2006年07月31日

『 COLORS - from Morning to Night (カラーズ・時間の色 山下茂樹写真集)』


COLORS
著者名:山下茂樹(著)
出版社:光村推古書院
出版年:2006.02
ISBN :4838199341


「色」をテーマにした風景写真集。
場所は北海道と富士山が大部分。
特に時間順に並んでいるわけでもなく、
季節順に並んでいるわけでもないので、
その辺の写真の繋げ方の意図は今のところ分からず。
(そんな簡単に著者の意図が私に分かるわけがないか...)

朝、夕方が多いように思うのは、
単純に考えて、朝と夕方の景色が色(特に太陽)が映えるからでしょうか。
あとは夜景は長時間のシャッターだと、「こんな色になるのか」と
思いますね。
フィルムの種類にもよるのでしょうか。
私はデジカメしか使ってないので、
仮にこんな写真が撮れたとしても(まず無理だけれど 63916)、
また別の色になるかもしれない .....
posted by Silent Bells at 23:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 山岳写真集など

『 日本の特別天然記念物 - トキ、カワウソ、マリモ…自然の宝75 』

特別天然記念物。
日本で天然記念物に指定されている950種のうち、
特に貴重かつ重要とされる75件。
まえがき(本書のご利用にあたって)より


日本の特別天然記念物
著者名:
出版社:ジェイティービーパブリッシング
出版年:2006.06
ISBN :4533063624


動物だけにとどまらず、植物、山などの地域も紹介されています。
巻末には天然記念物、特別天然記念物の簡単な説明あり。
(本当に簡単に、ですが...)

で、こういう貴重な動植物を紹介することは
いいと思うのだけれど、ちょっと気になる点がいくつか...

・22ページ、小湊のハクチョウ。
  子供が餌を持っていて、その餌にハクチョウが食いつこうとしているシーンと、
  白鳥祭りで集まった人々が白鳥に餌をやっているシーンが
  載っているが、こういう「餌付け」をしているものは本当に野生種と言えるのか?
  写真で見る限り(ですが)、人を恐れなくなっている、
  というか人になついているようにも見える。
  まぁ、他の野鳥でも人になつくものはいくらでもいるようですが...

・32ページ、尾瀬
  交通(アクセス手段)は正確に書くべき。
  尾瀬に入るにはいくつかルートがあるらしいけれど、
  その全てが、「バスで*時間、終点で下車」のように、交通機関
  だけしか書かれていない。
  実際は、交通機関の終点から「山道を歩いて数時間かかる」ことを
  きちんと明記しないといけないのでは?
  あくまでも聞いた話ですが、尾瀬には普通の観光地と同じような
  軽装で訪れる人がいるらしいです。
  それも、こういう本当のことをきちんと書いていないから、
  「気軽に行くことが出来る」と思われてしまうのではないでしょうか...?

なんか苦言のほうが多くなってしまった...
posted by Silent Bells at 03:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 動物/植物

2006年07月30日

JR西の対応を考える −『 新幹線をつくった男 島秀雄物語 』より

まだまだもめてますね、福知山線脱線事故。

「大幅速度超過なぜ」、遺族ら納得できず JR説明会 (asahi.com)
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 「問題なし」とされた高見運転士の社内調査結果について、出席した遺族からは批判や不信の声が上がった。

 遺族らでつくる「4・25ネットワーク」世話人の兵庫県宝塚市、浅野弥三一さん(64)は説明会終了後、「高見運転士に問題がないというのならば、誰でも事故を起こしうるということだ。なぜ制限速度を大幅に超過してカーブに突っ込んだのかを、労働環境やダイヤなどから分析しなければならないのに、それができていない」と話した。

 同社は今回、兵庫県警の捜査が続いていることを理由に事故を起こした列車に同乗していた車掌や総合指令と高見運転士とのやりとりを公表しなかった。

 高校生だった次女の絵梨子さん(当時17)を亡くした同県川西市の河本順さん(50)は「最も肝心な事故直前の指令とのやり取りなどが全く触れられていない」と不満を漏らした。また、「報告が1年たってやっと出てくるのは、時間がかかりすぎ。内輪が内輪を調査したもので、信頼性に欠ける面もあるのではないか」と批判した。

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他に、引責辞任した当時の役員が「子会社」の役員に就任したとかで
説明会が紛糾したようです。

引責幹部“天下り”で紛糾 遺族反発、脱線事故説明会 (共同通信)

ところでこの本の第17話にこういうことが書いてあります。


新幹線をつくった男 島秀雄物語
著者名:高橋団吉(著)
出版社:小学館
出版年:2000.04
ISBN :4093410313


この本では、当時の新幹線の事故(故障?)に関して
のことなのですが、唐津一教授(東海大学)がこのようなことを語っているそうです。
(以下本文より抜粋)
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残念ながら日本では、とかく重大事故に際して関係者が真実を隠匿する傾向にある。日本にも免責制度を導入すべき。
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上記ニュースを見ても、
今回のJR西の対応もこの傾向があるのではないか、
というようにも思えます。
確かに運転士自身は死亡していますが、
車掌や司令室の証言は取れるでしょう。

それとも、電車にも飛行機のフライトレコーダーような物をつける
必要があるのでしょうか...?
posted by Silent Bells at 02:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道に関して

2006年07月29日

イスラエルはいつまで戦いを続けるつもりか 『 らくらく読める聖書 』

最近国際情勢を騒がせている二つの国。
北朝鮮とイスラエル。
それぞれに状況は違うけれど、
共に国連安保理の審議にかけられた。
が、北朝鮮の場合は、中国、ロシアが慎重姿勢。
イスラエルの場合はアメリカが強く反対。

国連要員死亡、安保理が議長声明…「非難」は削除

内容を一部抜粋
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 【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は27日、レバノン南部の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)施設がイスラエル軍の空爆を受け、停戦監視要員4人が死亡した事件で、「深い衝撃と苦悩」を表明し、イスラエル政府に包括的調査を求める議長声明を全会一致で採択した。
 原案にあった国連要員への攻撃に対する「非難」は米国の反対で削除された。
 声明は国連要員の安全に対する「深い懸念」を示し、イスラエルなど関係当局は国連要員保護に関する国際法を順守すべきだとした。
 また、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘による両国の市民の被害に対して、「深い懸念」を表明した。
 ただ、中国作成の原案にあった「国連要員に対する意図的な攻撃を非難する」との文言は、イスラエルの意を受けた米国の反対で削除された。
 また、原案は「イスラエルと国連による合同調査」を求めていたが、これも米国の反対でイスラエルの単独調査となり、「国連当局による関連資料も考慮する」と付記するにとどまった。
(以下省略)

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イスラエルの場合は、隣国を攻撃しているにもかかわらずこの措置。
イラクを「テロ撲滅」を理由に先制攻撃したアメリカは反対できないのでしょうか?
(本当の理由はイラクの「石油」だという話もあるけれど)
それともアメリカ在住のユダヤ人が圧力をかけた?

