読了。
帯情報より。
韓国側の領有権主張に根拠がないこれだけの理由
争点を整理した「竹島問題」の絶好のガイド
下手すると、本当に火種の元になりかねない問題なのですが...
始めに断っておくと、
あくまでも日本の立場で書かれた本である、ということ。
当然、これを読んだ韓国人は感情的になるか、憤慨するかもしれない。
(ちょっと憶測あり)
しかし、本の内容としては、
感情論に訴えず、
歴史的認識とも関係なく、
あくまでも事実はどうなのか、を説明している点は評価できると思われる。
もちろん江戸時代の日韓の資料は、記録が十分でなかったり、
当時の関係者の証言が曖昧、食い違っていたりするので、
何が事実なのかを突き止めらければならない。
その点について、記録を一つ一つ検証して、
その記録に根拠があるのか、また単なる勘違いなのか、を分析してあること。
また、江戸時代、明治を経て戦後までの
双方の政府による「竹島問題」の扱いについても記述されている。
これは私の個人の考えですが、
日中や日韓の交渉で、「歴史的認識を合わせる」という言葉が
よく出てくるが、この「歴史的認識」という言葉は交渉の場に相応しいのか?
例えば事実誤認であったり、偽証であったりしても、
それは「本当のこと」として認識されれば、
当然双方が違う「認識」を主張しあうことになる。
お互いが自国に都合のいいように過去を認識しているわけだから、
いつまで経っても平行線。解決するわけがない。
「歴史的認識を合わせる」のではなくて、
「歴史的事実を双方が正しく認識する」ことが必要なのではないか?
過去の史実を一つ一つ検証し、
何が「事実」なのかを調査、判断していけば、
当然答えは出てくるはず。
日本政府もこういう交渉をすべき。
竹島問題が今まで解決されずにこじれているのは、
日本の政治家お得意(?)の「行き詰まれば先送り」してばかり
だったからではないのか?
太平洋戦争当時の日本の韓国植民地支配と、
竹島の領有権は本当に結びついているのか?
これも「植民地奪還」などと安易に感情的にならずに、
過去の竹島の領有権がどうだったのかをきちんと正確に判断すべき。
日本政府も、不用意に「過去の清算」に踊らされないこと。
「過去(植民地支配)の清算」は必要かもしれない。
ただ、それと「竹島問題」は同じなのか、
それとも別個の領有権の問題なのか、をはっきりさせる必要はあるかと。
いつまでも韓国の主張に対して卑屈でなる必要はない、
と思います。
この本を読む限りでは、現在の状態は
「韓国が日本の領土(竹島)を不法占拠(ある意味侵略)している」
と読み取れます。
次は韓国側の立場で書かれた本の読んでみなくては。
一応公正を期すために...。
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posted by Silent Bells at 09:41|
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