産に」と書かれているものの、
本文は歴史、宗教や芸術の話がずっと続きます。
ちょっと退屈に思えるかも。
が、その手の話と富士山の自然、富士山に登ろう、という
話が交互に出てくるので、退屈にならないように、という構成なのかも...
仮に富士山が世界遺産に登録されたらどうなるか?
といっても、あまり変わらないような気もする。
世界遺産に登録された途端、観光客が増えて、
かえって逆効果にも思えるような場所もあるように
思えますが、もともと富士山を登ろうとする人は多い(らしい)。
だから多少増えたところであまり変わらないようにも...
これはちょっと考えすぎでしょうか?
(11/10 追記)
「富士山」世界遺産登録へ... 素案提出 『 富士山が世界遺産になる日 』