イスラエルという国があの地にある限り、周りのアラブ国家との
争いはおそらく絶えることはないのかも。
では、なぜイスラエルはあの場所に国を造ったのか?
なぜあの場所に拘るのか?
というのを考えると旧約聖書まで遡ることになるのかも。


らくらく読める聖書
著者名:島崎晋(著)
出版社:廣済堂出版
出版年:2006.03
ISBN :4331511480


いきなり「聖書」を読むのには抵抗がある、
という人にはお勧め。
全ては網羅されていないが、それでも
ユダヤ人が今のイスラエルのある場所に拘る理由ぐらいは
分かるかと思います。
posted by Silent Bells at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事系/紛争など

『 日本よ、再び 』 − まずは何をすべき?

過激かもしれない発言も見受けられるが、
ある信念を持って書かれてあるのだろうと。
しかし、自身の部下にも「信念」を持たない、
金の亡者のような役人がいくらでもいるかもしれない、
ということはないだろうか...?


日本よ、再び
著者名:石原慎太郎(著)
出版社:産経新聞出版
出版年:2006.04
ISBN :4594051278


時々過激な発言をして物議をかもしだす
東京都知事の著書。
ただ、本書の中でも触れられてあるが、発言内容が一部マスコミの手で
改変されて報道された、ということもあったようで、
そういう面では、本来言いたかったことが伝わっていない、ということも
あるかもしれない。

内容としては、過激かな、とも思える表現があったり、
一部この言葉を使ってもいいものか、疑問な面もあるが
(その辺りは専門家でもない私にはわからないので、
具体的な個所を挙げるのは避けておきます)、
大体の面で納得できることもあり、
一部「どうかな?」と感じることもあり。

ただ、これだけ沖ノ鳥島や尖閣諸島など領土問題に関して
採りあげておきながら、竹島に関する記述がなかったのが気になる。
ただ本書には入ってなかっただけなのか?
竹島に関する考えも書いて欲しかったような気がする。

まぁ、
国家にしろ、地方にしろ、
政治家、役人の方はまず読んでください。
この本に書いてあることに賛成しろ、とまでは言いません。
反対なら反対で、明確な根拠、ビジョンをもって反対して欲しい。
身の保身を守るとか、権益のために反対するような
政治家、役人は必要ありません。
税金の無駄使いです。とっとと辞めてください。


1つ賛成できる部分。(完全に賛成じゃないけれど)
航空機産業をもう一度国内に復活させること。
できれば国内だけでやれるのが望ましい。
大型機でなくてよい、小型旅客機でも十分。
最初は膨大な費用がかかるかもしれないけれど、
巨額の費用で「第2東名高速」を造るよりはよっぽど有益だと思う。
今、YS-11 後継の Q400 は故障がちなこともあるし、
ここでもう一度国産機を投入できないか?

アメリカばかりに頼っていると、
もし「アメリカの影響力が弱くなったとき」に日本は
本当に何も出来なくなってしまう。
その前に少しずつでも国産の技術を確立すべきことは
結構あるのかも。
posted by Silent Bells at 02:01| Comment(0) | TrackBack(2) | 書評一般

2006年07月27日

『 生きることも死ぬこともイヤな人のための本 』



生きることも死ぬこともイヤな人のための本
著者名:中島義道(著)
出版社:日本経済新聞社出版局
出版年:2005.09
ISBN :4532165334


「生きることも死ぬこともイヤな人」。
なんか矛盾しているような言い方だけれど、
実際そう思っている人は結構いるのでは、とも思ってしまう。
生きていたくはない、と思っても死ぬ勇気はない。
死ぬことは怖いから。
著者とそういう考えをもった20代4人との
対談の形式で書かれてある。
が、対談形式だけれど、この4人は「仮想の人物」?
ということは、かかれてある対談も仮想のもの?
何となくよく分からない構成の本だけれど、
「生きることも死ぬこともイヤな人」は結局どうすればいいの?
ということに対しての答えは最後までなかったような気がする。
あ、ひとつだけあったかも。
「死ぬのが怖ければ(イヤであれば)生きていくしかない」ということ。
哲学の詳しいことはよく分からない。
でも、何となく若っら(酔うな気がする)のは、
これがこの本の結論なのかな... ということ。
posted by Silent Bells at 03:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 人の心理

2006年07月26日

『 北朝鮮 行ってみたらこうなった。 』

新婚旅行に北朝鮮・平壌を選んだという
著者の北朝鮮(珍道中?)旅行記。


北朝鮮 行ってみたらこうなった。
著者名:のなかあき子(著)
出版社:インデックス・コミュニケーションズ
出版年:2006.03
ISBN :4757303688


日本にも北朝鮮への手配してくれる旅行代理店があり、
普通の日本人が観光目的でピョンヤンを訪れることも
可能だとか。(本文より)

ただ、やはりというか、常にガイド付の移動で
おそらくガイドの目を盗んで街中を好き放題に歩く、
というのは無理な話かも。

本の内容から見受けるには、
北朝鮮の体制を象徴するようなところに連れて行かれるか、
土産物を買う場所に連れて行かれるか、といった感じ。
売店によく連れて行かれているのは、
少しでも外貨を獲得するためだろうか...?

そういう何となく想像もできることと、
余り想像できない面も含めた旅行記。

割と軽快にかかれているので、
本当にあっさりと平壌ツアーがこなせたのか、
ちょっと疑問というか不明なところもあるけれど、
北朝鮮物の本では気楽に、というか
気を抜いて読める本だと思われます。

1つだけ、平壌でも街じゅうに灯りが少なく、
夜景、というものがあんまり見えない、というのは
今の北朝鮮の電力事情を示しているのかもしれませんね。
posted by Silent Bells at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際情勢かな

2006年07月25日

JRのネット予約は非常に不便 −『 JR10年の検証 国鉄民営化は成功したのか 』

この時期にニュースネタになったのは、
22日からJR西日本と東海とで一部(新幹線ですね)共通になったから?
しかしJR東日本は自社エリア以外は眼中になし、の様子。
システムが違うから、というのは客には通じない..。

JRのネット予約でトラブル続出 他社で切符受け取れず
 予約した切符が受け取れない――。JR各社のインターネット予約サービスをめぐり、こんなトラブルが絶えない。JR他社の切符が予約できるのに、受取場所は自社の駅にほぼ限られているためだ。改善には各社の連携が不可欠だが、動きは鈍い。夏休みに利用する人は注意しないと、旅が台無しになる恐れもある。
(以下略..)


JR10年の検証国鉄民営化は成功したのか
著者名:大谷健(著)
出版社:朝日新聞社出版局
出版年:1997.03
ISBN :4022570628


JR東海の「エクスプレス予約」は、
切符を受け取るまでは何回でも変更できるのを売りにしてたはず。
特に出張の帰りなんか、時間が読めない場合が多いから、
「何回でも変更できる」というのは本来すごく便利。
でも、ぎりぎりまで受け取るのを待って、
いざ帰途について駅まで行くと、
「ここは東日本の駅だからダメ」...。

やっぱり分割民営化に問題があったのでは?
少なくとも分割の仕方は問題だと思う。
全国規模で列車が走ってるのだから、国内全体で1社が理想だと思うけれど、
分割するにしても、別の方法があったのでは...

例えば線路、駅などを管理する会社と、実際に列車を運行する会社に分ける。
線路、駅などを管理する会社は全国いくつに分けても構わないとして、
列車を運行する会社は1つであるべき。
実際、長距離の旅行とか出張なんて大抵今のJRの境界を
超えることが多いのだから...
posted by Silent Bells at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道に関して

2006年07月24日

『 新幹線をつくった男 島秀雄物語 』

東海道新幹線の建設当時、
「夢の超特急」という人もいれば、
「四バカ」(万里の長城、ピラミッド、戦艦大和と新幹線)と呼ぶ人もいたらしい。
膨大な建設費と多くの反対勢力。
今の何かに似ているような、でも違うような...


新幹線をつくった男 島秀雄物語
著者名:高橋団吉(著)
出版社:小学館
出版年:2000.04
ISBN :4093410313


読んでる間も「長い」と思ったけれど
よく見るとページ数は多すぎるわけでもなかった...
じゃ何故そう感じたのか? (ちょっと考えてみた)

この本は「新幹線」(しかも東海道新幹線のみ)がテーマだけれど、
「新幹線」の話にたどりつくまでが長いからか...。
昭和の始め、というから太平洋戦争前から話は始まる。
そしていくつかの話を経て、やっと新幹線の計画の話に入っていく。
何故そんなに前置きが長いのか、は
最後のほうまで読んでやっと分かるような感じ。

技術的なこと、政治的なこと、
更に当時の歴史(敗戦とGHQによる統治)も絡んでくるので、
全体を理解しながら読むのは難しいかもしれない。
(そういう読み方をしなければいいのかもしれないけれど...)
そのぐらいややこしいこと全てが最後で一つにまとまる。
「島秀雄という技術者」がそのぐらいスケールの大きな人だったのだ、
ということになるのかと思うけれど、
ここまでくると読むほうも大変ですね。63915
新幹線に興味がなければ途中で投げ出してしまうかも...

しかし大きなプロジェクトに政治が絡んでくるのは
いつものことのようですね。
まぁ、当時は「国鉄」なのだから必然なのかもしれないけれど。

新幹線は今でも各地で建設中。
ついてに高速道路も各地で建設中。
それらは将来を見据えたものなのか、無用の長物なのか、
それとも大きな夢なのか...
関わっている当事者(特に中心となる人達)は
どう考えているのでしょうね?
posted by Silent Bells at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道に関して

2006年07月23日

『 暗証番号はなぜ4桁なのか? - セキュリティを本質から理解する 』

暗証番号はなぜ4桁なのか?
極当たり前のように使っているけれど、
考えてみると、なぜ4桁なの? しかも数字だけ。
それじゃ全ての組み合わせでも1万通りしかないし。
生年月日を使う人は後を絶たないし...。
お金の入金、出金を扱うのに「数字4桁」でとても安全とは思えない...。


暗証番号はなぜ4桁なのか?
著者名:岡嶋裕史(著)
出版社:光文社
出版年:2005.09
ISBN :4334033237


銀行のキャッシュカードの暗証番号から始まって、
その他、電子化されたシステムのセキュリティについて、
(著者曰く)できるだけ簡単に分かりやすく説明された本。

確かに、コンピュータ業界に精通していないととても読めない、
ということはまずないので、十分に理解しやすい本だと思います。

さすがに銀行でも、磁気カードのキャッシュカードと4桁の暗証番号では、
十分でないと思ったのか、ICカード型のキャッシュカードや、
生体認証式のものも出来つつありますが、
銀行間で統一されているわけでもなし(違う銀行では使えない)、
同じ銀行でも使えるATMが制限されていたりで、
利用者にとっては「安全」よりも「不便」のほうが大きく写る。

銀行って、本当に公共性を考えているのだろうか、
経営が怪しくなると「公共性があるから」といって
国から援助(つまり税金)を貰ったりしているけれど、
利用者の安全のことは「経費かかかる:利益が減る」からなのか、
進んでいるようには見えない。

本当に銀行が安全性を考えるのなら、
ICカードなり、生体認証付カードなりを
キャッシュカードを持つ預金者全員に配布し、
ATMも全て対応型に一斉に交換する、ぐらいのことを
してほしいもの。
こういうところは「儲け主義」が優先している、怠慢だ
と思えてしまう。

それだったら、(最近いろいろ問題が表ざたになっているとしても)
ICカードのサービスを始める、となったら
一斉に改札機を交換してくれるJRとかのほうが、
よほど公共性を認識してるんじゃないのか。
そう思えてきますね...。


なお、本書によると、
昭和63年よりまえに発行されたキャッシュカードには、
磁気部分にそのカードの暗証番号も記録されているらしいです。
だから磁気リーダで簡単に読めてしまうとか。
古いキャッシュカードをお持ちの方は、
新しいカードに交換したほうがよさそうですね。
posted by Silent Bells at 04:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 書評ついでに言いたい放題

2006年07月22日

『 国際軍事データ 2006−2007 − 数字で読む明日の世界 』

基本的には数字、グラフで比較する各国の軍事データ。
グラフだけでなく、各国の現状などの説明も多く書かれてあるのでいる。
が、個々の兵器の性能にまでは殆ど触れられていない。
(そこまで書き出すとこのページ数では収まらないかも)
なので、例えば戦闘機を機数と金額だけ出されても、実力の比較は出来ない。
その辺はこの本の限界か。


国際軍事データ 2006−2007
著者名:上田愛彦(編著)
出版社:朝雲新聞社
出版年:2006.07
ISBN :4750980226


載っているのはあくまでも2004年度のデータ。
これによると、日本の軍事費はイギリスについで6位の451億ドル。
(確か2005年度ではイギリスを上回っていたような...)

軍事費の対GDP比を比べると、日本は 0.97%。
これは軍事支出費の上位40ヶ国中39位という低さ。
それに比べると、アメリカ、中国、韓国はもっと多い。
日本よりも軍事に重点を置いているのが分かる。
北朝鮮に至っては、これで大丈夫なのか、というほどの割合。
これじゃ食糧不足にもなるわけだ。

ちょっと目をひくのが、円グラフによる比較。
体力測定のバランス表みたい...。
一応、(架空の)理想国家図がグラフが載せられて、
主要な国のグラフと比較するわけだけれど、
理想国家図というのは何を持って「理想」なのだろうか?(ちょっと疑問)

まぁ、しかしどの国もバランスが悪い。
敢えて上記の「理想」に近いのはドイツ?
日本は専守防衛の兵力だけしか持たないし、
アメリカは海外に手を出しすぎる。
中国や北朝鮮も、いずれもいびつな形をしている。

その後の数字だけを見たとしても、
日本には海外を攻撃できるような兵器も、兵力を十分に輸送、上陸させるだけの
力もないことが分かる。
(最近のイラクのように、海外に小さな部隊を派遣するぐらいの輸送力はある)
要するに、本当に専守防衛用の軍事力しか持っていない。

韓国は、日本が竹島の領有を主張するのを「植民地支配への足がかりだ」というが、
今の日本に本当にそんなことができると思うのか?

日本が竹島の領有を主張するのはEEZ(排他的経済水域)の確保のため。
事実を無視して危険ばかり煽るのはやめてもらいたいところですね。
posted by Silent Bells at 02:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事系/紛争など

『 日本人はなぜ日本を愛せないのか - 今のままでは《二流のアメリカ人》に成り下がる! - 』

日本人は海で隔てられた島国の民族。
かたや欧米や中国、朝鮮半島の人々は大陸の民族。
そこが大きな違い...。


日本人はなぜ日本を愛せないのか
著者名:鈴木孝夫(著)
出版社:新潮社
出版年:2006.01
ISBN :4106035596


まあ、ある意味「極端な」と思える本かも。
書いてあることに納得がいく点もあるけれど、
大陸型文明の批判が延々と書いてある...。
それは事実であればしょうがないのだろうけれど、
結構おぞましいようなことも書いてある。
大陸型の文明って、こういうものだったのか、と。

日本は海で隔てられた島国ゆえ、
歴史上は戦後の6年間以外は外国に占領されたことがない。
そして外国との戦争も(大陸国家と比較すれば)少ない方。
だからそもそも「外交」が苦手だということらしい。
また常に海外から文化を取り入れてきた故に
「外国のほうがすばらしい」という価値観を持ってしまう。

それに加えて欧米の真似をして帝国主義を押し進めたところへ
太平洋戦争の敗戦。
で、アメリカには都合のいい国に仕立てられ、
中国、韓国には好き放題言われっぱなし...。
「外交」が苦手だから政府もまともな反論が出来ない。

これでは、「このままではいけない」といったところで、
誰もが「じゃどうすればいの?」と思うばかり...。
日本人の民族性(?)なんて、そう簡単に変わるとは思えないし...
ただ、最後の部分は、この点についての答え(答えといえなくても、
すくなくとも方向性)を示している。

が、やはり実現は難しいでしょうね。
というのは正直な感想...。


本の内容と直接は関係ないけれど、
個人的には「自由貿易」には反対。
物価が違う国同士が関税もかけずに貿易するほうが不平等だと思う。
ま、過去には日本も価格差を利用して
アメリカに自動車を輸出し、GMなどを苦しめたわけだけれど...
posted by Silent Bells at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評ついでに言いたい放題

2006年07月20日

昭和天皇と靖国神社


戦争を知らない人のための靖国問題
著者名:上坂冬子(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2006.03
ISBN :4166604988


昭和天皇が靖国神社にA級戦犯が合祀された
以後は、靖国神社には参拝していないこと。
参拝していない理由が「A級戦犯の合祀」にあることを示すメモの
存在が確認されたそうです。

昭和天皇「私はあれ以来参拝していない」 A級戦犯合祀
http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY200607200188.html

----- 一部抜粋 ------------------------------------------------------------------
 昭和天皇が死去前年の1988年、靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されたことについて、「私はあれ以来参拝していない それが私の心だ」などと発言したメモが残されていることが分かった。当時の富田朝彦宮内庁長官が発言をメモに記し、家族が保管していた。昭和天皇は靖国神社に戦後8回参拝。78年のA級戦犯合祀以降は一度も参拝していなかった。A級戦犯合祀後に昭和天皇が靖国参拝をしなかったことをめぐっては、合祀当時の側近が昭和天皇が不快感を抱いていた、と証言しており、今回のメモでその思いが裏付けられた格好だ。
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さて、これで政府はどう出るか。
首相がどう発言するのか。
今後の成り行きに影響を与える可能性はありそうですね。
posted by Silent Bells at 17:58| Comment(2) | TrackBack(2) | 書評一般

『 あなたの話は、なぜまわりくどいか 』 − 会話が通じないのは性格のせいだ

「話し方のスタイル」も、人それぞれが持つパーソナリティの
パターンを密接に結びついているものであり、....`(以下略)
うーん、またミロンの「パーソナリティ障害」ということが関係してくるのか。
なんか難しそうだけれど、この手の本によく出てくる人ですね..。


あなたの話は、なぜまわりくどいか
著者名:矢幡洋(著)
出版社:中央公論新社
出版年:2006.07
ISBN :4121502213


最初に「言葉が足りない」系の話し方と、
どういう人が何故そういう話し方になるのか。
そして、「まわりくどい」系の話し方についても同じように分析。
人それぞれが持つ「パーソナリティ」が話し方にも影響しているという解説。

自身がどれに当てはまるか、を判断して
では、どのようにしていけばいいのか、ということになるかも。
ただ、本書にもあるが、
自分自身が本書に内容に1つ2つ当てはまっているからといって
「自分は**パーソナリティなんだ」と決めつけないようにしてほしい、ということ。

あと、他人を評価する際にはもっと気をつけないといけないことがある。
ある人がこの本のいずれかに該当する話し方していたとしても、
もしかしたら、その人の話はある性格を演じているだけかもしれない。
また、テレビに出るような人は、話し方、というかキャラクタを演じているかもしれない。

そういう場合に、その会話だけを聞いて、この人は○○という性格なんだな、
と決め付けても意味がない。
少なくとも他人を評価するには、その人の素が出ているところを
見抜かないことには難しい。

他人を判断するよりも、自分自身を分析し判断するための本。
ということになるのでしょうか。

本の内容としては、
所々で練習問題が出てくるのだけれど、
本書なりの「模範解答」もできれば書いて欲しかったような気がします。
posted by Silent Bells at 01:36| Comment(2) | TrackBack(1) | ビジネス系

2006年07月19日

『 「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ − まじめな反論 』 十分理解できず...

読了はしたのですが、どうもしっくりこない。
表紙にある「不毛な「嫌韓」「反日」に終止符を! 対話と協力で平和を!! 」という
言葉とはちょっと遠い印象を受けた...。


「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ
著者名:姜誠(著)
     大田修(著)
     朴一(著)
     鄭夏美(著)
     鄭雅英(著)
     呉文淑(著)
     綛谷智雄(著)
     藤永壯(著)
     半月城(著)
     高吉美(著)
出版社:コモンズ
出版年:2006.05
ISBN :4861870232


なぜ読んだ後の「後味」が余り良くなかったのだろうか?

この本が「マンガ嫌韓流」の批判書であること。
つまり、「マンガ嫌韓流」がまず存在し、その上での批判としてこの本が存在する。
「マンガ嫌韓流」が、この本に書いてあるように、日韓問題を部分的に採りあげて
かかれてあるのであれば、この本は、さらに「マンガ嫌韓流」を部分的に拾い上げて
「ここが間違っている」と採りあげている。
つまり、この本を読んだだけでは日韓に存在する問題の全貌が見えてこない。
そういうことも原因のひとつなのかも。

また、表紙に
「不毛な「嫌韓」「反日」に終止符を! 対話と協力で平和を!! 」
と書かれてあるにもかかわらず、
どう読んでも文章が感情的で、強い批判で、
「対話と協力で平和を!!」という方向に書かれてあるようには思えなかった。
「マンガ嫌韓流」を批判する以上、
批判のために十分に調査し、根拠を示しているようだけれど、
最終的な文章がどうも韓国側の主観的な書き方になっているように思える。

複数の著者がそれぞれの章を分けて書いているようなので、
章によって表現の程度の違いはあるけれども...

韓国の主張を全面的に受け入れさえすれば、
問題が解決すると考えられているのだろうか?(そうではないような気もするけれど)

少なくとも、「対話と協力で平和を!!」と書いている以上は、
もっと建設的な記述があるべきだと感じました。
章によって差はあるけれど、あくまでも「批判書」に
終始しているところが残念に感じます...。

ちなみに、元になった「マンガ嫌韓流」は読んでいません。
「マンガ嫌韓流」を読まずにこの本を読んだことで
こういう意見になったのかもしれないですが...

ただ、「マンガ嫌韓流」の内容に問題があること自体は
否定できないようにも思える。
結局どちらを読んでも「どちらが正しい」という判断は得られそうにもない。
というわけで、今のところは「マンガ嫌韓流」は読むつもりはありません...。

(参考までに 「マンガ嫌韓流」 )

マンガ嫌韓流
著者名:山野車輪
出版社:晋遊舎
出版年:2005.07
ISBN :488380478X



マンガ嫌韓流 2
著者名:山野車輪(著)
出版社:晋遊舎
出版年:2006.02
ISBN :4883805166


posted by Silent Bells at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際情勢かな

2006年07月18日

『 K2 非情の頂 − 5人の女性サミッターの生と死 』

少しずつ読んで、やっと読了。63716
いったい何日かかったのか...。

写真で見る分には、ピラミッド状に鋭く聳え立つ美しい山。
が、登山者として間近に立って見た場合には...


K2非情の頂
著者名:ジェニファー・ジョーダン(著)
     海津正彦(訳)
出版社:山と溪谷社
出版年:2006.03
ISBN :4635178137


念のためK2の説明を。
標高 8611m の世界第2位の山。
場所は、ヒマラヤ山脈の西、カラコルム山脈にあり、
パキスタンと中国の国境付近になる。
(実はこの場所がすごく重要)

で本題。
このK2に登頂した5人の女性の物語。
5人それぞれの生涯と、K2を含め他の山への登攀についてなど。
5人のうち、K2に登頂し下山中に遭難したのが3名。
残り2人は無事下山したが、2人とも(K2登頂の6年後に)別の山を登攀中に
遭難、死亡。

単に5人それぞれの伝記として読むことも出来るかも。
ただ、著者が「女性の視点から」書いていることからは、
男性中心、女性差別の登山界に対する問題点を投げている、とも読み取れる。

エヴェレストの総登頂者数2,000人に対して遭難者180人。
K2は総登頂者数200人弱で遭難者53人。
(2003年の時点、本書より)
K2は登頂はエヴェレストに比べてはるかに難しいらしい。
ヒマラヤのあるネパールほどは登山に対する環境に恵まれていない点。
そもそもK2のある場所が、いわゆる「カシミール地方」。
インド、パキスタン、中国が国境を争っている場所。
そのため、気楽に入山できる場所でもない。

山自体が難しいことには男性も女性も同じ。
ただ、そこに「男性中心の登山界」の問題、
K2のあるパキスタン故の問題。
つまりイスラム国家の女性に対する扱いとの衝突。
(ここでイスラム教について詳しく触れる気はないのですが...)
それらが女性登山者にとってはさらなる障害になる。

それらを乗り越えて頂上に辿り付いた5人。
故にどんなに強い意志を持っているか、
その強い意志が通常の生活でどのように影響したのか、
また、その強い意志のために、K2から生きて下山したものも、
そこで登山をやめることなく、他の山の登攀に挑戦し遭難する、
という道を辿ってしまった。
そういうことなのかと理解したのですが...。

ただ、登頂した5全員が亡くなっている、ということには、
まだ偶然なのかとか、因縁めいたものが、
などと判断するには早すぎるような気もする。
というのは、まだわずか5人だということ。
統計を取る人数としては余りにも少なすぎる...。

そして、巻末にも触れてありますが、
本書がでる前(2004年)になって、
女性で6人目のK2登頂者がでて、無事下山したこと。
その女性は今の所(という言い方は失礼か)存命であること。

もしかしたら、この先K2登頂者が更にでてくれば、
「5人の登頂者全員が遭難死している」ということも
因縁めいた話ではなく、
単に過去の記録となる日がくるときがあるのかもしれない...。
posted by Silent Bells at 08:55| Comment(2) | TrackBack(1) | SKI、山岳

『 線路を残してほしい 』


線路を残してほしい
著者名:中村和重(著)
出版社:新風舎
出版年:2006.03
ISBN :4797444576


書いてある内容に賛同できる人は少なからずいるかと思います。
が、内容が少ないのと文章に説得力がないような気も...。
全体を通して脈略がないように思えるからか。
「強過ぎた労働組合」の部分は(実質)2ページ分しかないのと、
このこと(強過ぎた労働組合)と「線路を残してほしい」とが
どう関係しているのかが、これだけだとよく分からない。

ただ、1個人の意見としてはこれぐらいだとしても、
こういう意見が 100 集まれば、さらに 1000 集まれば、
もっと大きな「動き」が起こせるような
そういう可能性はあるような気はするのですが、
何か、もっと「訴えるような力」が足りないのかな、とそんな気もしました。
posted by Silent Bells at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道に関して

2006年07月17日

『 実戦デジタル写真塾 − デジタル一眼レフで撮る自然・山岳写真の世界 』(2)

一通り読み終わった(見終わった?)のですが、
Nikon のデジカメとレンズの宣伝? とも思えるような内容。
これをどう受け取るかで評価が分かれそう...。 63914


実戦デジタル写真塾
著者名:
出版社:山と溪谷社
出版年:2006.06
ISBN :4635922235


載せられているのは全て Nikon製デジカメによる作品。
また、細かい解説も Nikon のデジカメを前提に(というか機種を出すと D200 をメインに)
説明してある。
Nikon 以外のデジカメユーザからは文句が来そうだけれど、
そうであっても、自分の機種に合わせて読み替えることは可能かも。
まぁ、わざわざ本書を選ばなくてもいいかもしれない。
D200 ユーザにとってはこの上なく便利な本かも。

カメラの雑誌でも風景写真の撮り方など、特集を組んでいる場合もあるし、
他にも風景写真の撮り方に関する本はいくらでもあるが、
まぁ、この本に限って特別なことが書いてあるかというと、
そうでもない、どれも同じようなことが書いてあるようにも思える。

露出補正のためヒストグラムの見方も載っているが、
あくまでも基本的なこと。
(こんな風に書くと自分は知っている、見たいに偉そうな書き方になって
ちょっと恐縮... 63915
で、被写体によっては例のように綺麗には出ないよ、
暗いほうに偏ることもあるし、明るいほうに偏ることも。
ということはその場その場でベストな設定は変わる、ということになる。
結局は場数をこなして経験値として覚えてしまいなさい、ということか。63915

そこがいちばん難しいのだけれど...。

あとはちょっと苦言になるけれど、
77ページの説明書きが間違っていたり、
126ページの登山用具の紹介のところでは、
紹介されている用具の写真がギザギザ... 63905
元々サイズの小さい写真を無理やり載せているのではないかと。
そういうチェックミス、手抜き(?)と思われる部分があるのは
ちょっと残念。値段が1500円もするだけに...

あとは、この本に載っている写真を見てもそうなのだけれど、
(というか、この本に限ったことではないけれど)
デジカメで撮った写真でどうしても気になるのが、
木や遠くの小さな葉の描写。
なんとなく自分で撮っていても違和感を感じる部分。
ちょっと専門的になるけれど、補間処理とか輪郭強調とか
デジタルならではの処理のせいだろうか...
その点、皆さんは気にされるようなことはあるのでしょうか...?
posted by Silent Bells at 04:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 山岳写真集など

2006年07月15日

途中で断念... 『 私の嫌いな10の人びと 』

少し読みかけたのですが... すぐに中断。
あとは途中を少しだけ、それとあとがき。
そこで断念しました。


私の嫌いな10の人びと
著者名:中島義道(著)
出版社:新潮社
出版年:2006.01
ISBN :4104397032


単に内容が自分に合わなかったのだろうか?
それとも読む気が失せていた?
買った直後に読み始めていたら最後まで読んでいたかもしれない。
とすれば、後回しにしたがために読むタイミングを失った、
ということになるのだろうか...。
(今となってはもうよく分からない 63916

無理してでも最後まで読もう、という気にはなれませんでした。
特に難しいとは思ったわけでもなし。
ただ、読んだ範囲内での判断だけれど、自分には合ってなかったかも。63909
途中で断念、放棄してしまいました...。

ネガティブな書き込みでスミマセン...
63897
posted by Silent Bells at 19:44| Comment(0) | 書評一般

2006年07月14日

『 図解雑学 − 巨大望遠鏡で探る宇宙 』

「オールカラー 絵と文章でわかりやすい!」の通り、
**論 などが延々と語られるようなページはない。
ちょっとした仕組みについての説明は当然あるとしても、
少なくとも、大型望遠鏡で撮影された写真を見ているだけでも楽しめる。


巨大望遠鏡で探る宇宙
著者名:二間瀬敏史(著)
出版社:ナツメ社
出版年:2006.05
ISBN :481634117X


太陽系の説明。
まずは太陽、それから各惑星の説明。
そのあと恒星の説明になり、銀河の説明へと移る。
最後に、観測手段としての望遠鏡の仕組みなどの説明がある。

ちょっと興味深いのは「すばる望遠鏡」。
ハワイのマウナ・ケア山頂に建設された、口径約8mの望遠鏡。
その巨大な反射鏡をコンピュータ制御で形が歪まないように
補正している、というのはテレビでも紹介していたが、
その主焦点カメラに付けられているのは 8000万画素のCCD。
「すばる望遠鏡」が稼動を開始したのは、1999年初め。

その頃の一般のデジカメは、コンパクト型でやっと100万画素に到達、
デジタル一眼はあったかもしれないが、値段が200万円ぐらいはした頃。63714
残念ながら CCD の大きさについては記述されていないけれど、
当時、既に8000万画素のCCDを持った「デジカメ」が、
最先端を行く天体観測用に望遠鏡に搭載されていた。
CCD だけでもいくらかかったのでしょうね?

その頃から既に15年以上経った今、
デジタル一眼レフでも 1000万画素機が数種類販売され、
ついには5万円ほどのコンパクト機にまで 1000万画素機がでるようになった。
本来 CCD にしろ CMOS にしろ、
撮像素子の小型高密度化は、画質の面では不利になるが、
このチョウして開発されると、数年後には
「デジタル一眼レフで8000万画素」というような時代がくるかもしれない。
1億画素、なんてカメラの出現を予想する人もいる。

もっとも、その頃には「すばる望遠鏡」の主焦点カメラも
新しいものに交換されるかもしれないですね。
posted by Silent Bells at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 航空機、宇宙

2006年07月13日

たばこはダイオキシンと同じぐらいの毒性?

こわいこわい...

たばこの毒、細胞内ではダイオキシン並み 山梨大研究 (asahi.com)

「 たばこを吸うと、猛毒ダイオキシンが大量に体内に入った時と同じ反応が細胞内で起こる――。こんな報告を、山梨大医学工学総合研究部の北村正敬教授(分子情報伝達学)らが、米学術誌「キャンサー・リサーチ」15日号に発表する。
(以下省略)」

マウスでの実験結果なので、
人体だとどうかはまだ分からないですけどね。
でも、分からないけれど

「たばことかかわっていると見られる発がんや妊娠異常などはダイオキシンの健康被害と似ており、同じメカニズムが関与している可能性がある」

ということのようなので可能性は高い、
ということでしょうか。
posted by Silent Bells at 13:00| Comment(1) | たわごと

『 年寄りの話はなぜ長いのか 』 (2) 1週間が過ぎていくのが早い...

今日はもう木曜日。
つい先日、日曜の夜に「ああ、また明日から仕事か..」と
思っていたような気がするが、それでももう木曜日。
そして、金曜日、土曜日。
でも週末はあっという間に過ぎ去ってまた日曜の夜...。
来週が3連休なのがせめてもの救い、かな?


年寄りの話はなぜ長いのか
著者名:高田明和(著)
出版社:東洋経済新報社
出版年:2005.08
ISBN :4492222634



以前に、「人間は子供の頃は時間の流れがゆっくりで、成人になり、
年をとるにしたがって時間の流れが速くなっていくという。」
と書かれてあったのを思い出す。

本当に1週間が過ぎていくのが早い。
年をとるにつれてこれが更に早くなっていくのであろうか?
どこかで一度「時と止めて」休むことは出来ないものだろうか...
posted by Silent Bells at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康/病気など

『 日本が100人の村だったら 新装版 − 今の日本/昔の日本 』

もし50年後にこの本が再び書かれるとしたら、
どのような内容になっているだろうか...


日本が100人の村だったら 新装版
著者名:水野かおる(著)
出版社:データ・ハウス
出版年:2006.07
ISBN :4887188870


本の内容自体はすごく簡単。
いくつかのことを、過去(といっても百年前まで)と現在と数字で
比べているに過ぎない...。

で、だからどうなのか?
と考えるかどうかでこの本の価値が変わってくるのかも。
単に「ふ〜ん、そうなの」で終わればそれまでの本。

過去と今を比べて、どちらが暮らし安いのか、
どちらかいい社会なのか、と考えることが出来るかどうか。
でも、著者は、
過去のほうが良かったとも、今のほうが恵まれているとも
断定するつもりはない、とも書いています。

じゃぁ、どうなのか?
昔は昔でいいところがあり、今は今でいいところがある。
「昔は良かった」と考えたところで昔に戻れるわけではないし、
「もっと後になってから生まれればよかった」と考えてもかなわぬ話。

今は今でいい部分があるのだから、今のままでいいじゃないか。
それとも、過去より悪くなっていることは過去のように戻す?
ここが難しいところですね。

でも、これだけ周りにものがあるにもかかわらず、
生き甲斐がない、やりたいことがないという人が多いのも事実。
「自分にはこれしかない」と思ってる人のほうが幸せに見えることもある。

最後の方に、
「私たち一人一人が捨て鉢にならずに日々をくらしていくことこそが
肝要なのではないでしょうか。」

と書かれてありますが、そんなに毎日を大切に生きているかな〜 63916
単に流され、時間に追われて 63838 生きているだけかもしれない...

そのまま流せば、単に薄いページの少ない本。
考え出すと、どうまとめていいか分からなくなるほど
ややこしく、というか、ぐちゃぐちゃになってしまう本。 63915
どう解釈するかも、読む人次第... 63716
posted by Silent Bells at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評一般

2006年07月12日

『 間違いだらけの山登り − 「知らなかった」ではすまされない62項目 』

梅雨が明けたら本格的な夏山シーズン。
その前に読んでおいた方がいいと思われる本。 63716


間違いだらけの山登り
著者名:岩崎元郎(著)
出版社:PHP研究所
出版年:2006.07
ISBN :4569644945


間違いだらけの−− とは言うが、
特にびっくりするようなことは書いていない。
おそらく、山関係の雑誌などにも同じようなことは書いてあるはず。

まぁ、それでも登山ノウハウに関することが
一冊にまとめてある点は便利かもしれない。
ここでいう登山ノウハウは、主に中高年を対象とした。
日本国内の登山について。

それより若い世代であれば、体力など多少違ったことはあるかもしれないので、
その点は別途参考になるものを読んだほうかいいかも。
ただ、中高年に限らず誰にでも通用することも多いので、
世代が違うからといって役に立たないわけではない。

山での事故が、その大半が実は初歩のミスで起こっている
ということからも、
こういう本があらためて必要になってくるのかもしれない。

最後の山岳保険については、
(特に北アルプスでは)完全は落とし穴になる。
ピッケル、アイゼン、ザイルを使う場合は保証の対象外、
となっている保険には要注意。63913
一般にピッケル、アイゼン、ザイルなどはどちらかというと
上級者向けのコースとか、冬山向けに必要なものだけれど、
夏でも「白馬大雪渓」のような場所では軽アイゼンを使うことが多い。
そういう「軽アイゼン」でも適用対象外になってしまう、とのこと。
posted by Silent Bells at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | SKI、山岳

韓国の大統領 盧武鉉

韓国の大統領がこの人になってから、
何となく反日が強くなったような気がする。
何のためにそこまで反日を煽る?

今回の北朝鮮ミサイル発射問題でも
日本政府のやり方を批判しているし、
竹島問題や靖国神社問題は沈静化するどころか
大きくなる一方。

竹島の領有権争いは日本から見れば、
あくまでもEEZ(排他的経済水域)を確保できるか、の問題だと
思うけれど、韓国は日本の課朝鮮侵略の一歩、という見方をする。

将来、日本が朝鮮半島に再び侵略を行う、とでも
本気で思っているのだろうか?
posted by Silent Bells at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事系/紛争など

2006年07月11日

『 ホーキング、未来を語る 』 難し過ぎ...

「ホーキング、宇宙を語る」より、
もっと優しく宇宙の神秘を伝えたい。
だたら、私はこの本を書いたのです。
(帯の裏面より)

いえいえ、これでも十分過ぎるほど難しいのですけれど... 63915


ホーキング、未来を語る
著者名:スティーヴン・ホーキング(著)
     佐藤勝彦(訳)
出版社:ソフトバンククリエイティブ
出版年:2006.06
ISBN :479733634X


第1章からいきなり相対論。
とりあえず初歩的なことは分かったような(気がするだけ?)感じだけれど、
その先量子論の話になってくるともうわけがわからん!

理解したつもりで(?)先を読んでいくと、
やはりタイムマシンの話... 6383863912
時間旅行は出来るのか?
出来るような、出来ないような話が続いていって、
理論もよく分からないので、
「少なくとも人類の今の技術では出来ない」のだと勝手に理解しました。 63916

6章だけが比較的わかりやすかったような気がするけれど、
それは理論の説明が少なかったからかも...

最終章もよく分からん...
物理学を専攻している人が読めば、
もっと違った意見になるのでしょうが、私のような素人にはちょっと...
何故に宇宙の仕組みってそんなに難しいの?

最後のほうに「参考図書 − さらに勉強したい読者のために」とあるけれど、
もっと簡単に書いてある本も紹介して欲しい、
そう思ってしまいました ... 63716
posted by Silent Bells at 02:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 航空機、宇宙

2006年07月10日

『 2ちゃんねるで学ぶ著作権 − ブログやウェブサイトが訴えられないために 』

夕方から頭痛気味であまり食欲もなし 63895
夏になるとすぐに起こしてしまう脱水症状か?
まだ梅雨も明けてないというのにこれでは... 63915

それはさておき、著作権の本。
このような本を扱ったサイトなら誰でも関心があると思うのですが... 違うかな?


2ちゃんねるで学ぶ著作権
著者名:牧野和夫(著)
     西村博之(著)
出版社:アスキー
出版年:2006.07
ISBN :4756147704


弁護士、牧野和夫氏と2ちゃんねる管理人、西村博之氏、
そしてアスキー編集部担当者の対談形式。
だいたいは西村博之氏もしくは編集部担当者が質問をぶつけ、
それに牧野和夫氏が答える、という感じ。

著作権のこと抜きにして単純に読んでるだけでも面白いのですが、
西村博之氏の質問には、おそらく誰でも疑問に思うようなことがあったり、
2ちゃんねるの書き込み、という実例を元に話を進めているので、
割と解かりやすいほうではないかと思います。

2ちゃんねるを実例にしてますが、
もちろん他の掲示板、ブログに当てはめて考えてみることも
出来ると思います。

同じ例でも書き方で違反になる、ならないが分かれるなど、
とにかく判断しづらいケースのある著作権。
本書でも、場合によりけり的なことが何度も出てきます。
まぁ、それでも西村博之氏の「たとえば〜〜だったら?」、「それじゃこういう場合は」
など突っ込んだ質問のあるおかげで
違反になる、ならないの境界が分かりやすく解説されているほうでは、
と感じました。

ただ、牧野和夫氏のあとがきで
「本書での見解はあくまでも一般論」
「具体的な問題については、個別に弁護士に相談してください」
とかかれてあるので、
結果としても、本書で全てが解決するわけでもないようです。

まぁ、でも著作権1つとってもこれだけ複雑だと
理解するのに苦労しますよね。 63915
弁護士を儲けさせるだけじゃないの(というのは言い過ぎか 63906)...
posted by Silent Bells at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット

2006年07月09日

『 世界の傑作機 NO. 19 陸軍4式戦闘機「疾風」 』

以前にも紹介した機体。
『四式戦闘機疾風』− 大戦末期にベールを脱いだ陸軍航空隊の最終兵器
『 四式戦闘機疾風 』 現存する疾風の展示場所は...
太平洋戦争当時の日本の最速戦闘機。


陸軍4式戦闘機「疾風」
著者名:
出版社:文林堂
出版年:1996.12
ISBN :4893190164


機体に関する一通りの説明はされているけれど、
全体としては記事は少なめ。
機体の写真は割と多く掲載されていると思うけれど、
鮮明なものが少ないのが残念なところ。
もっとも、「疾風」に関してはそもそも残っている写真が少ないらしい。
目立つところとしては、当時実機で戦闘に参加していた人のインタビューが
載っていること。

また、本機の最高速度について、
国内での正式な記録は 624km/h になっているが、暫定エンジンを積んだ機体での計測。
その後、660km/h を出したという記録もあるが、
そのことについては、あまり深い記述はなし。

その点など、
より詳しい本としては、こんなのがあります。

四式戦闘機疾風

比較すると、いくつか記述に食い違いがあることが分かる。
アメリカ軍に捕獲された機体のうち、最高速度687km/h を出した機体と
戦後日本に返還され、現存する機体とがごっちゃになっている。

記事が書かれたのが古いからか?
(平成元年第1版発行となっている)
まぁ、その後に新たな資料が発見されて、というこはよくあるので
これが仕方ないか...。

また、現存する期待は京都嵐山美術館にある、となっているけれど、
これも記述が古いためか。
以前にも紹介しているけれど、
参考までに、現在は鹿児島の知覧特攻平和会館に保存してあります。

知覧特攻平和会館 展示されている戦闘機「疾風」
posted by Silent Bells at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 航空機、宇宙